2009年11月28日
卒業式の被害妄想
隆司は中学受験には失敗したが、隆司も私も全く気にせず、公立中学に入学した。
小学校からの友達もたくさんいたし、毎日元気に通っていた。
すでに私は背も体重も追い越され、反抗期になったら、戦えるだろうかと不安もあった。
1年生の時の担任の先生は学年主任のとてもよい先生で
悪ガキの隆司を理解しながらもあきらめずにご指導くださっていた。
とても感謝している。
2・3年生の時は若いエリート的な先生で
隆司を理解するのに大変だったと思う。
でも、ちょっとした変化をほめてくれる先生だった。
そして卒業!
卒業式のとき、あまりお会いしていなかったお母さまがたともお会いする。
隆司が悪ガキでご迷惑かけたお母さまもたくさん・・・・・
隆司母:「Aママ、その節はご迷惑をおかけしました」
Aママ:「隆司くんはどこの高校?」
隆司母:「△△高校よ。A君は?」
Aママ:「へぇ〜。あ!佐藤さ〜ん!」(私から離れていく・・・・・・)
隆司母:「Bママ、いろいろ隆司がご迷惑をおかけしました」
Bママ:「隆司くんはどこへ行くの?」
隆司母:「△△高校よ。B君は?」
Bママ:「そうなんだ〜うちは・・・まあね〜」(離れていく・・・・・・・)
なんで?なんで?
隠すこともないから答えても、私の問いには答えず、去っていく・・・・。
とても悲しかった・・・・・・。
夜に行われた謝恩会も行きたくなかった・・・。
でも、お世話になった先生方にもごあいさつをしなくてはいけないし!
謝恩会は名前順であらかじめ席も決められていた。
私の隣はクラスで1・2の成績だったCママ。
Cママ:「うちの子がね。隆司くんが羨ましいって言ってたんですよ」
隆司母:「え?どこが?先生に怒られっぱなしで成績も・・・・・」
Cママ:「元気があって、先生に怒られてもへっちゃらだからって」
隆司母:「はぁ・・・・・怒られるのは慣れているから・・・・」(あまりほめられているようではないが)
そんなこんなで先生方にもごあいさつも済ませ、そして隆司は卒業した。
でも私の中には・・・・・・。
確かに隆司も悪ガキだった。謝罪行脚も数知れず。
卒業式の日のお母さまがたのけんもほろろの態度・・・。
忘れようとしていた。気にしなければいい。
隆司も後ろ指を指されるほどひどい学校に入ったわけではない!
笑いたければ笑えばいいさ!と。
1年近く過ぎたとき、仲良しだったDママと飲んだ!
卒業式の日のことを思い切って話した。
Dママ:「あんた何すねてるの?バカだね〜」
隆司母:「迷惑はかけっぱなしだったけど、最後ぐらい・・・・」
Dママ:「Aくんどこの高校いったかしらなの?」
隆司母:「隆司も仲良しの子しか知らないみたいだし・・・・」
Dママ:「▲▲高校だよ!」
隆司母:「へぇ〜」
Dママ:「へぇ〜じゃないよ!知らないの?」
隆司母:「あまり聞いたことないよね?」
Dママ:「まあ隆司ぐらいの偏差値だったら知らないだろうね!」
隆司母:「すいません・・・・。でもそんなに悪いかな〜?べつにいいけど」
Dママ:「あんたは馬鹿か!隆司のほうが上だ!あっちは偏差値20以上は下だね!」
隆司母:「え?・・・・・・・・・・・・・」
Dママ:「こういうのは何なんだけど、隆司は悪ガキじゃん!」
隆司母:「すいません・・・・」
Dママ:「みんなそう思っているのよ!いい子だけどね」
隆司母:「何で?教育熱心で隆司の存在が邪魔だと言っていた・・・・さぞ」
Dママ:「だから悔しいのよ!だから教えられなかったのよ!」
隆司母:「そんな・・・・・・・・・・」
卒業式の日、やっぱりね〜的に笑われていると思っていた。
この話を隆司にした。1年たってからだが、私の心にいた被害妄想を。
母:「さびしかった。推薦もなく隆司だって頑張っていたのに、笑われていると思ってた」
隆司:「お母さん、おれそんなにかっこわるくないぜ!」
母:「わかってる。だから悲しかった。だから話さなかったし・・・・・」
隆司:「1年もそんな気持ちでお母さんがいたことのほうがショックだな〜」
母:「ごめん。そうだね・・・・恥ずかしいとは思ったことないよ!今だって!案外自慢の息子だし」
隆司:「そんな思いをさせてるのは、まあ俺ですけど!」
母:「そうだ!そうだ!」(殴る!蹴る!)
隆司:「偏差値で友達を見てないでしょ?お母さんは。ある意味、無神経なんだよ」
母:「・・・・・・・。そうかな・・・・・・」
隆司:「俺には勉強勉強うるさい割には気にしてない!」
母:「自分がしたいことが見つかったときに、勉強してけば良かった〜って思ったら悲しいでしょ」
隆司:「はいはい!分かってます!」
母:「所詮、隆司の敵は隆司自身。今日より明日!明日より明後日。人は関係ない」
隆司:「じゃ〜いいじゃん!本当にそう思われてても!」
母:「そのとおりです。今後は気をつけます・・・・」
お母さんの被害妄想は終わった。
自分が頑張ればいい!自分で信じていれば。
自分が死ぬ時
「まあ、がんばったよな〜」って死ねるようにと。
とにかく謙虚に。
反省します。
小学校からの友達もたくさんいたし、毎日元気に通っていた。
すでに私は背も体重も追い越され、反抗期になったら、戦えるだろうかと不安もあった。
1年生の時の担任の先生は学年主任のとてもよい先生で
悪ガキの隆司を理解しながらもあきらめずにご指導くださっていた。
とても感謝している。
2・3年生の時は若いエリート的な先生で
隆司を理解するのに大変だったと思う。
でも、ちょっとした変化をほめてくれる先生だった。
そして卒業!
