麻生祇 燐 の オカルトコレクション

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何が何だか分からない、謎の妖怪

《伝承地域》
中国

《特徴》
「四凶」の一つである「渾沌」は、毛が伸びた犬のようで、熊に似た爪のない手を持っている。目と鼻は、あるだけで使えないとされている。足はあるが、これも役に立たない。自分の尻尾を咥えて、ぐるぐる回るという謎の妖怪だ。中国の伝説では、人間にある目、耳、口、鼻の穴という７つの穴があるが、渾沌にはなかったという話もある。渾沌に良くして貰った２人の王様が、お礼に毎日穴を１個ずつ開けていった。しかし、そのせいか７日目に渾沌は死んでしまったという。

血を吸い、肉を食べる 砂漠の食人鬼

《伝承地域》
アフリカ

《特徴》
「グール」は、イスラム教が生まれる前から、アラビア半島に伝えられてきた砂漠に棲む「食人鬼」だ。肌が黒く、人間にそっくりだが、体の色と姿を変えることが出来る。ハイエナや、最後に食べた人間の姿に変化できるという。墓や戦場などに現れることもあり、墓を掘り起こして死体を食べたり、生きている子どもを捕まえて食べたりする。また、迷った旅行者を砂漠で捕まえて、食べてしまうこともある。

夢の中で男を誘惑する美しい悪魔

《伝承地域》
ヨーロッパ

《特徴》
「サキュバス」は、夢の中に現れる妖怪「夢魔」の一種で、赤い目で浅黒い肌の美しい女の姿で男を誘惑する。女の夢に出るのは、「インキュバス」と呼ばれる。キリスト教が盛んなヨーロッパの国で伝えられている妖怪だ。このサキュバスは、見たこともないような美しい女に化けて男に迫ってくるが、古い時代には、不気味な雰囲気を漂わす「魔女」のような姿で現れることもあった。また、足が鳥のような爪になっている場合もある。サキュバスが夢の中に現れると、胸に圧力が掛かったり、金縛りになったりしてかなり苦しいという。サキュバスの姿は、見る人によって違う。それは、サキュバスが、狙った男が一番好きなタイプの女の姿に変身しているからだという。

病気を撒き散らす最強の悪魔

《伝承地域》
中東

《特徴》
「パズズ」は、イラクの伝説の中でも最強の悪魔と言われている。風の魔神であり、数百メートル以上の大きさで、背中に大きな４枚の翼、ワシのような鋭い爪のある足、ライオンに似た頭と前足、サソリの尻尾がある。イラクでは、雨の少ない時期にとても熱い風が吹く。これは、パズズの仕業だと言われている。パズズは、この熱い風を使い、水を干上がらせて植物や動物を殺してしまう。また、風に乗せて病気を人々に振り撒き、国を滅ぼそうとする。このように、パズズは人間を苦しめるのだが、生贄を与えると、暫くはおとなしくしてくれる。パズズが食べ物の少ない砂漠に棲んでいられるのは、この生贄のおかげなのだ。パズズの像を祀ると、病気の感染や悪霊から守ってくれるという神様のような役割もある。

【問】1961年に設立された念動研究団体SORRAT。この団体を設立したのは誰？

【答】J.G.ナイルハイト
イリノイ大学教授のJ.G.ナイルハイトらが、会員30人で発足した。

【問】三田光一が持っていた超能力は？

【答】念写
三田が念写した人物は、弘法大師や武田信玄や上杉謙信など。

【問】事故死した12歳の少年の、死の直前に父親と一緒に写った写真に起きた奇妙な現象とは？

【答】写真の中で少年が成長した
身長が伸び、体型や顔つきまでもが変化。最初は少年だったはずが、10年で立派な青年に変貌した。

【問】瞬時に町から町へテレポートによって飛んだと言われる、アフリカの少年セルジ。彼がテレポートした最大移動距離は？

【答】660km
地元紙の記者などが、その出没時間や場所を調査して裏付けたもので、660kmもあった。

【問】日本語では「真性異言」と言い、トランス状態に入った霊媒や、霊が憑依したと思われる人間が話すことを何と言う？

【答】ゼノグロッシー
外国語など、その人が知らないはずの言語を話したりする。

【問】霊が憑依することにより、本来は目に見えないはずの霊の姿を、エクトプラズムなどによって目に見える形＝物質化させる能力のある人のことを何と言う？

【答】物理霊媒
20世紀初頭、フランスのエバ・Ｃ（エヴァ・カリエール）が有名。