2016年05月22日
【決勝点はオーバメヤン】 12-13 パリSG × サンテティエンヌ
2012-13 リーグアン 第11節
パリ・サンジェルマン × サンテティエンヌ
スコア:1-2
2012年11月3日 パルク・デ・プランス 観客数:44,516
オーバメヤン、途中出場で勝利に導く活躍です。
パリ・サンジェルマンのスタメン(4-3-1-2)
GK: サルヴァトーレ・シリグ
4: マクスウェル ママドゥ・サコー チアゴ・シウバ グレゴリー・ファン・デル・ヴィール
3: ブレーズ・マテュイディ マルコ・ヴェッラッティ クレマン・シャントーム
1: ハビエル・パストーレ
2: ズラタン・イブラヒモヴィッチ ジェレミー・メネズ
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SUB: ニコラ・ドゥシェ(GK)
マチュー・ボドメ ギョーム・オアロ モハメド・シソッコ
シアカ・ティエネ アレックス クリストフ・ジャレ
監督: カルロ・アンチェロッティ
サンテティエンヌのスタメン(4-3-3)
GK: ステファヌ・リュフィエ
4: ジョナタン・ブリソン ロイク・ペラン ムスタファ・バヤル・サール フランソワ・クレール
3: ファビアン・ルモワーヌ ジェレミー・クレマン ジョシュア・ギラヴォギ
3: マックス・グラデル ブランドン ロマン・アムマ
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SUB: ジェシー・ムラン(GK)
アレハンドロ・セサル・アロンソ ファウジ・グラム ルノー・コアデ
ピエール=エメリク・オーバメヤン ジャン・パスカル・ミニョ
監督: クリストフ・ガルティエ
ここまでの順位は、ホームのパリ・サンジェルマン(PSG)は1位(勝点22)。リーグで唯一ここまで無敗。どこがPSGを止めるのかに注目が集まっていました。
対するサンテティエンヌ(ASSE)は5位(勝点15)と好調。エースのオーバメヤンは負傷のためスタメンを外れたものの、ベンチ入りしています。
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前半
サンテティエンヌのキックオフで試合開始です。
3分、チアゴ・シウバの縦パスをイブラヒモヴィッチが右に流し、右サイドを突破したファン・デル・ヴィールがクロス。ミスキック気味のボールはゴールマウスに向かって飛びましたが、これはGKリュフィエがクリア。
相手がPSGということもあり、ASSEはブランドン1人を残した、やや引き気味の守備的な戦い方で試合に入ります。
立ち上がりは圧倒的にPSGがボールを支配する時間が多かったですが、5分過ぎあたりからASSEはグラデルとブランドンを中心に左サイドを使った攻撃ができるように。
11分、PSGのビッグチャンス。メネズからのパスを受けたイブラヒモヴィッチが右足でシュートも、GKに防がれます。
16分過ぎからバイタルエリアでPSGがパスをテンポよくつなぎだします。しかしASSEも集中した守備でスペースを与えません。イブラヒモヴィッチには4人がかりでボールを奪いに行くシーンも。
30分、早くもPSGが選手交代。負傷のマテュイディに代えてマチュー・ボドメIN。
31分、ゴール前のパス回しからメネズがシュート。決定機でしたが、しかしクロスバーの上を通過します。
33分、ASSEのチャンス。右サイドからのクロスをブランドンがポストプレー。落としたボールをルモワーヌがシュート。しかしゴールマウスを外れます。
前半は0-0で終了。ASSEはルモワーヌが長短のパスでゲームを組みたて、少ないながらもチャンスを演出しています。
PSGは選手層が厚いとはいえ、リーグ戦と並行してリーグカップ、チャンピオンズリーグと3つの大会を戦っているためか、やや省エネモードに見えました。
後半
立ち上がりは前半と同様にPSGがボールを支配し、ASSEが守る展開。ただPSGの攻撃陣は前半よりも勢いがあります。
前半はまったく元気がなかったパストーレが、一転して後半はアグレッシブに。50/50のボールにも泥臭く喰らいつくようになりました。
51分、ASSE選手交代。アムマOUT、オーバメヤンIN。ブランドンが一列下がり、オーバメヤンの1トップに。
PSGはファン・デル・ヴィールとマクスウェルがかなり高くポジションを取るようになりましたが、そのぶん空いた裏を狙われ始めます。
55分、ASSEが先制点。左サイドでルモワーヌがオーバメヤンへパス。オーバメヤンは中央のブランドンへクロスを上げるが、サコーが出した足に当たってオウンゴールです。
58分、PSG選手交代。ヴェッラッティOUT、ギョーム・オアロIN。
ASSEはオーバメヤンが左MFに移動し、ブランドンの1トップにポジションチェンジ。この辺りからASSEはセカンドボールを拾えるようになってきました。
63分、PSGのCKからオアロが打点の高いヘディングシュート。これはわずかに枠を外れます。
続けてPSGの攻撃。中央からチアゴ・シウバ→パストーレ→オアロ→イブラヒモヴィッチ→メネズとつないで、ファン・デル・ヴィールがクロスを上げるも、誰も合わせられません。
66分、PSG選手交代。シャントーメOUT、モハメド・シソッコIN。
71分、イブラヒモヴィッチが一発レッドで退場となります。GKの手前でワンバウンドしたボール目がけて、足の裏を見せたままGKと激突。危険行為とみなされ退場処分に。PSGはオアロの1トップで対応します。
72分、ASSE選手交代。ブランドンOUT、アレハンドロ・セサル・アロンソIN。ここで再びオーバメヤンの1トップに。
73分、ASSEが追加点です。サコーからボドメへの不用意な横パスを、入ったばかりのアロンソが奪ってカウンター。ペナルティエリア手前で左サイドを並走していたオーバメヤンへパス。これを確実に決めて2-0とリードを広げます。
