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2019年04月14日
新1年生にもおすすめ・論理的に考える力を育てる☆ピラミッドけいさん☆
プリントはこちら
https://drive.google.com/open?id=1OWw6mpWzRnUA1SQMmvyBcZIxeOEKtBKl
進め方
一段下の二つのマスの数字を合計した数を上のマスにに入れていきます。 |
左下の2と5を足します。 |
2+5=7で、上段の2と5の間のマスに入る数は7とわかります。 |
次は下から二段目の左側の二つを足してみましょう。 |
7+8=15ですね。 7と8の一段上に15を書き入れます。 |
隣同士で足し算できるところがなくなったので、次は、一番下の段の真ん中の数字を考えてみます。 5+?=8になればいいので…… |
5+3=8 5の隣のマスには3が入ります。 |
一番下の段の残り一つも同じように考えて 1と合わせて10になるのは…… 9ですね |
下から2段目の数字がそろったので、また隣同士を足し算していきます。 ここで、進め方のルールがあります 使う数字は1〜10のみ。 11以上の場合は、1の位だけを使います。 マスに書いてある数が12の場合、2として足し算をしていきます。 |
12は2として隣の数と足し算し、三段目の二つのマスは10と12になります。 |
三段目の15,12もそれぞれ5,2として隣のマスと足し算します。 ※10の方が0よりも先に習うので、1〜10の数字を使うことにしていますが、お子さまに合わせて、使う数字は0〜9として2桁の数は一律1の位(右側の数字)のみ、とした方がわかりやすい場合はそれでも大丈夫です |
3段目で5+10、10+2をして、 2段目は15と12が入ります。 |
いよいよ頂点の数字がわかります。 一の位の2と5を足して…… |
2+5=7 この問題の答えは7です |
この課題は、計算の問題ではありますが、計算以外にも必要な力があります。
端や下から順番に足し算をするのではなく、わかるところから解く。
次に解けるところを探す力です。
また、一見「足し算をしましょう」という作りにしていますが、結局は引き算も使います。
ただ、足し算や引き算の式は必要なく、隣や上の数字から判断して埋めていくので、いわゆる処理速度の速いタイプのお子さまだと、足したのか引いたのか意識できていないことがあります。
数字を出した後に「どうしてそう考えたの?」と質問し、処理を言語化して確認してあげると効果的です。
式を使って考える必要はないのですが、後から考え方を確認して式に表してみるのも文章問題の理解などにもつながります。
冒頭のPDFに、枠だけのページも入れています。
問題は無限に作れますし、お子さまの学年や興味に合わせてルールも工夫して楽しんでいただけたら嬉しいです
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZAKWS+10WWAA+50+2I1LJ6
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2018年08月30日
繰り上がり・繰り下がり計算の基礎を養うカードゲーム☆10になるしんけいすいじゃく☆
八月も残り2日になりました
地域によってはすでに二学期がスタートしましたね。
1年生は、二学期に算数で「繰り上がり」「繰り下がり」の計算を学習します。
今は多くの教科書で「さくらんぼ計算」を使って計算の仕方を学ぶようです。
私が1年生の時にはこの「さくらんぼ計算」を習った記憶がありません。
この30年の間に広まった教え方なのでしょうか。
とてもわかりやすくていい方法だと思います。
この「さくらんぼ計算」でもそうですが、繰り上がり・繰り下がりの計算では足して10になる組み合わせが土台になります
そこで、繰り上がり・繰り下がりの計算を習う前のお子さんや、習ったけれど難しさを感じているお子さん、はたまた、数を数えられるようになり、合成・分解に興味を持ち始めたお子さんにもおすすめなのが、
10になるしんけいすいじゃく
トランプの神経衰弱は、きっと多くの方が遊んだことのある定番のゲームですよね。
伏せて置いた札を2枚めくり、同じ数が出たら当たり!……ですが、この「10になるしんけいすいじゃく」では、その名の通り、合わせて10になるペアをめくれば当たりです。
それでは2枚めくってみましょう
おっ
やったね、当たり〜ゲット
これだけです。
とてもシンプルなゲームですし、神経衰弱をベースにしているので、初めての子でもルールがわかりにくいということはないと思います。
カードは、トランプでももちろんできるのですが(10〜13とジョーカーは除きます)
