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2016年10月29日

ウェンディゴ

人間を襲い食べる、恐ろしい妖怪

《伝承地域》
カナダ、アメリカ

《特徴》
「ウェンディゴ」の姿は様々で、顔は骸骨のようで、5m以上の高身長で体は青白い。吹雪の中や嵐の中でも素早く動けて、信じられないほどの怪力を持っていたとされている。その移動する姿は鳥が飛ぶように見えたと言われている。人間を食べるのが好きで、旅人や一人でいる村人をさらうという。アメリカの先住民の間で語り継がれていた妖怪で、氷の妖精ともされる。また、長く食糧不足が続いたときに、我慢できずに人間の肉を食べた人間が「ウェンディゴ」に取り憑かれて、人間を襲ってしまうという説もある。「ウェンディゴ」に取り憑かれると、人間の肉しか食べられなくなってしまう。そして、最後は気が狂って死ぬ。
wendigo.jpg


posted by 麻生祇燐 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪
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