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2024年10月25日

1208 マッチ発祥の地


世の中時々ひょんな物に出会う。
マッチ発祥の碑、なんて誰も知らないだろう。
あのタレントのマッチじゃないぞ。
場所は錦糸町、ひかる邸の近所にその碑がある。
名門だが両国高校の敷地内に、道路に面した所に何気なく目立たない状態だ。
誰が何んの意味があって、何んの為に、わざわざ金を出し建てたのだろうか。
訳が解らない・・・
マッチコレクターで興味の有る人、校内に入らなくても自由に道路から見れ、写真も撮れる。
錦糸町駅前のトイレ、気持ちよく放尿していると、中学生の集団がザワザワ入って来た。
右隣の子が満杯なのか、あせりにあせった挙句、ギャーと声を張り上げ「思いっきり、チャックに挟んだ、擦り剥けたよー」と・
左隣の大き目の子が、声変わりしたのか、低いトーンで、訳の分からない意味不明の歌を歌い出した。
「タマネギむ〜けた、皮剥けた〜、涙が出たよ〜、お父〜さん〜・・」
禿げ爺ジーは若い頃、皮の剥けた当時の喜びを思い出し、思い切りニタニタうなずいていた・
ジーさん、あんたは変態か?!・

明美とひかるは高校時代からの友達で、郷里の会合などで時々会い、クラス会などでも二人は永遠の恋人同士だ、と言い合い、周りからも羨ましがられる親しい友人関係であった。
年に一度の大勢の郷友会で、日曜昼間、一時頃からの飲み会。
舞台では郷土芸能や隠し芸など賑わう。
友人等の席を回り戻ってくると、四時頃だったか、明美が待っていたかの如く、腕にしがみつき、懇願する眼差し。
私、今マルバイ(ノーパン)なの。スースーして風邪引きそう・・と言う。
バカ、昼間っから誘って、どういう積もりだ! と言うと、あら 色気感じるの?
と茶目っ気たっぷりな会話。二人は何時も孫の自慢話だらけ。
話を聞くと、ビールを飲みトイレへ行くが並んでいる。
こらえて我慢、急いでパンツを下ろし、バッシャーと行ったそうだが、ふたのまま、ストッキングを伝わり小水がかかとまで濡れたそうだ。
しかたないのでパンツを脱ぎ捨てた。だからノーパンだとの事。
あんた男でズボンだし、裏返しにするから、パンツ頂戴、と縋り付いての懇願。
帰り、スカート姿で駅の階段上下は出来ないとの事。
こう言う時こそ男にならなければ、と略奪されてしまった。
明美!もし蓋が割れ、お姫ちゃんが挟まれたらただ事では済まないぞ。
内鍵をかけられ、ギャーギャー騒がれたら救急車どころか、レスキュー隊だぞ!
翌日電話、パンツは後日のり付けアイロンをかけ返しますと。
バカ! 記念にやるよ、と言ってやった。
翌年末、明美はガンであっけなく他界した。
記念のアイロンパンツ履いてあの世へ行ったのかな・
合掌・・・
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2024年10月24日

f1207 画


マッチ発祥の地。

f1206 「ん」


この島では鳥のフクローの事を、ボイサと言う。
なんでこのような呼びかたになったか、まったく訳が分からない。
また、本土では「ん」から始まる言葉や単語は、数少ないと思うが、この島では、けっこう「ん」から始まる言葉や単語がある。
姉さんの事は、「んーな」と呼び、末娘は、んぼま、と呼ぶ。
貝類でも「ん」から始まる末娘と同じ「んぼま」なる名称あり。
木や草にも「ん」から始まる「んーまに」や「んがな」など。
他にも、んーがま、んげせ、など日本の言語学では理解しづらい言葉が数多く残っている。
この島には、言語学者なる者が一歩たりとも足を踏み入れた形跡がない。
30年前に、早稲田大学の調査隊が出した調査報告を見ると、生活様式や行事などを書いてあるが、肝心な言葉に関する調査が欠落している。
昔の言葉を知る人は数少なく、空前の灯だ。
言語学者がいるとすれば、なんとか今の内なら間に合うかもしれない。南の島々の言語を調査すると、日本語と合い通じる、何かが見つかるのではないだろうか。
訳のわからない方言は他にも、出てくる。
お線香の事をこの島では、ハウと言う。
すぐ目の前の石垣島や竹富島、西表島などでも、この呼び方はないようだ。
だいたいが、クーと言うか、それが訛ったような呼び方のようだ。
それは、たぶん香から来ているのだろう。
しかし、なんでこの島だけ、ハウなのか、まったく訳が分からない。
お線香は、火をつけるのにマッチが必需品だ。
墓参へ出かける時、よく確認された。
忘れ物はないか・・・
ハウ、マッチ・・
どこかで聞いたような気がするな・・
石垣島唯一のマクドナルド、あまりの暑さにふらりと入ると女高生が6人二つのテーブルに陣取り、けたたましい声ではしゃいでいた。
スカートであぐら、片ひざ立てている子もおり、上品とは思えないが、制服からひかるの出た高校でないのに一安心。
沖縄人はよく「行くさ〜」「行くね〜」「行くば〜」と言うようにさ〜ね〜ば〜を語尾に付ける場合がおおい。
女高生の会話・明菜が哲也にレター出したば〜 どうなったば〜 フラば〜よと語尾にば〜付けでしゃべっている。
隣の子が携帯の写真を見せられ、ガハハーと高笑いの後 超ば〜 っと言う。
何を言っているのか訳が分らない。ズーズー弁ならぬばーばー弁だ。
卒業後本土ヘ行くだろうが、まともに会話出来るのだろうか。
おい 女高生! いつからばーばーに成ったのだ。