この数はあといくつで10になるのか
を意識しやすくするため、黒丸●と白丸○で1〜9を表現しています。
当たりになる組み合わせは5種類ですね。
基本的には普通の神経衰弱と同じルールで進めます。
カードは1〜9×4セット=36枚で用意するのが、1対1のゲームではちょうどいいかと思います。
人数が増える時は2セット増やして54枚でもいいかもしれませんね。
(偶数セットにしないと、5が余ります。)
お子さんの記憶力等の状況に合わせて、療育者は常に1回のプレイで交代(当てても続けてめくらない)等のハンデを設ける場合もありました。
このカードは、下の写真のように黒丸や白丸を並べた表を作ってプリントアウトし、厚紙にベターっと貼りつけて乾いたら切っただけの簡単なものです。
私は、丈夫そうな紙袋が家にあったので、それを開いて貼りました
のりでピッタリ貼り合わせるので、コピー用紙と紙袋でも、ちょっとシャッフルしたりめくったりして遊ぶのには十分な強度になりました
PDFダウンロード
https://drive.google.com/open?id=1JrDkhiHvV2KHmv7aMMphQ51aGsv2QTUT
10になるペアを作ることに慣れたらトランプで遊ぶのもいいと思います。
繰り上がり・繰り下がりの計算を学習したお子さんには、カードの種類を増やして10以外のいろいろな数を当たりにするゲームもできそうです。
例えば……6から14(10は除く)のカードで引き算をして5になるしんけいすいじゃくとか
いろいろ考えられますね。
ぜひ、お子さんの興味関心や学習課題に合わせたオリジナルゲームを作って、楽しく遊んでみてください
地域によってはすでに二学期がスタートしましたね。
1年生は、二学期に算数で「繰り上がり」「繰り下がり」の計算を学習します。
今は多くの教科書で「さくらんぼ計算」を使って計算の仕方を学ぶようです。
私が1年生の時にはこの「さくらんぼ計算」を習った記憶がありません。
この30年の間に広まった教え方なのでしょうか。
とてもわかりやすくていい方法だと思います。
この「さくらんぼ計算」でもそうですが、繰り上がり・繰り下がりの計算では足して10になる組み合わせが土台になります
そこで、繰り上がり・繰り下がりの計算を習う前のお子さんや、習ったけれど難しさを感じているお子さん、はたまた、数を数えられるようになり、合成・分解に興味を持ち始めたお子さんにもおすすめなのが、
10になるしんけいすいじゃく
トランプの神経衰弱は、きっと多くの方が遊んだことのある定番のゲームですよね。
伏せて置いた札を2枚めくり、同じ数が出たら当たり!……ですが、この「10になるしんけいすいじゃく」では、その名の通り、合わせて10になるペアをめくれば当たりです。
それでは2枚めくってみましょう
おっ
やったね、当たり〜ゲット
これだけです。
とてもシンプルなゲームですし、神経衰弱をベースにしているので、初めての子でもルールがわかりにくいということはないと思います。
カードは、トランプでももちろんできるのですが(10〜13とジョーカーは除きます)
この数はあといくつで10になるのか
を意識しやすくするため、黒丸●と白丸○で1〜9を表現しています。
当たりになる組み合わせは5種類ですね。
基本的には普通の神経衰弱と同じルールで進めます。
カードは1〜9×4セット=36枚で用意するのが、1対1のゲームではちょうどいいかと思います。
人数が増える時は2セット増やして54枚でもいいかもしれませんね。
(偶数セットにしないと、5が余ります。)
お子さんの記憶力等の状況に合わせて、療育者は常に1回のプレイで交代(当てても続けてめくらない)等のハンデを設ける場合もありました。
このカードは、下の写真のように黒丸や白丸を並べた表を作ってプリントアウトし、厚紙にベターっと貼りつけて乾いたら切っただけの簡単なものです。
私は、丈夫そうな紙袋が家にあったので、それを開いて貼りました
のりでピッタリ貼り合わせるので、コピー用紙と紙袋でも、ちょっとシャッフルしたりめくったりして遊ぶのには十分な強度になりました
PDFダウンロード
https://drive.google.com/open?id=1JrDkhiHvV2KHmv7aMMphQ51aGsv2QTUT
10になるペアを作ることに慣れたらトランプで遊ぶのもいいと思います。
繰り上がり・繰り下がりの計算を学習したお子さんには、カードの種類を増やして10以外のいろいろな数を当たりにするゲームもできそうです。
例えば……6から14(10は除く)のカードで引き算をして5になるしんけいすいじゃくとか
いろいろ考えられますね。
ぜひ、お子さんの興味関心や学習課題に合わせたオリジナルゲームを作って、楽しく遊んでみてください