るのは初めて。東京で250人の感染を確認したほか、愛知で167人、大阪で221人と、それぞれ過去最多となるな
ど東京以外の都市部での増加傾向も顕著となった。また国内で唯一、感染者がいなかった岩手県も、県内初とな
る感染者が2人を確認したと発表した。これで47都道府県全てで感染者が確認された。
緊急事態宣言の解除後に有効な対策が打ち出せない中、国内の感染拡大が止まらない。
国内で唯一「感染者セロ県」だった岩手県で初の感染者が出た。県などのよると、感染したのは盛岡市の40
代男性会社員と、同県宮古市の30代男性。
盛岡の男性は22日に車で関東のキャンプ場に行き県外の友人3人と合流。26日まで同じテントに宿泊し
同日に帰宅。 参加した友人1人にの感染が28日に分かり、よく29日にPCR検査を受けた。
達増拓也知事は29日夜、県庁で緊急記者会見に臨み「感染拡大の防止に全力で取りくみ、正確で迅速な情報
の提供に努める」と語った。県内には「第1号患者」が出た場合の中傷や差別を懸念する声があり、達増氏は
「誰でも感染する可能性がある。県民は引き続き冷静に感染対策に努めてほしい」と訴えた。
大阪府では、221人が感染した。1日に確認された人数の最多記録を2日連続で更新。22日に初めて100人
を超えてから1週間で200人を突破、急増傾向が続く。 府独自の状況判断基準「大阪モデル」は、12日から
警戒を呼び掛ける黄信号の第1階段のある。 今後、重症患者の病床使用率が35%程度となるか、軽症、中等
症用で50%程度に達した場合ハ第2段階に移行。感染症対策を取らない1部施設に休場要請を行う方針だ。
吉村洋文知事は「さらに感染者が増えれば、対策を取っている飲食店などにも営業時間の制限をお願いせざ
るを得ない状況になる」。要請する場合は東京都など他の都市部と同時に実施し、補償の仕組みも整える
べきだとした。近く西村康稔経済再生担当相に提案する意向を示した。
東京都では250人が感染。直近7日間の平均では1日当たり258,1人。29日時点の重症者は前日から1人増え
て22人。250人のうち20代と30代が160人。累計感染者数は1万1816人。飲食店などの営業時間制限につい
て小池百合子知事は「人口の多いところがどう対処していくかは共通の課題だ」と話した。
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