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長期金利低下は二番底への警鐘か

長期金利低下は二番底への警鐘か
http://blogs.jp.reuters.com/blog/2010/06/25/%e9%95%b7%e6%9c%9f%e9%87%91%e5%88%a9%e4%bd%8e%e4%b8%8b%e3%81%af%e4%ba%8c%e7%95%aa%e5%ba%95%e3%81%b8%e3%81%ae%e8%ad%a6%e9%90%98%e3%81%8b/

投稿者 田巻一彦
2010年06月25日 7:31 pm JST

日本の長期金利が25日、1.130%まで一時低下した。6年10カ月ぶりの低水準まで下がったのは、短期的には「24日にメガバンクの一角が国債を買ってきたからだ」(邦銀関係者)とみられている。

複数の市場関係者によると、菅直人首相が消費税率10%に言及して「国債発行残高の発散という悪夢の可能性が低下したとの思惑が、市場に台頭しそうになった」(邦銀関係者)という。

だが、海外に目を転じると、長期金利が低下しているのは日本だけではない。10年米国債利回りは3.1%台で推移し、市場関係者の中では3%割れも視野に入ってきたとの声が出ている。

ドイツ連邦債の10年物利回りは、今年4月下旬から3%を割り込み、足元では2.6%台の推移になっている。米、欧、日の長期金利低下は、偶然なのか──。

ここにきて、主要国が一斉にリーマンショック後の大幅な財政拡大をやめる動きに傾き、マーケットが財政削減のデフレインパクトに敏感に反応し始めたのではないか、との声が金融関係者の中で出てきている。

だが、20カ国・地域(G20)首脳会議に参加する主要国の中で、この財政削減をめぐる問題での足並みが乱れている。ギリシャ問題でマーケットの投機にさらされた欧州では、財政赤字を拡大させるような余地はないと声高に主張する一方、オバマ米大統領は「黒字国」は景気刺激の方法を模索するべきだと発言。ドイツや中国に内需拡大を求めた。

米国や欧州では、景気が下り坂に入ったと見られる経済指標が目立ち始めた。特に米国の5月新築1戸建て住宅販売のデータは、惨たんたる結果となった。

いったんは回避できたかに見えた世界経済の二番底懸念に目を向かせることになる金利低下ではないのか。マーケットの一部で出ている声に、耳を傾ける価値があるように思うが、みなさんはどうなると予想しているのだろうか。

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