作者は安田剛助さん。少し前まで同じくアニマル誌で「じけんじゃけん!」を連載していました。
百合な美少女を描くのが好きなようですが、一番の強みはネイティブな「広島弁」だと思う。
「じけんじゃけん!」も「信國さん」もそうですが、登場人物が広島弁でがっつり会話します。
管理人は「方言女子」に弱いので、広島弁とか博多弁が出てくるとコロリとやられます。
一方で、地元(東海地方)の方言には耐性が強いので、「八十亀ちゃん」などにはピクリともしません。
「となりの信國さん・・・」は、広島のとある片田舎で、箱入り娘が恋に目覚めるお話です。ヒロインの信國さんは、となりの席の佐々木君(最近広島に引っ越してきた)のことが好き。覚えたばかりのモテテクで、佐々木君を振り向かせようと一生懸命頑張りますが、そのアプローチはちょっと残念で・・・という、すれ違いラブコメ。
まだコミックスは出ていませんが、管理人がかなり気に入っているマンガのひとつ。
安田先生は可愛い子を描くのが上手いのですが、そこにプラスして、「可愛い子が妙な具合になっている」のが衝撃的に上手です。
具体的にはこんなかんじ。
このシーンは、信國さんが「ハムハムポーズ」をキメているところです。
ちなみに「ハムハムポーズ」とは、「男子受けバツグン」で、「下唇を前歯でハムっと噛むだけ」「それだけで少しセクシーで守ってあげたくなるような切ない表情を演出できる」ポーズだそうです。
如何でしょうか。
少しセクシーで守ってあげたくなりましたか?
念のためにもう一度。
このエピソード内で、同じ表情を2回ぶっこんくるあたり、安田先生の自信のほどがうかがえます。 |
ちなみに信國さんは、ふだんはおとなしい感じの柔らか美少女で、全体的にグラマラスです。
佐々木君のことがかなり好きらしいので、ティーンズ誌に載っている「メエ子」先生のモテテクを必死で研究しているご様子です。
普通にしていれば絶対上手くいくだろう!と思った貴方は、まだ恋のイロハが分からない初心者です。
「信國さん」を読んで、モテテクを磨いてください。
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