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2017年09月07日

中川鉄橋の半身幽霊

鉄道自殺をした人々の無残な霊が彷徨う

テケテケ.jpg

〔場所〕東京都葛飾区
〔出現時間帯〕夕方〜夜
〔霊タイプ〕地縛霊
〔姿形〕人型
〔目撃情報等〕
上野から千葉方面へ向かうJR常磐線の線路では、幽霊、それも上半身のない胴から下だけの姿や、逆にお腹から下を失った恐ろしい様子の霊が度々目撃されている。それは、線路の上をフラフラ横切ることもあれば、車両の窓ガラスに突然映ることも。窓を叩く「ドン、ドン!」という音に驚かされる乗客もたくさんいたらしい。中でも、そうした現象が多かったのが、金町と亀有の間、中川に架かる鉄橋を渡る辺り。実は、それにはある事件が関わっているという。

1960年、この中川鉄橋で若い男性の飛び込み自殺が起こる。死体は無残にも電車の車輪で真っ二つに切断されており、現場にあったのは下半身だけ。上半身は鉄橋下の川に落ちたと考えられた。翌日、警察はボートで川を捜索したが、上半身は中々見つからない。そのうち、一艘のボートが何者かにひっくり返されるようにバランスを崩して転覆し、乗っていた警官3人は川の中へ。なんとかボートを起こして乗り込むが、1人だけボートのへりに掴まったまま、どうしても水から上がれなかった。「おい、どうした。」と残る2人が手を貸して引き上げたその腰には…真っ白に色の変わった自殺者の上半身が、うらめしげな顔でしがみついていたのだ。

posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 心霊
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