2019年02月16日
時間の投資先を意識する(後編)
こんにちは、職業・施術屋/本の紹介屋です。(@HHIKARI7)
前回のつづき、「なぜ自分の人生の時間を元上司の独立店舗にこのまま投資していたら”負け戦”になるか」と施術屋が思うのか。考えをまとめてみました。
私は自分で店舗を構えた経験はないので偉そうなことは言えません(当たり前ですね)。ですが、アルバイトを含めてさまざまな職場で働き、いろんな立場から多様な人たちと接してきてお店の成り立ち方も味わってきたので、従業員としてならばお店の雰囲気(人間関係・仕事意識・店舗管理など)を理解することができます。
そういった経験の勘を働かせると、いまのオーナーである元上司の独立店舗はあまり良くないポイントが目に入るかなぁ…と感じています。
まず、元上司の方はオーナー兼店長を担っており、1人でお店を管理しています。資金面の問題があるのでしょうが、店長や社員などの責任ある立場の人間を雇っていないので、店を任せられる人間がいません。そのため毎日のように自分が現場に出るため、現場状況やスタッフとのコミュニケーションは取れるメリットはありますが、心身ともに休まる暇がないでしょう(開業時は皆同じなんでしょうけどね)。
私が気になるのは「スタッフがガス抜きできない環境である」という点です。
ビルの上階に位置する店舗であり、内装も広くはないのでヒソヒソ話もできません。スタッフ同士で話したいことがあっても筒抜け状態です。加えてオーナーは頭脳明晰で勘が働くタイプであるため、狭い密閉空間の中では息がつまることもあるのではないかと思います(別にスタッフと不仲であるわけではないのですが)。
オーナーは奥の席で1人うなだれていたり、お客様が来ないときはエレベーターの前で腕組みしながら仁王立ちしていることもあって、なんとなーくスタッフに気を使わせるような雰囲気にさせたりしています(怖いですよね汗)。
「それなら表で散策でもしてきたらいいのに」と思うこともあります。客足が途絶えている時に、エレベーターの前で仁王立ちしたところでお客様はやってきませんから。。。実はこういったところからスタッフ間の不満というのは生まれてくるものなのです。
私が店舗管理をしていた時にはよく注意されていました。「ほかのスタッフからどう見られているのか常に注意しろ」と。自分としては普通に奥でPC作業しているだけでも「ずっと奥にこもってデスクワークして、暇ならビラ配りでもすればいいのに」とか「私たちもPC使ったり奥に用があっても入りづらい」などと陰口を叩かれたり、ボケっとしているだけでも「近寄りがたい雰囲気がある」と言われる始末……。
“役職がある”というだけで人に注目されて語られしまうのは、上に立つ人間の宿命なのかな、と当時は思ったものです(プラスして本当に私がストレスを溜めて人相悪かったのだと思うw)。
実際に私は現在、週に1〜2日しか出勤していないのと、もともと他人を気にしない人間なのでそこまで気にはしていませんが、まわりのスタッフのことを見ていると「あまりいい雰囲気ではないな」と感じており、今現在売り上げが跳ねるイメージが湧かない為、スタッフも落ち着いた感じに慣れてしまっています。
プチジョブ
もう1つ重要なことは、売り上げが伸び悩んでいるという点です。開業時から約半年以上経過したいま、閑散期という時期的なものもあるかもしれませんが売り上げは上がっていません。売り上げが伸びていないということは、つまりお客様の数が増えていないということです。
売り上げは大事ですが、それ以上にお客様(リピーター)を増やすことが大事でしょう。単価の低いコースを選択するお客様が多かったとしても、人数が増えていけばそのうち長いコースを選択することもあります。資金があるうちは、目先のお金よりもお客様の数を増やすことに注力したいところです。ところがどっこい、最初の3ヶ月以降お客様の数は頭打ちになり徐々に下降線を辿っていっています。個人的には3〜4ヶ月目で「あれっ?この感じヤバくね?」と感じていましたが、特に何の手も打たずに昨年末が終了しました……。
今年の頭になってようやくサービスの見直し着手し始めましたが「うーん、ゆとりあるなぁ…」と思ってしまいました。もともと固定費が高い土地である上に、売り上げが少ないために、おそらくはかなりの赤字を垂れ流していると予想しています。資金はどれほど調達しているのかはわかりませんが、追加で調達したところでこのままでいけば3年もたないんじゃないかなぁと予想しました。そこで何気なくnoteというプラットホームで「新たに仕事がほしい」と書いたところ、SNSでスカウトされたのです(その後、契約を交わしました!)。
いくら資金があるのかはわかりませんが、この半年間を見るとあまり集客に関する戦略はなさそうなので、このまま悠長に待っていたら私は稼げないまま終わりそうだなぁと思ったので、早めに手を打ちました。
本業の収入や将来に不安を持つ方、会社員、主婦。または副収入を得たい方へ
私は合計で4つの仕事を持っていますが、どこにどれだけの時間を割くかは定期的にチェックしています。リラクゼーション業界のお店はいつどのように傾くかなんてわかりません(前職で経験済み)。仕事もプライベートも、どのように時間割を振り分けて投資するのが自分にとって1番の幸せなのか。その問いを常に意識することがここ1年くらいのテーマであり、実験最中であります。
まわりの人間にどう思われようと、自分にとっての最適解を追求していく姿勢は忘れずにいたいですよね。どこで働くことが1番の稼ぎになり、どこが1番楽しいか、勉強になるか、などをいろんな職場を見て学んでいきます。どこにどれだけの時間を投資するか、ひとつ考えてみるのもオススメです。
後悔のない就活
前回のつづき、「なぜ自分の人生の時間を元上司の独立店舗にこのまま投資していたら”負け戦”になるか」と施術屋が思うのか。考えをまとめてみました。