f1205 イケメン


何しろ「パピプペポ」の発音が多い。
なぜかリーフをピーと発音、リーフの外は、ピーの外。昼もぴー、火もピー、ずっと一緒はピーズ一緒。
逃げるはピンギル。左はピーザイ。珍しいはピルマサー。
畑で使うクワはパーイ、ヘラはピラ、食するクレープはポッポ、包丁は「ポッツァ」掃除道具のほうきは「ポーキ」になりきりがない。
羽田から国内線最長の石垣島空港。南の島空港と書いてあるが読み方が「ぱい(南)の島」と空港看板にルビが書かれている。
写真で解かる通り石垣島では南はパイで当たり前のこと。パイロットのパイである。
タレント南原の苗字、ルビでパイバラは受けるかも。南野はパイの、選挙でパイバラ、パイ野のルビだと覚えやすくて書きやすい。
当選間違いないぞ‥
選管でパイは不適格と言われたら石垣空港のルビを見せればOKに成るだろう。
黒島には、全く理解出来ない言葉がある。
行け、という表現は、パリ、と言う。
日本国広し、島の数は、多くあると思うが、行け、という言葉をパリ、と表現する地区ないであろう。
フランスのパリ、がどのような意味を持っているのか知っている方は、教えてもらいたい。
仮に行け、あるいは、目指す、というような意味が、パリに込められているとしたら、それは大変なことだ。
方言が、フランスと関係あるという事になる。
歴史的にフランスとは無関係としか思えない島た。
イケメンの事を方言でいうと、パリメンだ。
パリパリの新入社員という言葉があるが、それは、行け行けの新入社員。
イケメンは当然、パリメンだ。
イケイケメンは、方言でパリパリメン。
ところで貴方は、パリパリメンかな??

f1204


石垣空港写真

f1204 パンティー欲しい


島の古老と飲むと、パンティパンティと言う発音が連発される。
パンティの意味は、いっぱい、と言う意味だ。
いっぱいいっぱい注げ、がパンティ、パンティと言う意味で使われオットットットーがパンティ、パンティになる。
だから飲む時パンティパンティ(いっぱい、いっぱい)と溢れんばかりに注ぎ連発は当たり前。
50年前冷蔵庫は無く氷も無い。島には水も乏しくおチョコで原酒。
オットットットー、いっぱい、いっぱい、パンティ、パンティになる。
下着のパンティは50年前日本に来た排除すべき外来語だ。
以前はサルマタ フンドシ ズロースと言っていた。
時代劇でパンティが出たら即カット、いかさまで放送中止!
だから島の古老と飲む時、パンティパンティパンティー(オットットットー)連発は当然。
ちなみに「お腹がパンパン」は「お腹がパンティパンティ」が正しいでしょう。
パンティパンティパンティー、(いっぱい、いっぱい、いっぱい)、溢れるが「パントゥリル」で「パンクル」は短略語。
島では正式な「パントゥリル」が使われ「パンクル」てはない。
なにしろ、丸々の感じ、太っちょ、はパンティかパンタルに近い発音になる。
太るはパンタルで中国のパンダ、多分太っちょの意味から名前がきているはずだ。
太っちょ、ERが付いてパンタラーになる。
パンタル(太る)のイントネーションとゴロ合がピッタリ、どう考えても偶然とは思えない。
今日も飲み屋で、オットットットー、パンティ パンティーが連呼、オチョコに口付けする。
島の古老にパンティ飲もう、と言うと喜ぶぞ。
パンティ行くわよ、と言うともっと喜ぶぞ。
貴方の愛がいっぱいいっぱい欲しい、は貴方の愛がパンティパンティ欲しいになる。
もしかして、国技館の満員御礼の垂れ幕、パンティ御礼にしたら受けるかも。
フンドシとパンティ、ゴロ合いがいいな・・
飲み屋で満員になったら、パンティ御礼の張り紙を数箇所に張ると大受け、連日パンティ御礼になる事、間違いなし。
なぜか、やっかいニョロ棒が入って、パ〜ンティ〜と発音すると昔々という意味になる。
今でも使われている方言だから問題なし。
だから島にはパンティーだらけという事になる。
満杯で破裂する状態を、パンクリル、と言う。
そう、自転車がパンクル、はこのパンクリルが原語でいっぱいいっぱいがついにパンクリル、パンクになる。
焼き鳥屋で飲む時、色気のない乾杯代わりに声高らかにパンティパンティパンティーを連呼して飲もう。
回りもつられ、皆んなでパンティパンティーだ!

