2024年01月27日
| 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月25日、月面にたたずむ小型月着陸実証機「SLIM」の実写画像を公開した。SLIMが着陸直前に月面に放出した「LEV-2」(愛称:SORA-Q)が撮影した。 SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)は、将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を実証する小型探査機だ。国産基幹ロケット「H-IIA」47号機によって2023年9月7日に打ち上げられた。月面の狙った場所へのピンポイント着陸技術の実証を目的としており、着陸誤差は100m以内を目指していた。 JAXAの報告によると、1月20日午前0時から20分間にわたり実施した月面着陸の結果、SLIMは目標地点から55m東に着陸した。 これをもってJAXAは「世界初のピンポイント着陸に成功」と発表。精度については「障害物回避の直前で評価することが適切」とし、その場合は「悪く見積もっても10m。精度は3〜4m程度であった可能性が高いと考えている」とSLIMのプロジェクトマネージャーを務める坂井真一郎氏はコメントした。 着陸は想定通りではなかった。高度50m付近までは正常だったが、高度50m付近でメインエンジン2基のうち1基を喪失。しかし、一定の冗長性を有していたことから、仕様範囲よりもゆっくりと降下し、想定と異なる姿勢での着陸となった。 なお、現時点では太陽光パネルが西を向いており、太陽光パネルから電力供給を受けられていない状況だ。そのため、現時点ではSLIMの電源は切られているが、今後太陽光が西から当たるようになれば、再稼働できる可能性があるという。 SLIMは着陸の直前に、搭載する子機の「LEV-1」と「LEV-2」を正常に放出した。今回、SLIMを撮影したのは「LEV-2」(SORA-Q)だ。 SORA-Qは、タカラトミーがJAXA、ソニーグループ、同志社大学と共同開発した月面探査ロボットだ。直径は80mm、質量250g。玩具として市販もされている。 SLIMへの搭載時は球形だが、月面では変形機構によって車輪を展開する。左右の回転する車輪を偏心させることで、月の砂(レゴリス)上での移動や、障害物を乗り越えることができる。また、カメラを搭載しており、LEV-1経由で撮影画像を地球に送信することもできる。 SORA-Qが撮影した写真について坂井真一郎氏は「SLIMのだいたいの姿勢はわかっていたが、あの画をみたときには腰が抜けそうになった」と驚きを述べた。 ひっくり返った様子が画像を見るとわかりますね
為替は指標が予想通りといった感じでそれほど大きな動きになっていませんが来週は31日28時からのFOMC金利発表とその30分後のパウエル議長会見と2月2日22時30分の雇用統計で動いてきそうですが利下げは時期尚早ということで底堅く推移するか注目となりますね 1月22日から1月26日までの結果レンジ ドル円は 146.64-148.69 ユーロドルは 1.0812-1.0932 でした 1月29日から2月2日までの予想レンジ ドル円は 145.80-148.80 ユーロドルは 1.0750-1.0900 としました |
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