原作は『指輪物語』の原作者でもあるジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンによる小説『ホビットの冒険』。 フロドの養父であるビルボ・バギンズが、指輪を手に入れるきっかけとなった、はなれ山への冒険を描いています。
『ホビットの冒険』は、トールキンが自分の子供達向けに作った話であるが、トールキンは友人に勧められてこの本を出版。 好評のため、続編を望む声が彼のもとに寄せられ、トールキンは続編として『指輪物語』を書くことになるのです。

監督はピーター・ジャクソン。 云わずと知れた『ロード・オブ・ザ・リング』3シリーズの監督です。 最近の監督作品としては『ラブリーボーン』があり、他にも『第9地区』や『タンタンの冒険』などの製作を手掛けています。
当初の予定では本作の脚本でクレジットされているギレルモ・デル・トロが監督する予定でしたが、色々と問題があり、ピーター・ジャクソンが引き継ぐことになりました。
出演はマーティン・フリーマン、イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、ルーク・エヴァンス、クリストファー・リー、他。 『ロード・オブ・ザ・リング』からの引き続きのキャストがいるのでファンには嬉しいことでしょう。


主演のビルボ・バギンズを演じるのはマーティン・フリーマン、『銀河ヒッチハイク・ガイド』、『ホット・ファズ』等に出演しているイギリスの俳優です。

イライジャ・ウッドは『シン・シティ』依頼のビッグタイトルになります。

現在ウディ・アレンの作品の撮影中のケイト・ブランシェット。 今後も出演作が多数予定されています。 最近の出演作では『ハンナ』がいいかも。すでにリリースされています。

"エルロンド"役のヒューゴ・ウィーヴィングも『ロード・オブ・ザ・リング』からの引き続きの一人。 『マトリックス』シリーズの"エージェント・スミス"役の人です。


本作は『ロード・オブ・ザ・リング』で指輪を破壊するべく旅をする主人公"フロド・バギンズ"の養父"ビルボ・バギンズ"をメインに据えた作品。 いわば『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚となります。
3部作構成の作品となることが決定しており、既に公開日(予定)まで決定しています。

1部：2012年12月14日
　　『The Hobbit: An Unexpected Journey／ホビット 思いがけない冒険』

2部：2013年12月13日
　　『The Hobbit: The Desolation of Smaug／スマウグの荒らし場』

3部：2014年07月18日
　　『The Hobbit: There and Back Again／ホビット ゆきて帰りし物語』

ホビット以外にも魔法使い、エルフ、モンスター、人間、など様々な種族が登場し、『ロード・オブ・ザ・リング』のファンタジー色はそのまま引き継がれています。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ同様、ロケ地となったニュージーランドでは国を挙げてのタイアップを実施。 様々な趣向は話題性抜群、奥深いストーリーに映像日、ぜひおさえておきたい1本です。

ホビット族の青年ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフ推薦され、ドワーフ王トーリン・オーケンシールドをはじめとする13人のドワーフ族と共に、 邪竜スマウグに奪われた彼らの祖国と財宝を奪還するため、はなれ山エレボールへの冒険に出発する。
一行は、トロールやオークによる襲撃や闇の森のエルフによる捕縛などの窮地に陥りながらも、 エルフ卿エルロンドや鷲の王、熊人ビヨルンらの助力、またビルボ自身の機転により窮地を脱し、旅路を続ける。
道中、ビルボはゴラムと遭遇し一つの "指輪" を手に入れる。 そしてガンダルフは、姿を現した冥王サウロンに対抗すべく召集された賢人会議「白の会議」に出席し、エルロンド、エルフの奥方ガラドリエル、魔法使いサルマンらと共に攻勢の機を窺う･････

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