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2017年01月09日

怪物ゴルゴンの視線と血液で作られた石“コーラル”(珊瑚)

原木の状態ではまるで樹木のような姿をしているのに、どういう訳か石のように硬く、血のように紅い色をした珊瑚。古代ギリシアの伝説では、そんな珊瑚の起源をいかにも不気味な物語で説明している。

medousa.jpg

ずっと昔のこと、ギリシアの遥か西方に死者の国があり、そこからそう遠くない場所にゴルゴンという三姉妹の怪物が棲んでいた。髪の毛が蛇で、猪のような牙が生え、ブロンズの腕を持ち、背中から黄金の翼が生えた怪物である。しかも、彼女たちの視線はどんなものでも貫き通し、その眼で見られたものは、動物であれ植物であれ、全てが石に化してしまうという恐ろしい怪物であった。

ここに、英雄ペルセウスがやってくる。ペルセウスは、大神ゼウスとアルゴス王の娘ダナエとの間に生まれた英雄だが、なんの因果か、どうしても怪物ゴルゴンの首を一つ取って来なければならない運命に陥ったのである。ペルセウスは女神アテナから、空を飛べる翼のある靴、姿を消せる帽子などを譲り受け、ゴルゴンの隠れ家目指して出発した。
ペルセウスはゴルゴンたちの洞窟にやって来ると、三姉妹が眠っている隙にメドゥサの首を切り落として逃げ出した。ゴルゴン三姉妹は、ステンノ、エウリュアレ、メドゥサという名で、一番下のメドゥサだけが不死ではなかったからだ。

Perseus.jpg

この帰り道、空飛ぶペルセウスが下を見ると、とある海岸の岩に美しい乙女が縛り付けられているのが見えた。彼女の名はアンドロメダ。その土地の支配者の娘だったが、母カシオペアが海の神々を怒らせたため、生贄として海の怪物に襲われようとしていたのだ。事情を知ったペルセウスは放っておけなくなり、今度は海の怪物を退治することになった。このとき、ペルセウスはゴルゴンの首を海岸の上に置いたが、そうするとゴルゴンの視線を浴びた海草は全て硬い石と化してしまった。しかも、ゴルゴンの首から流れ出すおびただしい血のために、石と化した海草は紅い色に染まった。

red coral.jpg

こうして、まるで樹木のようでありながら、石のように硬く、真っ赤な色をした珊瑚が誕生したのである。一説によると、ゴルゴン退治の全ての物語が終わった後、ペルセウスはその首を海に捨てた。その結果、ゴルゴンの首は海の中を転がり続け、その視線と流血によって、今でも珊瑚を作り続けているという。

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