2018年08月03日
ランドセルはどうやって選ぶ?おすすめランドセルの選び方!
日本で小学校時代を過ごした人なら誰もが背負っていた「ランドセル」。子供が小学校入学を控え、いざランドセルを選ぼうと思っても、なにを基準に選んだら良いのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで、ランドセルの選び方や価格相場、人気の色をご紹介します。
ランドセルの始まりは?語源は?
ランドセルは日本独自の文化です。「ランドセル」は、オランダ語で「背負いカバン」を意味する「ransel(ランセル)」がなまった言葉で、江戸時代末期に軍用として布製の背負いカバンを輸入したことが始まりだとされています。
その後、明治20年には、現在のような箱型のランドセルに変わりました。当時の内閣総理大臣である伊藤博文が皇太子殿下(大正天皇)の学習院初等科入学のお祝いとして送ったことがきっかけで、日本でランドセルの文化が広まったそうです。
ランドセルを選ぶときのポイントは?
ランドセルは、小学校に入学してから6年間使うものなので、じっくり吟味して選びたいですよね。ランドセルを選ぶ前に、いくつチェックしておきたい項目があるので、お店に行く前に確認しておきましょう。
信頼できるメーカー・店を選ぶ
ランドセルは、様々なメーカーから製造・販売されています。各メーカーによって、ランドセルのデザインや素材に特徴があるので、まずは候補のメーカーやお店をいくつか決めておきましょう。アフターサービスが充実しているかどうかも重視したいポイントです。
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会では、日本国内で縫製が行われて6年間の使用に耐えられる、素材は皮革または人口皮革である、など5つの規格に合致するランドセルに「ランドセル認定証」を付けています(※1)。ランドセル認定証が付いたランドセルを扱うお店を選ぶと安心ですね。
カタログやサイトで情報を得る
メーカーやお店を決めたら、カタログを取り寄せたり、オフィシャルサイトをチェックしたりして、実際にどんなランドセルにするか選んでみましょう。なかには、カタログに革のサンプルを付けてくれるメーカーもありますよ。
購入時期を決める
メーカーによって、販売開始時期が異なります。一般的には、例年6〜7月にかけて、ランドセルの新作が発表されます。
オーダーメイドのランドセルを販売しているメーカーでは、4月頃から注文を受け付けているところも。人気のランドセルは、早めに売り切れてしまうので、こまめにチェックしておきましょう。
お店に行くときは時間に余裕を持つ
実際にお店に行って子供にランドセルを背負わせてみると、思っていたイメージと違った、ほかのデザインの方が気に入った、別のお店も見てみたくなったということもあります。
子供が途中で飽きてしまうこともあるので、お店に行くときは、時間に余裕を持っておきましょう。
ランドセルの選び方は?
では、実際にお店に行ったら、どのようにランドセルを選んだらいいのでしょうか。下記に、ランドセルの選び方をまとめました。
色・デザイン
子供がお気に入りのランドセルを背負って楽しく小学校に通えるように、好きな色やデザインを選ばせてあげることは大切です。冠(かぶせ)の部分に刺繍がほどこされているものや、ベルト部分に差し色が入っているものなど、細部までこだわった個性的なランドセルもたくさんあります。
高学年まで使えるように、飽きのこない色やデザインを選ぶこともポイントです。
素材・重さ
ランドセルには主に天然皮革と人工皮革があり、天然は牛革やコードバン、人工はクラリーノと呼ばれる素材が主流です。天然皮革は長く使うほどなじみ、人工皮革は傷や汚れに強いという利点があります。
最近のランドセルは、昔に比べてどれも軽いですが、素材による重さの違いはあり、天然皮革の牛革・コードバンはおよそ1.2kg、人工皮革のクラリーノはおよそ1.0kgです。
耐久性
ランドセルを何年も使っていると、ベルトや金具の付け根が壊れてくることがあります。修理には時間もお金もかかるので、丈夫なものを選びましょう。
収納力
ランドセルのサイズは、メーカーによって多少異なります。特に、オーダーメイドや特注デザインの場合は、事前に確認しておくと安心です。最近は、A4サイズのプリントやクリアホルダーに対応したランドセルも増えています。
背負いやすさ
どのランドセルも背負いやすさの工夫がされていますが、子供の体型には個人差があるので、実際に背負ってみて、体に合うかどうか確認することが大切なポイントです。
背負ったときに背中とランドセルが密着しているか、肩への負担が少ないかなどをチェックしましょう。
安全性
小学生になると子供だけで登下校するようになるので、安全面を考えて、ランドセルに反射材や防犯ブザーを付ける人も多くいます。ランドセルにそういったアイテムが取り付けやすいかどうか、すぐに取れないかも確認しておきましょう。
ランドセルの色の選び方は?人気カラーは何色?