ビジネスは語れないけど”人”の雰囲気はわかる
私は自分で店舗を構えた経験はないので偉そうなことは言えません(当たり前ですね)。ですが、アルバイトを含めてさまざまな職場で働き、いろんな立場から多様な人たちと接してきてお店の成り立ち方も味わってきたので、従業員としてならばお店の雰囲気(人間関係・仕事意識・店舗管理など)を理解することができます。
そういった経験の勘を働かせると、いまのオーナーである元上司の独立店舗はあまり良くないポイントが目に入るかなぁ…と感じています。
まず、元上司の方はオーナー兼店長を担っており、1人でお店を管理しています。資金面の問題があるのでしょうが、店長や社員などの責任ある立場の人間を雇っていないので、店を任せられる人間がいません。そのため毎日のように自分が現場に出るため、現場状況やスタッフとのコミュニケーションは取れるメリットはありますが、心身ともに休まる暇がないでしょう(開業時は皆同じなんでしょうけどね)。
私が気になるのは「スタッフがガス抜きできない環境である」という点です。
ビルの上階に位置する店舗であり、内装も広くはないのでヒソヒソ話もできません。スタッフ同士で話したいことがあっても筒抜け状態です。加えてオーナーは頭脳明晰で勘が働くタイプであるため、狭い密閉空間の中では息がつまることもあるのではないかと思います(別にスタッフと不仲であるわけではないのですが)。
オーナーは奥の席で1人うなだれていたり、お客様が来ないときはエレベーターの前で腕組みしながら仁王立ちしていることもあって、なんとなーくスタッフに気を使わせるような雰囲気にさせたりしています(怖いですよね汗)。
「それなら表で散策でもしてきたらいいのに」と思うこともあります。客足が途絶えている時に、エレベーターの前で仁王立ちしたところでお客様はやってきませんから。。。実はこういったところからスタッフ間の不満というのは生まれてくるものなのです。
私が店舗管理をしていた時にはよく注意されていました。「ほかのスタッフからどう見られているのか常に注意しろ」と。自分としては普通に奥でPC作業しているだけでも「ずっと奥にこもってデスクワークして、暇ならビラ配りでもすればいいのに」とか「私たちもPC使ったり奥に用があっても入りづらい」などと陰口を叩かれたり、ボケっとしているだけでも「近寄りがたい雰囲気がある」と言われる始末……。
“役職がある”というだけで人に注目されて語られしまうのは、上に立つ人間の宿命なのかな、と当時は思ったものです(プラスして本当に私がストレスを溜めて人相悪かったのだと思うw)。
実際に私は現在、週に1〜2日しか出勤していないのと、もともと他人を気にしない人間なのでそこまで気にはしていませんが、まわりのスタッフのことを見ていると「あまりいい雰囲気ではないな」と感じており、今現在売り上げが跳ねるイメージが湧かない為、スタッフも落ち着いた感じに慣れてしまっています。
プチジョブ
テコ入れが遅い
もう1つ重要なことは、売り上げが伸び悩んでいるという点です。開業時から約半年以上経過したいま、閑散期という時期的なものもあるかもしれませんが売り上げは上がっていません。売り上げが伸びていないということは、つまりお客様の数が増えていないということです。
売り上げは大事ですが、それ以上にお客様(リピーター)を増やすことが大事でしょう。単価の低いコースを選択するお客様が多かったとしても、人数が増えていけばそのうち長いコースを選択することもあります。資金があるうちは、目先のお金よりもお客様の数を増やすことに注力したいところです。ところがどっこい、最初の3ヶ月以降お客様の数は頭打ちになり徐々に下降線を辿っていっています。個人的には3〜4ヶ月目で「あれっ?この感じヤバくね?」と感じていましたが、特に何の手も打たずに昨年末が終了しました……。
今年の頭になってようやくサービスの見直し着手し始めましたが「うーん、ゆとりあるなぁ…」と思ってしまいました。もともと固定費が高い土地である上に、売り上げが少ないために、おそらくはかなりの赤字を垂れ流していると予想しています。資金はどれほど調達しているのかはわかりませんが、追加で調達したところでこのままでいけば3年もたないんじゃないかなぁと予想しました。そこで何気なくnoteというプラットホームで「新たに仕事がほしい」と書いたところ、SNSでスカウトされたのです(その後、契約を交わしました!)。
いくら資金があるのかはわかりませんが、この半年間を見るとあまり集客に関する戦略はなさそうなので、このまま悠長に待っていたら私は稼げないまま終わりそうだなぁと思ったので、早めに手を打ちました。
本業の収入や将来に不安を持つ方、会社員、主婦。または副収入を得たい方へ
どこに時間を割くか。常にバランスを意識する
私は合計で4つの仕事を持っていますが、どこにどれだけの時間を割くかは定期的にチェックしています。リラクゼーション業界のお店はいつどのように傾くかなんてわかりません(前職で経験済み)。仕事もプライベートも、どのように時間割を振り分けて投資するのが自分にとって1番の幸せなのか。その問いを常に意識することがここ1年くらいのテーマであり、実験最中であります。
まわりの人間にどう思われようと、自分にとっての最適解を追求していく姿勢は忘れずにいたいですよね。どこで働くことが1番の稼ぎになり、どこが1番楽しいか、勉強になるか、などをいろんな職場を見て学んでいきます。どこにどれだけの時間を投資するか、ひとつ考えてみるのもオススメです。
後悔のない就活
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8563140
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック