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2017年12月29日

インドに降る赤い雨

南インドの人々を襲った謎の異常気象

The red rain phenomenon of Kerala.jpg

〔発生場所〕インド ケーララ州ほか
〔発生年〕2001年ほか
〔怪奇度3段階評価〕
〔目撃者談〕
大気中の流星が爆発し、その粒子が飛び散り、雨と混ざったのかも。しかし、赤い色の原因は不明です。
〔注目ポイント〕
・赤い雨は、古くは1551年にポルトガルで確認され、2012年にはスリランカにも降り注いだ。
・この赤い雨による人的被害は出ていないが、降った後、落ち葉に穴が開いていたり、そこにあった物が消えていたりと、謎が多い。
〔概要〕
2001年7月から9月にわたり、血のように赤い雨がインド南部のケーララ州に降り注いだ。原因を分析した気象局は、砂や塵が雨に混ざったのが原因だと発表した。しかし、ゴドフリー・ルイ博士が雨水を顕微鏡で調べたところ、謎の赤い粒子が含まれていた。ルイ博士は、この粒子はバクテリアの一種だと確信し、爆発した隕石がもたらした、地球外生命体だとする論文を発表した。ルイ博士の説には否定的な意見が多いが、ポルトガルやアメリカでも同様の現象が起きている。今後の検証によっては、地球外生命体の存在が明らかになるかもしれない。

The red rain of Kerala.jpg


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