「塩分控えめ」で「カロリー控えめ」の食事が、良い食事の条件と言えます。
塩分の取り過ぎが悪いわけ
厚生労働省が定める1日の食塩摂取量の目標値は、成人男子は9グラム未満、成人女子は7・5グラム未満。 高血圧の人は6グラム未満です。また健康増進法基づいて策定された「健康日本一21(第二次)」が提唱する目標値は8グラム。ここに対して、一般の人は10グラム今日の食塩を摂取すると言われています。
塩の主成分はナトリウム。塩分を摂取すると、体内のナトリウムの濃度が上がります。すると、体はちょうどよいバランスを保とうとして、ナトリウムの濃度を下げるために、血液の量を増やします。その増えた血液を押し出すために、心臓はより強い力でドクンと拍動します。
血管内の容量は決まっているので、増えた血液が強い力で押し出されると、当然、血管の壁に圧力が大きくかかります。これが、「血圧が上がった」状態。食事のために血圧が上がれば、当然、血管はどんどん老化しています。 また、取り過ぎた塩分は血管の細胞細胞にも入り込んでいきます。血管壁の細胞にはナトリウムがたまり、血管は固くなり、やがて動脈硬化を起こします。
私たちの周りには、塩分が多い手ごろな食べ物があふれていて、つい塩分を取り過ぎてしまいがちになります。でも、ごご安心を!!!簡単な秘訣を実践するだけで、必ず、減塩にもカロリーカットにも成功できます。
そもそもカロリーって何?
カロリーオーバーにならないためには @ 食べ過ぎないこと A 高カロリーな甘い物や脂っこいものにきをつけること! と言っても、食事を抜くような過激なダイエットは百害あって一利なし。また、特定の物だけを食べ続けるのもいけません。必要なものだけ、おいしく食べることを心がけてください。
私たちは生きていくうえで、特に運動をしなくても、呼吸をしたり、臓器を動かしたりするために、常に、常にエネルギーを使っています。これを基礎代謝と言います。そして体を動かした分だけ、さらに多くのエネルギーを使います。そのエネルギー源となっているのが食べ物。食べた分のエネルギーを全部使えばよいのですが、使いきれずに余った場合、そのエネルギーは体に脂肪として蓄積されます。この状態が「カロリーオーバー」。簡単に言えば「食べ過ぎ」です。
カロリーオーバーにならないためには、年齢、性別、日常の運動量から、自分に必要な1日分の適正総エネルギー量を知っておく必要があります。
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