f1203 むんぴる


若い青年二人、A君、B君と酒を飲んでいると、C君の話題、文句で盛り上がっていた。
そこへC君が、「よー!」と、入って来た。
話題は必然的に他の話題となり、アルコールが入り、その内A君が、先程のC君に対する文句話となってきた。
酔った勢いもあり「お前は第一、自分勝手で、どうのこうの・・」と説教に入ったのである。
C君は、切れるタイプなので、B君はなんとか、その話題を止めようと、色々気を使っている。
その内、A君が、B君に対し、「先ほどから黙っていたが、なんで俺を、むんぴるんだ!」と、荒れ出したのである。
むんぴる、とは方言で、つねる、ことだ。
ひかるはすかさず「よくぞこのような古い方言を知っていたもんだ」と、話題を方言に切り替え、場を治めたのである。
この島では、ぴる、という言葉が、いたるところに出てくる。
珍しいは、ぴるまさー、になる。
昼は、当然、ぴる、である。
女の子よ、この島は、ぴるだらけだが、売っていないぞ。
島自体がハートの形をしており、温暖な気候、繁殖牛がたくさん飼われ、受胎率は日本ナンバーワン。
すぐ子供が出来ちゃうぞ。
この島へ来る時は、ぴるを忘れずに・・・
ところで、男がぴるを飲んだら、どうなるのかなぁ・・・
ビール同様、酔うのかな、一度飲んでみようっと。

f1202 貴方は一万円か?


古老の話によると、昔は名字が無かったそうだ。
そのせいか、この島の古老達は、あだ名をよく使っている。
また、あだ名のつけ方が、ユニークで、特徴をよくとらえている。
普通は、大工屋あるいは畳屋、鍛冶屋など、職業による名前を使っているが、結構あだ名を使う場合が多い。
ある体の大きな巨漢の人がいたそうだ。その人のあだ名は、軍艦とつけたそうだ。まともに名前を言っても分からないが、軍艦といえば、すぐ島中で通じる。
そして、その一家は今でも軍艦屋、と呼ばれているそうだ。
その家の嫁は軍艦の嫁と呼ばれ、孫達は軍艦の孫と呼び、誰も苗字を使わない。
ひかるが帰郷し隣村を散策中、おばあちゃんが杖を持って石に腰掛け休んでいた。会釈をし通り過ぎようとしたら、まじまじと見て手招きする。
「初めて見る顔だが、あんたは、一万円か?」と言う。
何の事だ??
訳が分からない。
ボケているのか??
名字を言うと「やっぱりあんたは一万円だ」と言う。
そして、一万円の子供だと言う。
訳を聞くと、ひかるの父が生前、魚獲りの名人だった。
注文を聞き、注文通りの魚種を獲って来、売り歩いていた。
漁で稼ぐので、一日いくら稼ぐのだと聞いたそうだ。
父は「一万円に決めている。それ以上獲らない」と言ったそうだ。
その話一つで翌日からは、一万円というあだ名が島中、伝わったそうだ。
だから父に似ている、ひかるを一万円、いや、一万円の子供だと言う。
それにしても、一万円の子供なら五千円か?
まさか、千円という訳ではないだろう。
よく考えると、ひかるは聖徳太子と肩を並べる大大人物だぞ!!!
しかし大蔵省、なんとか一万円以上の紙幣を発行してくれ。
ひかるは一生、一万円を越えられないではないか。
出来れば、ひかるをモデルに・・・