ランドセルを選ぶときに、まず重視するのは「色」ですよね。ママやパパの時代は、男の子は黒色、女の子は赤色が主流でしたが、最近では、たくさんのバリエーションから選ぶことができます。
なかには、子供の好みの色とママ・パパの好みの色が違って、なかなか決まらないケースも。ここでは、男の子・女の子別に人気のランドセルの色をまとめました(※2)。
男の子向けのランドセルの2017年度人気カラー
1位 黒×ブルー系コンビ(31%)
2位 黒(23%)
3位 ブルーマリン系(12%)
男の子は、ブルー系の流行が強まっているようです。シルバーやゴールドといった、メタリックな色合いも人気です。
女の子向けのランドセルの2017年度人気カラー
1位 チェリー(17%)
2位 チョココンビカラー(14%)
3位 ピンク系(11%)
女の子は、チェリー系や茶色系が人気のようです。ピンク系は女の子らしさが溢れますね。
ランドセルの価格相場は?
ランドセルは高価なものだとわかっていても、実際にどれくらいの価格なのか事前に把握しておきたいですよね。
ランドセルの価格は、メーカーや素材によって様々ですが、最近は3〜5万円台が人気のようです。高級なものだと10万円を超えるものもあります。
予算にあわせて、価格、品質、使いやすさのバランスが揃ったものを選べるといいですね。
ランドセル選びは小学校入学への第一歩
ランドセルを選び始めると、いよいよ小学校に入学するんだなという気持ちが高まりますよね。子供もランドセルを買ってもらうと、小学校生活が楽しみになるはずですよ。
ランドセルは6年間使うものなので、子供とママ・パパが納得できるものをじっくりと選びましょう。事前にしっかり準備をして、満足のいくランドセル選びができるといいですね。
※1 一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセルくらぶ 「ランドセル認定証」
※2 フィットちゃんランドセル公式サイト
ランドセルの始まりは?語源は?
ランドセルは日本独自の文化です。「ランドセル」は、オランダ語で「背負いカバン」を意味する「ransel(ランセル)」がなまった言葉で、江戸時代末期に軍用として布製の背負いカバンを輸入したことが始まりだとされています。
その後、明治20年には、現在のような箱型のランドセルに変わりました。当時の内閣総理大臣である伊藤博文が皇太子殿下(大正天皇)の学習院初等科入学のお祝いとして送ったことがきっかけで、日本でランドセルの文化が広まったそうです。
ランドセルを選ぶときのポイントは?
ランドセルは、小学校に入学してから6年間使うものなので、じっくり吟味して選びたいですよね。ランドセルを選ぶ前に、いくつチェックしておきたい項目があるので、お店に行く前に確認しておきましょう。
信頼できるメーカー・店を選ぶ
ランドセルは、様々なメーカーから製造・販売されています。各メーカーによって、ランドセルのデザインや素材に特徴があるので、まずは候補のメーカーやお店をいくつか決めておきましょう。アフターサービスが充実しているかどうかも重視したいポイントです。
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会では、日本国内で縫製が行われて6年間の使用に耐えられる、素材は皮革または人口皮革である、など5つの規格に合致するランドセルに「ランドセル認定証」を付けています(※1)。ランドセル認定証が付いたランドセルを扱うお店を選ぶと安心ですね。
カタログやサイトで情報を得る
メーカーやお店を決めたら、カタログを取り寄せたり、オフィシャルサイトをチェックしたりして、実際にどんなランドセルにするか選んでみましょう。なかには、カタログに革のサンプルを付けてくれるメーカーもありますよ。
購入時期を決める
メーカーによって、販売開始時期が異なります。一般的には、例年6〜7月にかけて、ランドセルの新作が発表されます。
オーダーメイドのランドセルを販売しているメーカーでは、4月頃から注文を受け付けているところも。人気のランドセルは、早めに売り切れてしまうので、こまめにチェックしておきましょう。
お店に行くときは時間に余裕を持つ
実際にお店に行って子供にランドセルを背負わせてみると、思っていたイメージと違った、ほかのデザインの方が気に入った、別のお店も見てみたくなったということもあります。
子供が途中で飽きてしまうこともあるので、お店に行くときは、時間に余裕を持っておきましょう。
ランドセルの選び方は?
