きみと読むものがたり

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三浦太郎　著
対象年齢：０歳〜


この絵本は妊娠中に購入しました。
妊娠中に漠然と、産まれたら絵本をたくさん読んであげたいと思っていたものの
絵本に関してほぼ無知でしたので
困った時のネット頼みで良さそうな絵本を検索しました。
真っ先に検索に引っかかったのがこの絵本です。


胎教として読みはしませんでしたが
産院を退院し我が家に帰宅した時から読んでいます。
とても可愛らしい絵柄で大人も引き寄せられます。
動物が好きな娘ちゃんが特に大好きなアヒルも出てきます


それこそ何百回読んだかわかりません。
２歳になった今でも読んでとせがまれることもあります。
娘ちゃんが大好きなのは最後のくだり。


「ママと〜〜娘ちゃんが〜〜くっついた！！！」

名前を当てはめて読んであげるとそれはそれは喜びます。
１歳を過ぎた頃から、読みながらほっぺたをくっつけるスキンシップも加わえてみました。
とても喜んでくれて、声を上げて笑ってくれるほどです。
うっかりスキンシップ抜きで読もうものなら
娘ちゃんからリテイクをくらいます。


１歳半を過ぎた頃、娘ちゃんも随分とお話が上手になりました。
お風呂に浮かべているアヒルたちのくちばしを
それはそれは上手にくっつけ
「がーがーと、がーがーが　　　　くっついた！！！！」
と一人遊びしているのを目撃した時の感動は忘れられません。

絵本を読み聞かせてた成果を目の当たりにしたといいますか。
なんかね。「ああ。報われた！」って思ったんですよ。

報われる為に育児をしてるわけではないんですが
それでも！
育児って達成感が乏しいじゃないですか。
毎日毎日同じことの繰り返しで
子どもの成長が最大の喜びだとしても
そうは言ってもそうそう成長イベントがあるわけでなしに。

そんな日々の中で、自分が毎日毎日やってきたことが
娘ちゃんの中にしっかりと息づいてると感じれたことは
大げさでなく救いになりました。


この頃からでしょうか。
育児が苦行ではなく楽しいと思えるようになったのは。


子育てって楽しい！面白い！


まさか毎日そんなこと思っているわけではもちろんありません。
娘ちゃんは今まさに第一次成長期（イヤイヤ期）真っ只中。
母娘のバトルが開催され心身ともにへとへとで更に自己嫌悪の嵐に苛まれ
あーーーーもうどっか行っちゃいたい。なんて現実逃避するときもたくさんあります。



それでもこの絵本を見ると
あの新鮮な喜びを思い出させてくれるので
娘ちゃんだけでなく私にとっても特別な１冊なのでした。

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わかやましずこ　著


色鮮やかな絵と軽快な文章
子どもが好きそうな登場虫物たち・・・
とてもシンプルでありながら、子供に無限のワクワクをあげられる絵本です。


こちらはおばあが選んで送ってくれたものでした。
そして白状します。
この絵本をもらって３•••４ヶ月くらい？？
娘ちゃんに読んであげずにしまい込んでいました・・・


なんでこんな最低なことしたかと言いますと
ママは虫が死ぬほど苦手でして•••
情けないことに絵ですらダメなほどの虫嫌いでして•••
もらったはいいものの、絵本に触れなくてしまい込んだのでした。

引きますよね！！
ママも今となっては当時の自分にドン引きです。笑


そんな情けないママがこの絵本を２００回くらい読むことになったきっかけは
図書館での読み聞かせでした。
ボランティアの方が読んでくれたのです。
その時の娘ちゃんの反応の良さといったら！！！

娘ちゃんは絵本を読んでもらっているとき
微動だにせずに食い入るように見ることがほとんどです。
でもこの絵本はページの絵を
触って
掴もうとして
撫でて
とても手が忙しそうにしていました


それを見たママは本当にほんとーーーーに！！！
猛反省しました。


ママが娘ちゃんの興味の範囲を決めつけてはいけない。
ママが苦手なものが必ずしも娘ちゃんも同じだとは限らない。


当たり前のことにようやく気付いたのです。
まあ、それでいきなりどアップの虫の写真（実物は論外）を見れるようになったかというと
全くそんなことはなく、今でも虫は苦手なままなのですが。


こんな可愛らしい絵柄の虫ならば大丈夫だろう！！と意を決しました。
時を同じく、読み聞かせでとても良い絵本に出会った娘ちゃんは
自分の本棚の中にママが出してくれない絵本があることに気づいたのでした。

なんだ、あるじゃん！！！

絵本を見つけた時の娘ちゃんが言いたかった一言はこれに尽きると思います。


その日から娘ちゃんはこの絵本を日に２度や３度では足りないほど
読んでと催促してくるようになるのでした。


２歳を過ぎた今でもよく読んでもらいたがります。
この前は娘ちゃん自ら、絵本内のかたつむりに
かたつむりの歌を歌ってあげていました。


あのまま仕舞い込まなくて本当に良かったです。

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