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2014年08月14日
NYダウの週足 下げ三法の懸念は?
今日の日経平均は25日移動平均まで一旦戻り、終値は少し押し返されました。8月8日の大幅下落はあったものの、それを打ち消しつつあるようです。できれば、61.2%戻りの15375円を達成してほしいです。
日経平均は外部環境が落ち着いていれば、15000円あたりを下値にして底堅く推移できるだろうと思いますし、秋にかけての悪い需給を通過すれば、中長期的には来年に向けて再び上昇トレンドに入れるのではないかと期待しています。
秋にかけての懸念の1つが米国株式です。今のところ、NYダウは200日移動平均線をサポートにして反発は見せています。
(NYダウ日足チャート)
しかし、NYダウは先々週に長い陰線で下落して、今もその陰線の下の方での推移になっています。
ここで気になるのはNYダウの週足が「下げ三法」の形になることです。これについては今はわかりませんが、今週と来週の戻りがあるとして、週足で先々週の大陰線の中で短陽線三本が連なった場合は再来週からの下げ方には注意という見方になるでしょう。あるいは、戻りが2週間で来週から下げる場合もありえます。
杞憂に終わるかもしれませんが、可能性としては考えておいて良いと思います。
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しかし、NYダウは先々週に長い陰線で下落して、今もその陰線の下の方での推移になっています。
ここで気になるのはNYダウの週足が「下げ三法」の形になることです。これについては今はわかりませんが、今週と来週の戻りがあるとして、週足で先々週の大陰線の中で短陽線三本が連なった場合は再来週からの下げ方には注意という見方になるでしょう。あるいは、戻りが2週間で来週から下げる場合もありえます。
杞憂に終わるかもしれませんが、可能性としては考えておいて良いと思います。
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25日移動平均での攻防でした。
今日の日経平均は終日、25日移動平均線を睨んだ動きで、後場は終値で25日移動平均線を超えるかどうかの攻防だったように見えました。日経平均の25日移動平均が15327円で、それをなかなか抜け切れない動きでしたが、下げるわけでもありませんでした。それに対してTOPIXは25日移動平均の少し上で推移する時間が長くて終値でも25日移動平均を上回りました。結局、日経平均は終値で25日移動平均を超えませんでしたが、問題は明日からの動きです。
明日、25日線を下値サポートにできるなら、下げ幅の61.8%戻りの15375円がありえます。61.8%戻りできると、いずれは全値戻りがあるという期待が高まるでしょう。
反対に25日移動平均線が上値抵抗になって、例えば、窓を空けて下げる形になる場合は再度の下値確認になる可能性があります。
今のところは大きな下げ要因が無い限りは日経平均の下値は13週移動平均線、SQ値、200日移動平均のあたりが考えられます。
ただし、秋にかけても同様ですが、米株が大きく下げる場合は日経平均の下げ幅も大きくなる可能性があるので、その場合は注意でしょう。
今日の物色面では建設関連が強かった他には新興の中小型では出遅れ株が見直されるような動きがあったようです。ここのところミクシィを中心にゲーム関連に資金が集中していたので、他のテーマ株がおろそかになっている面はありました。
明日、25日線を下値サポートにできるなら、下げ幅の61.8%戻りの15375円がありえます。61.8%戻りできると、いずれは全値戻りがあるという期待が高まるでしょう。
反対に25日移動平均線が上値抵抗になって、例えば、窓を空けて下げる形になる場合は再度の下値確認になる可能性があります。
今のところは大きな下げ要因が無い限りは日経平均の下値は13週移動平均線、SQ値、200日移動平均のあたりが考えられます。
ただし、秋にかけても同様ですが、米株が大きく下げる場合は日経平均の下げ幅も大きくなる可能性があるので、その場合は注意でしょう。
今日の物色面では建設関連が強かった他には新興の中小型では出遅れ株が見直されるような動きがあったようです。ここのところミクシィを中心にゲーム関連に資金が集中していたので、他のテーマ株がおろそかになっている面はありました。
前場は25日移動平均線が高値に
日経平均は15300円前後でもみ合って、25日移動平均線の15330円が前場の高値になりました。
昨日まで下向きだった25日移動平均線が横向きになって来て、今日は上回ってもおかしくないのですが、後場はどうなるでしょうか。
このまま25日線が上値抵抗になると、8日安値からの株価の戻りいっぱいが意識されて売りが出やすくなる可能性はあります。8日安値からの反発を試しているところなので、戻り局面が終わると、戻り売りが出ると考えられます。
25日移動平均線を越えると、15375円や15500円が短期的な目途になりやすいでしょう。
ただ、その場合も戻りいっぱいとなると、一旦は売られて、8日安値が底になったのか確認する動きは、そのうちにあると思います。
今週末15,18日や来週末22,25日あたりで変化しやすい日柄です。
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このまま25日線が上値抵抗になると、8日安値からの株価の戻りいっぱいが意識されて売りが出やすくなる可能性はあります。8日安値からの反発を試しているところなので、戻り局面が終わると、戻り売りが出ると考えられます。
25日移動平均線を越えると、15375円や15500円が短期的な目途になりやすいでしょう。
ただ、その場合も戻りいっぱいとなると、一旦は売られて、8日安値が底になったのか確認する動きは、そのうちにあると思います。
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戻りはどこまで
昨日のNYダウは反発して16670.29ドルまで戻りました。7月17日高値から8月7日安値への下げ幅の38.2%戻りが16646.172ドルで、これを達成しました。半値戻りは16742.67ドルです。61.8%戻りが16839.168ドルで、NYダウの25日移動平均線は16830ドルくらいで下降しています。半値戻りや61.8%戻りできるかはポイントになるでしょう。
日経平均はシカゴ日経平均先物が15305円で、今日は25日移動平均線15330円のあたりがポイントになります。
NYダウと日経平均は戻って来てはいますが、週足では先週の長い陰線の中での動きです。25日線や50日線などが上値抵抗になって戻りいっぱいになると、再度、下値を確認する動きはあっておかしくないでしょう。
需給的には来週になると、45日前ルールの通過でヘッジファンドが動きやすくなるという見方はあるのですが、今週が反発局面になっているので、このまま明日まで強い場合は、来週はまた下押す可能性があるのではと思います。
日経平均はまだ15000円台前半でのもみ合いだろうと思います。
なお、地政学的リスクとして言われている中東情勢については、原油価格が下がっているので大きなリスク要因ではないと言えるでしょう。
「ドバイ13カ月ぶり安値 原油、需給緩和観測で 2014/8/13 23:58 」(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO75629400T10C14A8QM8000/
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NYダウと日経平均は戻って来てはいますが、週足では先週の長い陰線の中での動きです。25日線や50日線などが上値抵抗になって戻りいっぱいになると、再度、下値を確認する動きはあっておかしくないでしょう。
需給的には来週になると、45日前ルールの通過でヘッジファンドが動きやすくなるという見方はあるのですが、今週が反発局面になっているので、このまま明日まで強い場合は、来週はまた下押す可能性があるのではと思います。
日経平均はまだ15000円台前半でのもみ合いだろうと思います。
なお、地政学的リスクとして言われている中東情勢については、原油価格が下がっているので大きなリスク要因ではないと言えるでしょう。
「ドバイ13カ月ぶり安値 原油、需給緩和観測で 2014/8/13 23:58 」(日経新聞)
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