2009年06月19日
脳死を「人の死」とし、小児の臓器提供に道を開くA案が可決された。
このテーマで記事を書くことは非常に勇気がいる
「死」について語らなければいけないからだ
みなさんは、臓器移植法4法案を比較したことがありますか
現行法:脳死後の臓器提供は15歳以上の本人が生前に書面で意思表示する必要がある。
A案:年齢制限をなくし、本人の意思が不明でも家族の同意で提供できる
B案:提供年齢を12歳以上にする
C案:脳死の定義を厳格化する
D案:15歳未満は家族の同意などを条件に提供できる
A案のどこに問題があるのか?
・脳死を「人の死」とすること
・本人の意思が不明でも提供できること
論語の中で、孔子が言っている
季路、敢えて死を問う。曰わく、未だ生を知らず、いずくんぞ死を死らん(論語・先進)
生のことが分からないのに、どうして死のことが分かるのか
脳死の定義の厳格化より、「生の定義」の厳格化を望みます。
参考に産経新聞の「風」を紹介します。全23回
【風(23)最終回「脳死を再び考える」】「移植待つ子提供する子 同じ命…」
投稿者:Yukichi|22:58
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