2011年01月23日
第3章
『Coco今日はどこ行く?何しよっか?』
なんともさりげない彼の口調に私は驚いた!
負けじと私も普通のカップルのように振る舞う
『今日はスポーツデートだからテニスしよ!ラケット持ってきたし…』
車はテニスコートへと向かう
『今日は…今日だけは私をCocoって呼んでくれるから私もタカくんって呼ぶね!』
今日の私は恥ずかしいくらいに乙女だ…こんな甘ったれたトークはいつぶりだろう…
そうこうするうちにテニスコートに到着!
私は早速ウェアに着替えようと車でゴソゴソ…
それに気づいた彼は気遣ってこっちを見ないようにしてくれる
それに周りをも気遣って…
そんな彼のさりげない優しさにひかれてしまいそうだ…
ようやく準備完了!
『タカくん、テニスしたことある?』
『ないよ、初めて!教えて!』
『え〜私は何度もしたことあるけど下手くそだよ〜タカくんは運動神経抜群だからすぐ上達するよ』
そして二人でテニスを楽しみ軽く汗をかいたところで時間切れ!
『あ〜楽しかったね!』
二人に笑みがこぼれる
『そろそろランチタイムだからご飯食べよっ!辛いの大丈夫!?』
前もって下調べしていたレストランでランチを楽しんだ
『お腹もいっぱいになったことだし、少し散歩しよ』
車はそのまま海岸へ…
日曜日ということもあり観光客でごった返している
少し離れた砂浜を二人は歩き出す
私はそっと彼の腕に手を絡め…彼もニコっと微笑んでくれた
そうだ、この気持ち!忘れかけてたこの穏やかで幸せな気持ち!どこに置いてきちゃったんだろ?
静かに二人で歩きながら私はそんなことを考えていた
砂浜に腰をおろし、彼に寄り添って海を眺めた
静かに頬をかすめる風が気持ちいい
なんだかいい雰囲気になってきた
このまま彼に全てを…今日という全部を委ねたくなってきた
そう思うと私の心臓は急にバクバクと彼に聞こえそうなほど大きな音をたてた…これが緊張なのかトキメキなのか分からない
が、彼の顔を見上げることはできない
いいの!?Coco…
自分で自分に問いかけてみる
答えなんて出ない
こんな気持ちに白黒つけようがない
そんな中、ふと顔をあげると彼がこっちを見てる
そして彼の顔が近づいてくる
私はとっさに目を閉じた
唇に優しく柔らかい彼の唇が触れた
もう自分ではどうしようもない、全身の力が抜けて行く…
なんともさりげない彼の口調に私は驚いた!
負けじと私も普通のカップルのように振る舞う
『今日はスポーツデートだからテニスしよ!ラケット持ってきたし…』
車はテニスコートへと向かう
『今日は…今日だけは私をCocoって呼んでくれるから私もタカくんって呼ぶね!』
今日の私は恥ずかしいくらいに乙女だ…こんな甘ったれたトークはいつぶりだろう…
そうこうするうちにテニスコートに到着!
私は早速ウェアに着替えようと車でゴソゴソ…
それに気づいた彼は気遣ってこっちを見ないようにしてくれる
それに周りをも気遣って…
そんな彼のさりげない優しさにひかれてしまいそうだ…
ようやく準備完了!
『タカくん、テニスしたことある?』
『ないよ、初めて!教えて!』
『え〜私は何度もしたことあるけど下手くそだよ〜タカくんは運動神経抜群だからすぐ上達するよ』
そして二人でテニスを楽しみ軽く汗をかいたところで時間切れ!
『あ〜楽しかったね!』
二人に笑みがこぼれる
『そろそろランチタイムだからご飯食べよっ!辛いの大丈夫!?』
前もって下調べしていたレストランでランチを楽しんだ
『お腹もいっぱいになったことだし、少し散歩しよ』
車はそのまま海岸へ…
日曜日ということもあり観光客でごった返している
少し離れた砂浜を二人は歩き出す
私はそっと彼の腕に手を絡め…彼もニコっと微笑んでくれた
そうだ、この気持ち!忘れかけてたこの穏やかで幸せな気持ち!どこに置いてきちゃったんだろ?
静かに二人で歩きながら私はそんなことを考えていた
砂浜に腰をおろし、彼に寄り添って海を眺めた
静かに頬をかすめる風が気持ちいい
なんだかいい雰囲気になってきた
このまま彼に全てを…今日という全部を委ねたくなってきた
そう思うと私の心臓は急にバクバクと彼に聞こえそうなほど大きな音をたてた…これが緊張なのかトキメキなのか分からない
が、彼の顔を見上げることはできない
いいの!?Coco…
自分で自分に問いかけてみる
答えなんて出ない
こんな気持ちに白黒つけようがない
そんな中、ふと顔をあげると彼がこっちを見てる
そして彼の顔が近づいてくる
私はとっさに目を閉じた
唇に優しく柔らかい彼の唇が触れた
もう自分ではどうしようもない、全身の力が抜けて行く…