2016年10月29日
サラマンダー
火の中で生きる燃えないトカゲ
《伝承地域》
世界中
《特徴》
「サラマンダー」とは「四精霊」の一つで、火を司る。火の中のトカゲ、あるいはヘビの姿をしているが、昆虫の姿であるという説もある。なお、昆虫バージョンのサラマンダーは、蚕のように繭を作り、この繭は火を防ぐことが出来るとされている。日頃は険しい山に棲んでいるが、火の中でも自由に動けて、火と共に暮らすとも言われている。その皮はどんなに激しい炎も撥ね返し、火を食べてしまうという情報もある。世界の王様や貴族は、宝物としてサラマンダーの皮をとても欲しがったという。13世紀の探検家マルコ・ポーロの「東方見聞録」にも、珍品として記録されている。かつて、火にくべても燃えない石綿の布が、サラマンダーの繭の糸で織ったと嘘をついて売られていたこともある。このように、偽物のサラマンダーの皮の詐欺事件が、あちこちで発生した。また、恋の炎に身を焦がす女性は、死んだ後にサラマンダーになるという説もある。
《伝承地域》
世界中
《特徴》
「サラマンダー」とは「四精霊」の一つで、火を司る。火の中のトカゲ、あるいはヘビの姿をしているが、昆虫の姿であるという説もある。なお、昆虫バージョンのサラマンダーは、蚕のように繭を作り、この繭は火を防ぐことが出来るとされている。日頃は険しい山に棲んでいるが、火の中でも自由に動けて、火と共に暮らすとも言われている。その皮はどんなに激しい炎も撥ね返し、火を食べてしまうという情報もある。世界の王様や貴族は、宝物としてサラマンダーの皮をとても欲しがったという。13世紀の探検家マルコ・ポーロの「東方見聞録」にも、珍品として記録されている。かつて、火にくべても燃えない石綿の布が、サラマンダーの繭の糸で織ったと嘘をついて売られていたこともある。このように、偽物のサラマンダーの皮の詐欺事件が、あちこちで発生した。また、恋の炎に身を焦がす女性は、死んだ後にサラマンダーになるという説もある。
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