では、実際にお店に行ったら、どのようにランドセルを選んだらいいのでしょうか。下記に、ランドセルの選び方をまとめました。
色・デザイン
子供がお気に入りのランドセルを背負って楽しく小学校に通えるように、好きな色やデザインを選ばせてあげることは大切です。冠(かぶせ)の部分に刺繍がほどこされているものや、ベルト部分に差し色が入っているものなど、細部までこだわった個性的なランドセルもたくさんあります。
高学年まで使えるように、飽きのこない色やデザインを選ぶこともポイントです。
素材・重さ
ランドセルには主に天然皮革と人工皮革があり、天然は牛革やコードバン、人工はクラリーノと呼ばれる素材が主流です。天然皮革は長く使うほどなじみ、人工皮革は傷や汚れに強いという利点があります。
最近のランドセルは、昔に比べてどれも軽いですが、素材による重さの違いはあり、天然皮革の牛革・コードバンはおよそ1.2kg、人工皮革のクラリーノはおよそ1.0kgです。
耐久性
ランドセルを何年も使っていると、ベルトや金具の付け根が壊れてくることがあります。修理には時間もお金もかかるので、丈夫なものを選びましょう。
収納力
ランドセルのサイズは、メーカーによって多少異なります。特に、オーダーメイドや特注デザインの場合は、事前に確認しておくと安心です。最近は、A4サイズのプリントやクリアホルダーに対応したランドセルも増えています。
背負いやすさ
どのランドセルも背負いやすさの工夫がされていますが、子供の体型には個人差があるので、実際に背負ってみて、体に合うかどうか確認することが大切なポイントです。
背負ったときに背中とランドセルが密着しているか、肩への負担が少ないかなどをチェックしましょう。
安全性
小学生になると子供だけで登下校するようになるので、安全面を考えて、ランドセルに反射材や防犯ブザーを付ける人も多くいます。ランドセルにそういったアイテムが取り付けやすいかどうか、すぐに取れないかも確認しておきましょう。
ランドセルの色の選び方は?人気カラーは何色?
ランドセルを選ぶときに、まず重視するのは「色」ですよね。ママやパパの時代は、男の子は黒色、女の子は赤色が主流でしたが、最近では、たくさんのバリエーションから選ぶことができます。
なかには、子供の好みの色とママ・パパの好みの色が違って、なかなか決まらないケースも。ここでは、男の子・女の子別に人気のランドセルの色をまとめました(※2)。
男の子向けのランドセルの2017年度人気カラー
1位 黒×ブルー系コンビ(31%)
2位 黒(23%)
3位 ブルーマリン系(12%)
男の子は、ブルー系の流行が強まっているようです。シルバーやゴールドといった、メタリックな色合いも人気です。
女の子向けのランドセルの2017年度人気カラー
1位 チェリー(17%)
2位 チョココンビカラー(14%)
3位 ピンク系(11%)
女の子は、チェリー系や茶色系が人気のようです。ピンク系は女の子らしさが溢れますね。
ランドセルの価格相場は?
ランドセルは高価なものだとわかっていても、実際にどれくらいの価格なのか事前に把握しておきたいですよね。
ランドセルの価格は、メーカーや素材によって様々ですが、最近は3〜5万円台が人気のようです。高級なものだと10万円を超えるものもあります。
予算にあわせて、価格、品質、使いやすさのバランスが揃ったものを選べるといいですね。
ランドセル選びは小学校入学への第一歩
ランドセルを選び始めると、いよいよ小学校に入学するんだなという気持ちが高まりますよね。子供もランドセルを買ってもらうと、小学校生活が楽しみになるはずですよ。
ランドセルは6年間使うものなので、子供とママ・パパが納得できるものをじっくりと選びましょう。事前にしっかり準備をして、満足のいくランドセル選びができるといいですね。
※1 一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセルくらぶ 「ランドセル認定証」
※2 フィットちゃんランドセル公式サイト
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