79分、ASSEが3人目の選手交代。ギラヴォギOUT、ルノー・コアデIN。
2点差のリード、しかも数的優位のASSEはリスクを冒さず、ピッチを広く使ってパスを回します。前線には快速のオーバメヤンがいるので、PSGも迂闊に前掛かりにはできません。
88分、PSGがセットプレーから1点返します。FKからゴール前のオアロが右足を振り抜きネットに突き刺しました。
90分が過ぎ、追加タイムは4分。
92分、メネズがドリブルで仕掛けエリア内で中央へ折り返し。2列目から飛び込んできたシソッコにボールが渡ります。同点のビッグチャンスでしたが、3人に囲まれシュートを打てません。
このまま1-2で試合終了。10戦無敗のPSGがリーグ初黒星となりましたが、やはり疲労もあったように思います。
ASSEは月並みな表現ですが、攻守のバランスが良かったですね。
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得点
55分 ママドゥ・サコー(オウンゴール)
73分 ピエール=エメリク・オーバメヤン(サンテティエンヌ)
88分 ギョーム・オアロ(パリ・サンジェルマン)
その後・・・
ASSEはこのシーズン通して好調を維持し、最終的にリーグを5位で終えてヨーロッパリーグ出場権を獲得しました。
エースのオーバメヤンは、このシーズンのリーグ戦で19得点を記録。これは30得点で得点王のイブラヒモヴィッチに次いで2位タイの成績でした。そしてこのシーズンを最後にドルトムントへ移籍となります。
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パリ・サンジェルマン × サンテティエンヌ
スコア:1-2
2012年11月3日 パルク・デ・プランス 観客数:44,516
オーバメヤン、途中出場で勝利に導く活躍です。
パリ・サンジェルマンのスタメン(4-3-1-2)
GK: サルヴァトーレ・シリグ
4: マクスウェル ママドゥ・サコー チアゴ・シウバ グレゴリー・ファン・デル・ヴィール
3: ブレーズ・マテュイディ マルコ・ヴェッラッティ クレマン・シャントーム
1: ハビエル・パストーレ
2: ズラタン・イブラヒモヴィッチ ジェレミー・メネズ
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SUB: ニコラ・ドゥシェ(GK)
マチュー・ボドメ ギョーム・オアロ モハメド・シソッコ
シアカ・ティエネ アレックス クリストフ・ジャレ
監督: カルロ・アンチェロッティ
サンテティエンヌのスタメン(4-3-3)
GK: ステファヌ・リュフィエ
4: ジョナタン・ブリソン ロイク・ペラン ムスタファ・バヤル・サール フランソワ・クレール
3: ファビアン・ルモワーヌ ジェレミー・クレマン ジョシュア・ギラヴォギ
3: マックス・グラデル ブランドン ロマン・アムマ
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SUB: ジェシー・ムラン(GK)
アレハンドロ・セサル・アロンソ ファウジ・グラム ルノー・コアデ
ピエール=エメリク・オーバメヤン ジャン・パスカル・ミニョ
監督: クリストフ・ガルティエ
ここまでの順位は、ホームのパリ・サンジェルマン(PSG)は1位(勝点22)。リーグで唯一ここまで無敗。どこがPSGを止めるのかに注目が集まっていました。
対するサンテティエンヌ(ASSE)は5位(勝点15)と好調。エースのオーバメヤンは負傷のためスタメンを外れたものの、ベンチ入りしています。
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【SY32】 Tシャツやポロシャツなどデザイン性・機能性が高いイタリアのカジュアルブランドです
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前半
サンテティエンヌのキックオフで試合開始です。
3分、チアゴ・シウバの縦パスをイブラヒモヴィッチが右に流し、右サイドを突破したファン・デル・ヴィールがクロス。ミスキック気味のボールはゴールマウスに向かって飛びましたが、これはGKリュフィエがクリア。
相手がPSGということもあり、ASSEはブランドン1人を残した、やや引き気味の守備的な戦い方で試合に入ります。
立ち上がりは圧倒的にPSGがボールを支配する時間が多かったですが、5分過ぎあたりからASSEはグラデルとブランドンを中心に左サイドを使った攻撃ができるように。
11分、PSGのビッグチャンス。メネズからのパスを受けたイブラヒモヴィッチが右足でシュートも、GKに防がれます。
16分過ぎからバイタルエリアでPSGがパスをテンポよくつなぎだします。しかしASSEも集中した守備でスペースを与えません。イブラヒモヴィッチには4人がかりでボールを奪いに行くシーンも。
30分、早くもPSGが選手交代。負傷のマテュイディに代えてマチュー・ボドメIN。
31分、ゴール前のパス回しからメネズがシュート。決定機でしたが、しかしクロスバーの上を通過します。
33分、ASSEのチャンス。右サイドからのクロスをブランドンがポストプレー。落としたボールをルモワーヌがシュート。しかしゴールマウスを外れます。
前半は0-0で終了。ASSEはルモワーヌが長短のパスでゲームを組みたて、少ないながらもチャンスを演出しています。
PSGは選手層が厚いとはいえ、リーグ戦と並行してリーグカップ、チャンピオンズリーグと3つの大会を戦っているためか、やや省エネモードに見えました。
...half time...
