2023年01月04日
読んで上達させるゴルフ<お正月>
<お正月>
ちょっと一休み!
「お餅」
お雑煮文化 (丸餅・角餅分岐ライン)
日本全国でお正月の朝お雑煮が食べられています。
江戸時代の後半から一般庶民に広がりを見せたとあります。ですが北海道はお雑煮文化が無いのでしょうか?
日本全国でお雑煮の種類は5種類と思われます。
「丸餅を煮る・角餅を煮る・あん餅を煮る・丸餅を焼く・角餅を焼く」です。
汁も5種類の様です。
「白みそ・赤味噌・すまし・小豆汁・たまり醤油」
発祥は「京都」からと思われます。
丸餅を煮る、白みそで作るから始まったと考えられますが、同じ近畿圏京都のお隣奈良県は丸餅ではありますが「焼く」となっています。
この丸餅を焼くは、奈良県のお隣の三重県でも食べられている様うです。
そして不思議なことに「丸餅を焼く」は九州地方に飛び火しています。中国地方・四国地方ではあまり食べられていません。
丸餅・角餅分岐ラインですが、北海道を除く日本列島を二分しています。
南は和歌山県の南部地方から三重県の関西よりを経て福井県・富山県・石川県・新潟県の糸魚川地方・佐渡・山形県の酒田地方と少しいびつなラインです。
東日本は一般的に「角餅を焼く・すまし」ですが、同じ角餅でも、愛知県・三重県・岐阜県では、「小豆汁」が食されています。
一方西日本は、一部を除いてほとんどが「丸餅を煮る・すまし」が支流です、近畿地方だけはほぼ「味噌」文化と言うことになります。(四国の一部・福井県赤味噌使用)
中身の具についてもその地方地方によって様々です、お雑煮を食べてお正月を祝うわけですから、おめでたい祝いの逸品ぞろいです。
<資料参考>奥村彪生「雑煮文化圏マップ」
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