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2015年10月01日
NHK集金スタッフ 団体交渉拒否で不当労働行為認定
東京都労働委員会は1日、NHKが、受信料の集金などを行う地域スタッフらでつくる全日本放送受信料労働組合との団体交渉を正当な理由なく拒否したとして、今後は団交に応じるよう命じた。
都労委によると、NHK名古屋駅前営業センター(名古屋市)に所属していた労組支部幹部だった男性が2011年、当時のセンター長から労組について「あんなところ」との蔑視発言を受けたとして、労組がNHKに団体交渉を申し入れた。
NHKは同年4月の団交でセンター長の発言はなかったとし、その後は中央執行委員が出席する団交を拒否、労組支部との団交しか応じなかった。
これに対し都労委は蔑視発言があったとは認めなかったが、「団交への労組側出席者は、基本的に労組が決定する事項だ」として、NHKが団交を拒否したことについて不当労働行為と認定した。
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水泳金メダリスト鈴木大地 スポーツ庁長官が初登庁
国のスポーツ施策を総合的に推進するスポーツ庁が1日、文部科学省の外局として発足した。
初代スポーツ長官に、88年ソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏(48)が就任。
約120人の職員の前で訓示も行った。鈴木長官は「みなさんとともに、スポーツを社会につなげるべく、精進したい。
5〜10年後に、あのときスポーツ庁ができて良かったと思われるような庁になってほしい」と話した。
鈴木長官はソウル五輪の男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得。13年に史上最年少で日本水泳連盟会長に就任。日本オリンピック委員会(JOC)の理事や、五輪出場経験者を集めた日本オリンピアンズ協会の会長も務めていた。
スポーツ庁はトップ選手の強化や国民の健康増進に取り組む官庁で、5月の関連法成立で新設が決定。文部科学省の外局として、同省を中心に各府省のスポーツ関係部局から職員を集め120人態勢で発足した。