卒業式のとき、あまりお会いしていなかったお母さまがたともお会いする。
隆司が悪ガキでご迷惑かけたお母さまもたくさん・・・・・
隆司母:「Aママ、その節はご迷惑をおかけしました」
Aママ:「隆司くんはどこの高校?」
隆司母:「△△高校よ。A君は?」
Aママ:「へぇ〜。あ!佐藤さ〜ん!」(私から離れていく・・・・・・)
隆司母:「Bママ、いろいろ隆司がご迷惑をおかけしました」
Bママ:「隆司くんはどこへ行くの?」
隆司母:「△△高校よ。B君は?」
Bママ:「そうなんだ〜うちは・・・まあね〜」(離れていく・・・・・・・)
なんで?なんで?
隠すこともないから答えても、私の問いには答えず、去っていく・・・・。
とても悲しかった・・・・・・。
夜に行われた謝恩会も行きたくなかった・・・。
でも、お世話になった先生方にもごあいさつをしなくてはいけないし!
謝恩会は名前順であらかじめ席も決められていた。
私の隣はクラスで1・2の成績だったCママ。
Cママ:「うちの子がね。隆司くんが羨ましいって言ってたんですよ」
隆司母:「え?どこが?先生に怒られっぱなしで成績も・・・・・」
Cママ:「元気があって、先生に怒られてもへっちゃらだからって」
隆司母:「はぁ・・・・・怒られるのは慣れているから・・・・」(あまりほめられているようではないが)
そんなこんなで先生方にもごあいさつも済ませ、そして隆司は卒業した。
でも私の中には・・・・・・。
確かに隆司も悪ガキだった。謝罪行脚も数知れず。
卒業式の日のお母さまがたのけんもほろろの態度・・・。
忘れようとしていた。気にしなければいい。
隆司も後ろ指を指されるほどひどい学校に入ったわけではない!
笑いたければ笑えばいいさ!と。
1年近く過ぎたとき、仲良しだったDママと飲んだ!
卒業式の日のことを思い切って話した。
Dママ:「あんた何すねてるの?バカだね〜」
隆司母:「迷惑はかけっぱなしだったけど、最後ぐらい・・・・」
Dママ:「Aくんどこの高校いったかしらなの?」
隆司母:「隆司も仲良しの子しか知らないみたいだし・・・・」
Dママ:「▲▲高校だよ!」
隆司母:「へぇ〜」
Dママ:「へぇ〜じゃないよ!知らないの?」
隆司母:「あまり聞いたことないよね?」
Dママ:「まあ隆司ぐらいの偏差値だったら知らないだろうね!」
隆司母:「すいません・・・・。でもそんなに悪いかな〜?べつにいいけど」
Dママ:「あんたは馬鹿か!隆司のほうが上だ!あっちは偏差値20以上は下だね!」
隆司母:「え?・・・・・・・・・・・・・」
Dママ:「こういうのは何なんだけど、隆司は悪ガキじゃん!」
隆司母:「すいません・・・・」
Dママ:「みんなそう思っているのよ!いい子だけどね」
隆司母:「何で?教育熱心で隆司の存在が邪魔だと言っていた・・・・さぞ」
Dママ:「だから悔しいのよ!だから教えられなかったのよ!」
隆司母:「そんな・・・・・・・・・・」
卒業式の日、やっぱりね〜的に笑われていると思っていた。
この話を隆司にした。1年たってからだが、私の心にいた被害妄想を。
母:「さびしかった。推薦もなく隆司だって頑張っていたのに、笑われていると思ってた」
隆司:「お母さん、おれそんなにかっこわるくないぜ!」
母:「わかってる。だから悲しかった。だから話さなかったし・・・・・」
隆司:「1年もそんな気持ちでお母さんがいたことのほうがショックだな〜」
母:「ごめん。そうだね・・・・恥ずかしいとは思ったことないよ!今だって!案外自慢の息子だし」
隆司:「そんな思いをさせてるのは、まあ俺ですけど!」
母:「そうだ!そうだ!」(殴る!蹴る!)
隆司:「偏差値で友達を見てないでしょ?お母さんは。ある意味、無神経なんだよ」
母:「・・・・・・・。そうかな・・・・・・」
隆司:「俺には勉強勉強うるさい割には気にしてない!」
母:「自分がしたいことが見つかったときに、勉強してけば良かった〜って思ったら悲しいでしょ」
隆司:「はいはい!分かってます!」
母:「所詮、隆司の敵は隆司自身。今日より明日!明日より明後日。人は関係ない」
隆司:「じゃ〜いいじゃん!本当にそう思われてても!」
母:「そのとおりです。今後は気をつけます・・・・」
お母さんの被害妄想は終わった。
自分が頑張ればいい!自分で信じていれば。
自分が死ぬ時
「まあ、がんばったよな〜」って死ねるようにと。
とにかく謙虚に。
反省します。
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投稿者:奮闘母|23:50|隆司 vs お母さん
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