高校・大学を卒業しても、就職先がなくて困っている方が大勢いる世の中。
不景気・不景気で、給与を下げられ本業だけでは立ち行かなくなっている方、旦那の稼ぎだけではやっていけない主婦。

　皆さん必死です。生活かかってますからね。
そんな方々を相手に、面接をしていると、色々な事情など諸々、聞きたくなくても聞かされてしまいます。『う〜ん。それは大変ですね。』・『それは辛いですね〜。』・『そうですかぁ〜』と相槌を打つしかありません。

　同情しても、雇える訳でもないので、可も無く不可も無くな態度に終始するしかありません。
中には、切実な事情を抱えている方もいらっしゃったりして、傍から見ていてもオーラが違っていて、こちらも気分が沈んでしまいます。

　そんなこんなを、9：00〜17：00まで30分刻みのスケジュールで、１対１の面接をしていると、体もおかしくなってきました。
汚い話ですが、さんが丸２日、お見えになりませんでした。
今は快調ですが、こんな事は初めてだったので、腸閉塞にでもなってしまったのか、ドキドキしました。

　後は、不採用の方に連絡を入れなければいけないのですが、それも気が滅入るのです。
だって、色々な事情を聞かされてしまっていますから。
大きな会社なら、事務の女の子が、事務的に連絡するんでしょうけどね。
零細企業は、何でもかんでも自分でしなければなりません。