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2020年08月28日

「甘い飲料」は飲まない

無意識のうちに砂糖を摂取してしまいがちなのが、缶コーヒーなど市販の飲料です。
 短時間に大量の砂糖を体に取り込むことになるため、血糖値に対する影響は寛大です。
 今後、口にする飲み物は「水」は「茶」や「コーヒー」の3択を基本とすることをお勧めします。いずれも砂糖は添加しません。

 清涼飲料については可能な限り避けたほうが無難です。 国内における清涼飲料の生産量は、年々増加の一途をたどっていますが、健康管理の目的から「甘味飲料への課税」や「人工甘味料への置き換え」を望む声も多く、その消費に対して警鐘が鳴らされています。
 その中で、砂糖を使用した甘味飲料と100%果汁のジュースと人工甘味料を使用した飲料の3つを使って、発がんとの関係性を調査したグループがありました。結果、砂糖を使用した飲料と100%果汁のジュースで発がん率の上昇がみられた一方で、人工甘味料を使用した飲料では、発がん率の上昇は満たれなかったとのことでした。100%果汁のジュースは健康を促進するイメイジがあるかと思いますが、これによりそのイメイジは完全に崩壊したということです。

 なお、人工甘味料と発がんとの明らかな関係は見られずとも、人工甘味料には町内細菌叢を変化させてしまう別のリスクがあります。いずれにしろ安易に摂取すべきものではない、ということです。

 いくら食べても満腹感も満足感もないのでどんどん食べたくなる人工甘味料が「異性化糖」です。トウモロコシのでんぷんが原料のため「コーンシロップ」とも呼ばれ、原材料の表記に「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」と記されています。精涼飲料水だけでなく、市販のお菓子にも広く使われている、注意が必要な甘味料です。
 砂糖は消化管に入ると「果糖」と「ブドウ糖」という2種の担当に分解され、それぞれのルートで消化されます。ブドウ糖は血液中に流れ出て全身の細胞を巡り、エネルギー産出に使用されるのに対して、果糖は肝臓で代謝されます。このため、果糖は血糖値を上げないばかりか、甘味が強いうえにブドウ糖よりも低カロリーという特性に注意が集まり、健康にもよいというイメイジが浸透していました。
 ブドウ糖は血糖値を上げることで満腹中枢に働きかけて食欲を低下させますが、果糖にはこうした働きがないため、簡単に取り過ぎてしまうリスクがあります。また、その取り過ぎが脂肪肝や大腸がんなどを誘発し、健康資産を損失させる「果糖中毒」を引き起こします。

 諸外国では、こうした甘味料入りの飲料に課税する『砂糖税』が広がりを見せています。2014年に砂糖入り飲料に対して10%の課税を施行したメキシコでは、1年未満のうちに砂糖入り飲料の売り上げが5%減少しました。経済的にめぐまれない家庭では、10%弱の減少を見せました。
 アメリカのカルフォルニア州(バークレー)でも、同じように砂糖入り飲料への課税である【ソーダ税】が2015年に施行されました。その税率はなんと25%と最高レベルです。その結果、法律が施行されてわずか4ヶ月で低所得者が多く住む地域での砂糖入り飲料の販売が21%も減少しました。
 同じように、イギリス、フランス、フィンランド、ハンガリーのおいても同様に砂糖税が施行されています。課税を逃れるために糖度を下げたり、なくしたりする飲料メーカーも出ているようです。
 砂糖税による健康効果は今後の調査で明らかにされるでしょう。
 
日本においては、砂糖入りの清涼飲料は何の制限もなく、野放し状態ですから、買わない、家に置かない、口にしないを三原則とすることをお勧めします。
タグ:甘い飲料
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