2008年03月17日
松藤民輔氏・金1000ドル
金1000ドル
http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/2008/03/1000.html#more
今、NYではベアスターンを如何するかで徹夜の会議中であろう。
NY株オープニングまでに合併か解体を決める発表。
そんな段取りかな?
緊急融資にも関わらず格下げされたベアスターンの社債。
早く、方向性を示すこと。
これが市場関係者に課せられた任務。
金1000ドルとはまさに金融恐慌のサインでした。
可能性として24日まで金、原油のダンスは続く。
銀の大きな変化はそんな時間的な約束ごとを教えてくれる。
14日までの穀物市場のダンスは終わり次の大きな波、株の下落とクレジット市場の変化を読む。
先週全てのサブプライム債の価格は暴落し、BBBの債券価格はなんと9.96.
もはやただの紙?ではないか。
100兆円が9兆9600億円。
凄い損が再び計上される。
マーク・トゥ・マーク、値洗い。
この値洗いが金融機関を追い詰める。
自分達で作った制度は、毎期、値洗いで損を計上。
来週から再び大きな損を計上しなければならない金融機関。
ベアスターンの株価が40%落ちたその日、約20%落ちたリーマン。
今度は英国かドイツの金融機関に飛び火する可能性がある。
0.75%の政策金利を下げても大勢に影響なし。
本格的なベア(弱気市場)はベアスターンの破綻で幕開けとなった。
1ドル96円、金1050ドルの可能性は24日まである。
しかし大きなトレンド、ドル高株安への変換は始まりつつある。
11,822円418円安、10:39分現在。
日本株も深刻なレベルだな。
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