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2018年04月11日

北海道の泣き叫ぶ木

奇妙な叫び声をあげて呪いを巻き散らす老木

北海道栗山町 ハルニレの木.JPG

〔発生場所〕北海道 栗山町
〔発生年〕1932年〜
〔怪奇度3段階評価〕
〔目撃者談〕
一度に限らず、何度もあの木周辺で事故が起きるんだ。やはり、木の呪いは本当にあるんだ…。
〔注目ポイント〕
・明治時代、栗山町内の開拓工事において、厳しい寒さから多くの労働者が死亡。その遺体が泣く木の下に埋まっているという。
・伐採により切り株だけが残ったが、それでも事故が収まらず、町民は切り株の周辺を整備し祠を建てるなど、呪いが収まるよう努めたという。
・付近を車で通ると、ハンドルが左右にとられることがあるという証言も。パンクかと思いタイヤを確かめると、異常は無かったという。
〔概要〕
1932年、国道を広げるために、北海道栗山町に江戸時代からあったハルニレの木を切り倒す計画が出た。作業員がノコギリで切り倒そうとしたところ、木が「キューキュー」と泣き出し、同時にノコギリが折れたという。この事件をキッカケに、周辺で次々と事故が起きる。人々はこれを木の呪いと恐れ、そのまま「泣く木」として残すことになった。しかし、1970年に再び国道を広げることになったとき、作業員が酔った勢いで泣く木をチェーンソーで切ってしまった。泣く木は根元しか残されていないが、周辺では今も原因不明の事故が多発しているという。

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