後半
立ち上がりは前半と同様にPSGがボールを支配し、ASSEが守る展開。ただPSGの攻撃陣は前半よりも勢いがあります。
前半はまったく元気がなかったパストーレが、一転して後半はアグレッシブに。50/50のボールにも泥臭く喰らいつくようになりました。
51分、ASSE選手交代。アムマOUT、オーバメヤンIN。ブランドンが一列下がり、オーバメヤンの1トップに。
PSGはファン・デル・ヴィールとマクスウェルがかなり高くポジションを取るようになりましたが、そのぶん空いた裏を狙われ始めます。
55分、ASSEが先制点。左サイドでルモワーヌがオーバメヤンへパス。オーバメヤンは中央のブランドンへクロスを上げるが、サコーが出した足に当たってオウンゴールです。
58分、PSG選手交代。ヴェッラッティOUT、ギョーム・オアロIN。
ASSEはオーバメヤンが左MFに移動し、ブランドンの1トップにポジションチェンジ。この辺りからASSEはセカンドボールを拾えるようになってきました。
63分、PSGのCKからオアロが打点の高いヘディングシュート。これはわずかに枠を外れます。
続けてPSGの攻撃。中央からチアゴ・シウバ→パストーレ→オアロ→イブラヒモヴィッチ→メネズとつないで、ファン・デル・ヴィールがクロスを上げるも、誰も合わせられません。
66分、PSG選手交代。シャントーメOUT、モハメド・シソッコIN。
71分、イブラヒモヴィッチが一発レッドで退場となります。GKの手前でワンバウンドしたボール目がけて、足の裏を見せたままGKと激突。危険行為とみなされ退場処分に。PSGはオアロの1トップで対応します。
72分、ASSE選手交代。ブランドンOUT、アレハンドロ・セサル・アロンソIN。ここで再びオーバメヤンの1トップに。
73分、ASSEが追加点です。サコーからボドメへの不用意な横パスを、入ったばかりのアロンソが奪ってカウンター。ペナルティエリア手前で左サイドを並走していたオーバメヤンへパス。これを確実に決めて2-0とリードを広げます。
79分、ASSEが3人目の選手交代。ギラヴォギOUT、ルノー・コアデIN。
2点差のリード、しかも数的優位のASSEはリスクを冒さず、ピッチを広く使ってパスを回します。前線には快速のオーバメヤンがいるので、PSGも迂闊に前掛かりにはできません。
88分、PSGがセットプレーから1点返します。FKからゴール前のオアロが右足を振り抜きネットに突き刺しました。
90分が過ぎ、追加タイムは4分。
92分、メネズがドリブルで仕掛けエリア内で中央へ折り返し。2列目から飛び込んできたシソッコにボールが渡ります。同点のビッグチャンスでしたが、3人に囲まれシュートを打てません。
このまま1-2で試合終了。10戦無敗のPSGがリーグ初黒星となりましたが、やはり疲労もあったように思います。
ASSEは月並みな表現ですが、攻守のバランスが良かったですね。
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得点
55分 ママドゥ・サコー(オウンゴール)
73分 ピエール=エメリク・オーバメヤン(サンテティエンヌ)
88分 ギョーム・オアロ(パリ・サンジェルマン)
その後・・・
ASSEはこのシーズン通して好調を維持し、最終的にリーグを5位で終えてヨーロッパリーグ出場権を獲得しました。
エースのオーバメヤンは、このシーズンのリーグ戦で19得点を記録。これは30得点で得点王のイブラヒモヴィッチに次いで2位タイの成績でした。そしてこのシーズンを最後にドルトムントへ移籍となります。
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タグ:2012-13
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