きみと読むものがたり

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わかやま　けん著
対象年齢：０歳〜


絵本の世界は美味しいもので溢れていますね。


子どもたちが大好きなあまーいおやつはよく絵本の題材になっています。
元・子どもだったママも美味しそうな食べ物が出て来る絵本が大好きでした。
とりわけホットケーキはその存在が幸せの象徴のような気がして、
作るのも食べるのも大好きです。
もちろん、我が家の現・子どもの娘ちゃんもホットケーキが大好きです。


「かがみのえほん　きょうの　おやつは」に引き続きホットケーキ回です。


この絵本はこぐまちゃんえほんシリーズでも断トツ人気を誇る絵本ではないでしょうか。

残念ながら私がこの絵本を知ったのは大人になってからでしたが。
小さい頃に読んでいたら絶対にどハマりしていただろうなと確信が持てます。

妊娠中に先輩ママの友だちに教えてもらって買いました。
産院を退院してからかなりの頻度で読みましたから空で読み聞かせできるようになりました。


娘ちゃんはホットケーキが出来上がる工程のページが大好きです。
「ぱたあん　どろどろ」と始まると、音に合わせて指差しをします。

「かがみのえほん　きょうの　おやつは」と同じく娘ちゃんとホットケーキを作る時に
この絵本をレシピ代わりに立てかけて
娘ちゃんが作る過程に合わせてページをめくってみました。

このごろママのまねっこが大好きな娘ちゃんはこれに大興奮。



レシピを読むように絵本を読みながら
道具を揃え、
材料を揃え、
卵を割るのにも挑戦してみました。
混ぜるのもしろくまちゃんと一緒です。
さて、焼く時。
残念ながら絵本と同じようには焼けてくれません。
それでも、「むすめちゃんのホットケーキは今ここだよ」と教えてあげると
それはそれはもう。こちらが嬉しくなってしまうくらいの笑顔で喜んでくれました。


もともとホットケーキが大好きな娘ちゃんですが、
自分で作ったホットケーキの味は格別だったようで、
いつもより早いペースでぺろりと完食してしまいました。


娘ちゃんはまだ絵本の世界と現実の世界がちょっと混ざったような
とても羨ましい世界に住んでいます。


そんな娘ちゃんが絵本と同じ体験をできると言うことは
とても嬉しいことのようです。


お手伝いしたがる娘ちゃんを
「危ないから」「面倒だから」「時間がかかるから」と
ついつい台所から遠ざけ気味です。
そんな自分を反省しつつ、またやろうね！！と娘ちゃんと約束したのでした。


こんなに可愛い笑顔で喜んでくれるなら、ママもっと頑張ります。

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