最新作『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』と、ファン投票で1位を獲得した『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』が上映され、増井壮一監督、原恵一監督、そしてしんちゃんの父ひろし役の声優・藤原啓治らが貴重な裏話を披露した。
劇場版が20作目となるのを記念し、子ども厳禁の「しんちゃんナイト」が6年ぶりに解禁。終電がなくなる時間にも関わらず、劇場には250人近い大人の観客が集まった。ほぼ満員の客席を見渡した原監督は「自分がしんちゃんに関わっていたときは、大人ばかりの上映会が開かれるなんて期待も想像もしていなかった。本当にうれしい」と笑顔に。
この日改めて映画を鑑賞したという原監督。「ひさびさに観て、予想以上にテンポがよかったんでびっくりした。今のおれには作れないな。やればできるんだなと思いましたよ」と冗談交じりにコメントすると、「シリーズから離れてわかったけど、あんなに自由度の高い作品はなかった。1本の作品でギャグ、シリアス、しんみり、下品が全部入るなんてことはない。貴重な作品だと思いますよ」と付け加えた