2017年01月03日
龍涎香(りゅうぜんこう)
「龍涎香」は、マッコウクジラの腸内で稀に作られる結石です。
龍涎香には、マッコウクジラの主食であるタコやイカの硬い嘴(カラストンビ)が含まれていることが多いため、消化できなかった餌を消化分泌物により結石化させ、排泄したものと考えられていますが、その生理的機構や意義は詳しく判っていません。
この龍涎香、古来から洋の東西を問わず珍重されてきた品で、香料・医薬品・媚薬として取引されてきました。
現在でも、香水などの香料として非常に高い価値があり、写真に写っている色・サイズのものだと、数百万円の値が付きます。
ただし、海を長年漂流し、日光と酸素による酸化分解により香りが高まったものでないと、価値がないそうです。
生成に多くの年月が掛かった黄色の龍涎香は最高に貴重で、抹香の香りがする軽石のようなものだそうです。そもそも、マッコウクジラの漢字表記は「抹香鯨」で、この龍涎香が由来だとか。
海岸をお散歩する際、漂着物に注意して見ていたら、龍涎香に出会えるかもしれませんよ。
龍涎香には、マッコウクジラの主食であるタコやイカの硬い嘴(カラストンビ)が含まれていることが多いため、消化できなかった餌を消化分泌物により結石化させ、排泄したものと考えられていますが、その生理的機構や意義は詳しく判っていません。
この龍涎香、古来から洋の東西を問わず珍重されてきた品で、香料・医薬品・媚薬として取引されてきました。
現在でも、香水などの香料として非常に高い価値があり、写真に写っている色・サイズのものだと、数百万円の値が付きます。
ただし、海を長年漂流し、日光と酸素による酸化分解により香りが高まったものでないと、価値がないそうです。
生成に多くの年月が掛かった黄色の龍涎香は最高に貴重で、抹香の香りがする軽石のようなものだそうです。そもそも、マッコウクジラの漢字表記は「抹香鯨」で、この龍涎香が由来だとか。
海岸をお散歩する際、漂着物に注意して見ていたら、龍涎香に出会えるかもしれませんよ。
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