多くの人がそう願っているでしょう。すでに定年後の人生を過ごしている人はもちろんですが、中高年になって定年後や高齢になってからの生活を考え始めるようになると、とてもリアルに感じるようです。
っ手元の資料では男性80.98歳、女性87.14歳(平成28年簡易生命表)と日本は世界有数の長寿国となっています。最も、男性の平均寿命が50歳を超えたのが、1947(昭和22年)年のこと。それから60年間で約30歳延びました。多くの人たちに取って「長く生きる」ことは現実になっています。これは素晴らしいことです。
そうは言っても「とにかく長生きさえすればいい」と望む人はいないでしょう。誰もが健康で生き生きとした生活を送りたいと願っています。もちろん私も同じです。
私たちが何歳まで健康な状態でいられるかを表す指標が健康寿命です。すなわち病気やケガ、認知症、寝たきりといった健康上の問題で日常生活が制限されることも介護を受ける必要もなく自理知して生活できる期間を指し、、平均寿命から不健康な状態で過ごした期間を差し引いて算出します。
日本人の健康寿命は、2016年(平成28年)時点で男性が72.14年、女性が74.79年でした。平均寿命との開きが男性は約9年、女性で約12年となります。つまり、平均的な日本人は、健康が損なわれて日常生活に支障が出た状態になってから9年から12年もの期間過ごす、ということになります。
くらいきもちになってしまったでしょうか?
でも、これは「何にも考えず、何の対策もせずに今のままでいれば」という警鐘だと考えてください。健康長寿であれば素晴らしいのですが、もし日健康だったら、、、、、?と、長寿ゆえのリスク、つまり【長生きリスク】を想定しておくことも大切です。
もう一つだけ、皆さんが考えたくない話を上げてしまいますが、近年、貧困に会えず高齢者が右上がりで増え続けています。
生活保護を受ける高齢者世帯は2000年約34万世帯でしたが、2016年の時点では84万世帯、約2.5倍に急増しています。持ち家があっても、まとまった退職金があっても、けんこうをがいしたことがきっかけで生活に困窮してしまうケースが多いようです。このこともまた、できるだけ長い間、大病をしないことがいかに大切であるかを示しています。
でも結論から言えば、健康寿命は伸ばすことは可能です。QOL(生活の質)も長く保つことができます。そのカギになっているのが、『筋肉』です。
中高年女性に多い骨粗しょう症ですが、近年は20代後半から40代にかけての、まだ若い女性でも、骨量が減少し、骨粗しょう症予備群に陥っている人がいます。主な原因は「痩せ願望」のよる過激なダイエットです。
筋肉のついても同じことが言えます。過激なダイエットや運動不足といった生活習慣の乱れから、様々な健康上の問題が今まさに進行中です。
健康寿命を逃すためには、筋肉を意識して鍛えることがとても重要です。特に中高年以降は、生活の質(QOL)も寿命も筋肉次第といっても過言ではありません。<
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