いや〜ぁ、皆さんこんばんは
1月も半ばを過ぎると随分と日が長くなったような気がしますね。

しかし、この時間になるとすっかり「夜の帳（とばり）」が落ちて・・・ん！
今日は「帳（とばり）」についてです。

　よく昭和の歌謡曲や物語の件（くだり）に「『夜の帳（とばり）』が落ちて・・・」ってのがありますが、皆さんは「帳（とばり）」をご存知でしょうか

　「帳（とばり）」とは、夕方から夜の闇に辺りが包まれる時に使われますが、もともと「帳」は家財道具なのです。

それは、時代劇の中によく出てきます。

　腰の高さ程（物によっては身の丈より少し小さい）の二つ折の屏風（びょうぶ）のような物（骨組みだけの物もある）で、主に部屋を区切り、女性が着替えなどのとき、布や着物などをかけ外からの目隠し代わりに使用していました。

いまでいう「パーテーション」のようなものでしょうか。

　おもに、就寝前の寝巻きに着替える時に使用されたことから、昼から夜への変わる様を「帳（とばり）が落ちる」と言うようになったようです。

なかなか情緒があると言うか、艶っぽいと言うか、意味深な言葉です。

　皆さんの中にも「夜の帳が落ちる」と華やかな街に行きたくてソワソワそれる方もいるのでは？

えっ、私ですか？
私は「帳が落ちる」前に家に帰らないと、妻が家の玄関のドアにチェーンを掛けて寝てしまいます。
二度ほど野宿しました。


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