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2019年04月04日

テントの話A ドーム型テント




2019/04/04 20:20
 テントの構造について。
 テントの構造には何種類かありますね。
それぞれのメリットデメリットを私なりに解説いたします。

@ドーム型
 一番のおすすめです。設営、撤収が楽でペグダウン(テントを地面に固定する)しなくても自立が可能で、コンクリートの上でもテントが立てられます。(生地が張らないので居住スペースが狭くなったりしますが)
 種類も一番豊富に出回っています。性能もピンからまでですが、、、
 デメリットはあまりないように思います。小さいドームテントは天井高さが低くて、中での居住性はあまりよくないかもしれません。
ドームテントの構造で、ポールとテントの連結には2種類あります。ポールをテントの生地のスリーブに通すタイプとテントにフックがついていて組み立てたポールにつり下げるタイプです。私はつり下げタイプを選ぶようにしています。設営、撤収がとても楽だからです。
 これはトレードオフですが、スリーブ式の方がポールとテント生地に負荷が分散して風などに対する強度は高いです。登山などある程度過酷な環境で使用する事が多い人は、スリーブ式を選ぶ方が良いでしょう。
 でも大多数の人がキャンプ場で使用する分にはつり下げ式をおすすめします。これは大きなテントを選ぶ際にもあてはまります。またつり下げ式テントの多くはフライシートだけでもポールとともに自立して、例えば雨の中で撤収作業をしなくてはならない場合に、フライシートの下でこまごま片づけて、最後に屋根であるフライとポールを片づけるといった使い方も出きるのです。

 最近は、フライシート(テントは大体テント本体と上に被せるフライシートという2枚の生地でできている製品が多いです)が長く、タープ(生地でできた屋根。日陰が出き、雨の中でも外で過ごせるスペースが確保出きる)を兼ねている製品があります。私はタープは別に持参しますので、こういった製品は選びません。理由は大きなテントを選ばないのと同じでメンテナンス時の取り回しがおっくうになってしまうからです。また例えば冬のポカポカした陽気の下ではタープは必ず必要という事でもないので、使いたくない時でもそこに必ずあるというのは、私の性に合わないです。
 またタープをテントと別体で持っていれば、タープだけでも使用できますし、気が向いたレイアウトで使用もできます。
 ただフライシートとタープが一体型の場合、タープのポール(柱)が少なくて済むというメリットがあり軽量化にもつながります。そこは好みでトレードオフです。
 またテントが長方形型だったとして、入り口が辺の長い方にある製品と短い辺にある製品があります。 
 つづく


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