f1201 ハナ ハナ ハナミー


民宿の庭で観光客と飲んでいると、二十歳前後の女の子がペアでいた。
島の方言で、親しい間柄、信頼している中、親友中の親友は、パナヌミ(鼻の穴)と表現する。
訳は、人間の体の中で、目や耳、乳、手や足など、対になっているが、鼻の穴が一番近い。
奥では一つに繋っているので、極々親しい間柄の事を、パナヌミ、鼻の穴、鼻の仲と呼ぶ。
ちなみに、男女の場合でもこの言葉は使われる。
彼と彼女は、もう出来ている。という場合に、あの二人は、パナヌミだよという。
早い話が、信頼している、極々親しい関係は、ハナミの関係である。
女の子が、キャーキャーいいながら喜んだ。
おじさん、この言葉使っていい? 
大阪でハナ、ハナ、ハナミ、ブレイクさせるよ!
おじさんと私は、ハナミ、ハナミ!
ハナミの元祖は、南の島のおじちゃんだよと、両隣へ割り込んでくる。
おい! おい! おじさんと出来て、子供が出来たら、ひ孫だぞ!
だけど、いいか・・
ハナ ハナ ハナミー
今日も、明日もハナミーで行こう。
あなたには、ハナミーいるかな?
本土では、人指し指で鼻を指すと、自分だが、この島では、昨夜肉体関係が出来たらしいよ、と鼻を指しひそひそ話をされているから気をつけよう・・
東京にいる時は、スポーツクラブで泳ぎ、サウナへ入る事を日課にしている。
男がサウナに入る時、特に前を隠すわけでもなく、租チンあらわに、足は逆八の字、堂々と座る。
いつも会う、アラブ系で、小錦といい勝負する、立派な体格の人だが、その人も、堂々と、租チンを見せ座っている。
先日、隣に年齢30代半ばくらいの男で、中肉中背。
顔は、今はやりのイケメンで、腰にバスタオルをしっかり巻いて、租チンが見えないように隠している。
足は、多少内股、八の字スタイルである。
タオルで、租チンをしっかり隠しているところは、几帳面な人だなと、その程度で、特に違和感も何も感じなかった。
10分くらいたって、汗だくだく。その男も、ほんのりと、体中がピンク色に染まっていた。
その男が、先にサウナを出た。
何気なく後姿を見て、あれれ・・・
背中に、横にブラジャーの跡が、ほんのりついているのであった。
ありゃりゃ・・
なるほど・・なるほど・・
一瞬浮かんだ。
オカマちゃん、租チン隠して、背隠さず。

f1200 アリ避難


前年に続き、大型台風が10月に島を襲った。
4日前の10月3日、島は台風の予兆も無く晴れて雨も無い。
いつも通り庭でくつろいでいると、あれれ?いっぱいいるはずのアリ達が、完璧にいなくなり、巣に避難してしまっているのだ。
とんでもない予知能力だ。
確かに普通の雨と台風では量と時間が桁違いだ。
台風の雨が降り出すと庭が水びたしになり、引かない。早めに巣に戻らないと戻れなくなるのだ。
台風はまだフィリッピン沖にあり、何で島へ来る事、超大型である事を予知出来るのか?
これは、とんでもない大発見だ。
間違いなくアリは予知している。
気象庁、国土交通省はじめ、国挙げての研究が必要ではないか。
もしこのアリ達が、地震を予知出来たら?
これはとんでもない事だ。
国を挙げてP波警報体制が採られている。それに3日前に警報発令の予報が出来れば、被害は格段に軽減されるはずだ。
二千キロ先の台風を予測できるのだから、地震は数十キロから数百キロ圏内、かなり精度の高い情報が得られるのではないだろうか。
ひかるは老後、ブログで遊ぼう、と思ったが、もう一つアリの研究と言うテーマが加わった。
人生、楽させてもらえないようだ。
今日もハエ叩きで99%叩き落せるようになった。
アリ達の食料を確保、アリ達との会話を本気で考える。
ワシは宮本武蔵だ!
ちなみに、ナマズが地震を予測すると言われているが、事実であろう。
しかし、自然界で先祖代々生息している環境の中での事だ。
地震の前の微かな地響きか、水圧の変化で、棲家への影響を読むのだろう。
人間の作った環境や水槽での予測は絶対無理だ。
気象庁、本気でアリを研究すべきだぞ・・
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