33種類のアレルギー(血液)検査
9月に入ってまだ台風が猛威を奮っています。台風に関しては私は毎度思い出すことがあります。
非常に辛かった台風直撃の朝
私は業界大手のリラクゼーションサロンに入社した頃、配属先が通勤に1時間以上かかるようなところに配置されて大変でしたが、そんな時に通勤時間帯台風が直撃する日がありました。
はじめ、私は「さすがにこの時間帯の出勤はないだろう」とタカをくくっていましたが何の連絡も無くマジか…」と思いながら朝の8時前自宅を出ました。駅に着いたら案の定電車は運休状態、振り替え輸送として別の路線を使うハメになりました。
私が利用する電車は遅れたりすることはあっても運休になるのは大雪の時ぐらいのものです。いかに当時の台風がヤバいかは想像できるでしょうか?そんなこんなで振り替え輸送に乗るも、その次に乗る電車が遅れて運行しているとのことで駅のホームで立ち往生。ホームに立っていても雨が当たるくらいの暴風雨で、私はこの時ずっと考えごとをしていました。
自分はなぜ、こんな目にあってまで出勤しようとしているのか?
社員という在り方に疑問を持った原点
最近は少し変わってきた傾向を感じますが、当時は何となくですが台風情報が出ても義務的な警戒を呼びかける程度のことで会社員は出勤することがふつうであるかのような雰囲気が私の周りにはありました。実際に電車内は会社員や学生も混じっており、私はそんな人たちを横目で見ながら「何で台風が直撃している最中に自ら表に出ていくような自殺行為をオレはしているんだ?」と自問自答を繰り返していました。
まわりの会社員や学生さんたちも内心はどうかはわかりませんが、こうして電車に揺られて会社や学校に向かっている。何の疑問も浮かばないのか?と思っていました。おそらくこうしてまで出勤することが普通であるという謎の慣習に取りこまれているのだろうと想像しました。そして「おかしいだろう?」と真面目に考えて腹が立っている自分は会社員という立ち位置に向いていないかもな…と、この時に思いました。
もし自分の店だったら店は開けないし、人を雇っていたらまず出勤させないよなぁ…。誰かに雇われている以上、一生こういう目に遭うんだろうな、と頭の中では“独立”の考えが具体的に芽生えたのがこの時の経験があったからです(結局その後2年は勤め、転職した先でも社員になるわけですがw)。
東岳証券
そして私は”勤め人“の輪を抜けた
台風が接近してくると、いつもその頃の記憶が蘇ってきます。結果として私は個人事業主としてリスクはあれどだいぶ人生に自由度が増した“ポジション”に着きましたが、お勤め人の皆さんは今日も台風接近の中、出勤されているのでしょうか?私のような疑問を本気で抱いてしまう人は、遅かれ早かれいずれは私のような“ポジション”に移行してくる素質があると思います。“その日”が来る前に自分のスキルは磨いておきましょうね。
追記)その後、私は通常1時間20分ほどで到着する職場に約4時間かけて出勤しましたが、誰1人として労いの言葉をかけられない挙句に「過去の自分の辛い出勤エピソード」をやや自慢げに語られて「コイツら終わってんな」と冷めたことを記しておきます。おかしい慣習を自慢げに語っている自分に気づかなければ、立派な洗脳が完了しているのでその人は幸せになれるでしょう。