2016年09月17日
面貸しサロンは、美容師を廃人にする!
面貸しサロン・美容室の生き残り
結局、個人の美容師次第なんだよね。
美容室なんて、所詮、美容職人の集まり。
それらを束ねる事の難しさたるや・・・
今後は、美容室というよりは
1個人の美容師って考え方になってくるよね。
今の流れからすると。
面貸しサロンで搾取され続ける美容師
都市部では、相変わらず面貸し美容室が流行っている。
売上の40%〜を還元するという仕組みの美容室だ。
契約上は、業務委託契約。
美容師側は、個人事業主という形になる。
なので、確定申告を自分でする必要がある。
美容室運営側は、あくまでも美容業務を1個人の美容師に委託しているって感じ。
雇用関係では無いって事。
まあ、これは美容室運営側が上手い感じに言っているだけで、
結局、時間拘束されているし、細かい決まり事も色々と押し付けられる。
形式上は、業務委託だが
実態としては、雇用関係が成り立っているとしか言いようがない。
運営側は、低コスト、低リスクで、美容師を雇えるというメリットがある。
売上が無ければ美容師側に、一般的な美容室の様に固定給を払わなくても良いしね。
しかし、最近、それが不利だと言う事に気付き始めた美容師が増えてきた。
「やっとですか〜。」、って感じではあるが。
完全に搾取されていたのにね。
もう、面貸し美容師は終わるよ。
今までのやり方では、面貸しサロンの経営は成り立たなくなる。
なぜなら、美容師が集まらないからだ。
自分達に不利だという事に気付いた美容師達が一斉に退職し、面貸しサロンに戻ってこなくなったのだ。
世の中から、美容師がどんどん減っている。
肝心な美容師が集まらない面貸しサロンは、タダの廃墟美容室になるだけ。
面貸しサロンは、客数をこなしてこそ利益が出る。
客数をこなそうと、ホットペッパーなどにガンガン広告を出して集客しても、それをこなすだけの美容師の数が圧倒的に少ないのだ。
未だに面貸しサロンで働いている美容師は、余りの忙しさに嫌気がさして、これまた退職・・・
そして、誰もいなくなる、みたいな感じですね。
どんなに忙しくても面貸しサロンは単価が低いので、
結局、たいした売上にならないワケで・・・
売上が低いと、貰える報酬も低くなるワケ。
当たり前だけど。
時間貸し美容室
今後、面貸しサロンは時間貸しサロンに変化していく。
今までは、なんちゃって業務委託だったが、もう、そのやり方では無理があるのだ。
時間的拘束をしてしまっている現状からして。
訴えられたら1発アウト。
契約書にサインをしたからと言っても、そんなものは何ら効力を持たないからね。
あくまでも、お店側と業務委託側美容師が個人間で契約した様なモノだから。
法律の世界では、それは一般的に雇われている側の味方になってくれる。
雇用主のほうが圧倒的に不利なのだ。
業務委託契約を結んだ美容師が、
「時間拘束がありました。拘束されているにも関わらず、賃金は貰えていません。それに、美容業以外の仕事もさせられました。」
なんて感じで訴えたら終わりだね。
だから、もう、完全に美容師を時間拘束しないやり方にシフトチェンジしていくしかない。
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