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昨日、私の業務契約を交わしたオーナーさんと雑談を交わしました。話の内容は多岐にわたりますが、その中で気がついたことがありました。
経営者となる人間の特徴?
まず、話題の豊富さがあります。
時事ネタや経営にまつわる話はもちろん、自身の体験談や人から聞いた話など話題の幅が非常に豊富です。年齢による話題の豊富さかと、一瞬思いましたがどうも違う。
言い方は悪いですが、話がどうしても合わない(興味が持てない)という人間はいます。それは接客業で数々の人間とお話ししたり形式的な受け答えをしてきて得たものですが、話し方や表情だけでも楽しませるor飽きさせる(快or不快にさせる)こともあります。
それは一種の才能ですが、それとは別に話の面白さを決める要因は、
1.その話が「自分ごと」になるか
2.最近〜未来の話であるか
3.同じような話ばかりではないか
4.その話(情報)にその人なりの価値観や視点、欲望がくっついているか
が重要だと思います。順を追って語りましょう。
まず1は大前提になりますが、その話(情報)の内容が自分にとって共感できるものであったり興味があるもの、自分にとって優先順位が高いものであれば「いい話」になり得ます。
反対に他人ごとであったり自分とは全く関係がないと感じてしまう話題については、適当に流すハメになりますし、その話が長く続くと流し続ける「持久力」のようなものを必要とされるため、段々と億劫になり不愉快になっていきます。
2.人間、基本的には未来(将来)の話のほうが楽しくなりやすいです。理由は「まだわかっていない事柄なので、妄想で言いたいことが言えるから」ではないかと思います(「もし宝くじが当たったら」という話題をふると盛り上がりやすい現象)。
反対に過去の話や出来事はリスクがあります。一定の年齢を重ねた人間がする過去の話は、自分の記憶に深く定着したものであるため熱が入って本人は「語り」に入りやすいのですが、その人自身に興味が湧いていないと年代や地域性が合わずにつまらなくなりがちです(同世代なら話は合うかもですが)。
そして過去話は経験談(自慢話)にせよネガティブな話にせよ、同じような話を繰り返ししがちです。出会って初期の頃であればその人となりを知るツールとして楽しめますが、複数回会うとなると段々飽きられてきます。特にネガティブな話の場合、聞く側は労力を費やすので人が良いタイプには自然と避けられるようになるでしょう。これが3に該当します。
そして4ですが、話題が豊富といってもただニュース情報を話すだけならばただの音声配信しているだけです。そこにその人なりの視点や考え方がくっつくと面白い。例えば話題がいつも同じようなものであっても、そこに熱狂や偏愛、そして欲望のような「ズレたor歪んだもの」が話の中に見えたりすると面白さが出てくることもあります(私はそういうものが好きです)。
ここで冒頭に戻りますが、今まで出会ってきた経営者の方々と話していると大抵は話題の豊富さ・視点や考え方・そして先々の話・それに加えて経営者とは大きなお金を使って自分の人生をベットしている人間なので、ある種の我の強さ・クセがあります。そこに強烈な魅力が潜んでいることが多い気がします。
おそらくですが、人生を使った大きな賭けができる胆力(ノリ)を持つ人にしか持ちえないものがあるのではないかと思います。
その魅力に惹かれている自分は、いつか今以上に人生をベットすることもあるのだろうか…と考えることがあります。
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