2014年08月16日
自動車オークション世界最高値で落札…フェラーリのクラシックカー、そのお値段は?
おはようございます。
ecarです。
今日は
【自動車オークション世界最高値で落札】
をお届けします。
自動車オークション世界最高値で落札…フェラーリのクラシックカー、そのお値段は?
イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。
同社のクラシックカーが、
自動車のオークション史上最高値の39億円で落札された。
これは8月14日、
米国カリフォルニア州で開催された
「モンテレー・カー・ウイーク」
での出来事。
「ボナムズ」
主催のオークションに、
1962年式フェラーリ
『250GTO』
が出品されている。
フェラーリ250GTOは、
1962‐1963年、
わずか39台のみが生産されたフェラーリの名車中の名車といわれるモデル。
3.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、
最大出力302psを発生し、
最高速280km/hを誇った。
250GTOは、
FIA GT世界選手権で1962 - 64年、
3年連続優勝を収め、
1963年のルマン24時間耐久レースでは、
総合2位に入賞。
このモータースポーツでの栄光が、
250GTOの名車としての価値を高めている。
今回、
オークションに出品された1台は、
シャシーナンバー「3851GT」。
1962年9月、
19台目の250GTOとして製造された。
クラシックフェラーリの中でも、
とくに希少価値の高いとされる同車の価格は、
瞬く間に上昇。
そして最終的に、
3811万5000ドル(約39億円)で落札された。
この価格は、
2013年に英国で開催されたオークションに出品された
1954年式メルセデスベンツ『W196 R F1』の
2965万ドル(約30億円)を上回り、
自動車のオークション史上最高値を記録している。
栗きんとん・栗柿敬老の日セット
創業百余年の老舗が作る完全手作りの栗きんとんです♪
これがW196Rです。
1954年より活動をレース再開したメルセデスベンツはエンジンが2,5リッターに移行する
1954年からの参戦を目指してF1マシンの開発に着手しました。
これがW196Rです。
RはRennwagen (レーシングカー)の頭文字です。
これと同時に基本コンポーネントを共有するスポーツカーを
並行開発してスポーツカー世界選手権に投入することも計画していました。
こちらはW196Sと名付けられましたが一般的には300SLRの名で知られています。
開発が遅れたため、
W196Rのデビューは1954年の第4戦フランスGPとなりました。
しかし、
完成度は高く予選で1-2位を獲得し、
決勝でもデビューレースをワンツーフィニッシュで飾りました。
この優勝により1950年のF1開始以来続いていたアルファロメオ、
フェラーリ・マセラティによるイタリア車のれん使用がストップすることになりました。
この年は6戦出走してファンジオが4勝を挙げています。
デビュー戦のフランスGP、
ランス公道コースに登場したW196Rはシャーシとタイヤをすっぽりと覆う
滑らかな流線型ボディ(ストリームライん)をまとっていた。
このため W196ストリームライナーとも呼ばれています。
空気抵抗を減らすための物でしたがF1は非常に特異なスタイリングでした。
しかし、
大柄なボディはコーナーの見切りが悪くドライビングしにくいという
欠点があったため第3戦のドイツGPにはオープンホイールのW196を投入しました。
これがW196モノポストと呼ばれるモデルです。
以降はオープンホイールが主戦となり、
ストリームライナーは高速サーキット専用となりました。
M196エンジンは直列4気筒を縦に2基並べて中央から駆動力を取り出す方式で、
垂直方向から53度寝かせてシャーシに搭載された。
ドライブシャフトはコクピットの左側を通り、
ドライバーの着座位置を下げることで低重心化と空気抵抗の削減が見込めた。
これらは戦前のW154で成功した手法の応用でした。
バルブ制御にはコイルスプリング式に代わり、
カムで強制的に開閉するデスモドロミック方式を採用し、
給排気の効率化とエンジンの高回転化を図った。
ほかにも航空機エンジンの技術を応用したボッシュの燃料直噴装置を使用した直噴システム、
ローラーベアリングを使用したクランクシャフトの軸受けなど
当時としては例のない高度なメカニズムが満載でした。
CMCから以前発売された1955年モデルには
ボンネット右上に吸気用のバルジが追加され低真下が、
1954年型にはありません。
その代わりウィンドスクリーン前にエアスクープが付いています・
本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
ecar
ecarです。
今日は
【自動車オークション世界最高値で落札】
をお届けします。
自動車オークション世界最高値で落札…フェラーリのクラシックカー、そのお値段は?
イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。
同社のクラシックカーが、
自動車のオークション史上最高値の39億円で落札された。
これは8月14日、
米国カリフォルニア州で開催された
「モンテレー・カー・ウイーク」
での出来事。
「ボナムズ」
主催のオークションに、
1962年式フェラーリ
『250GTO』
が出品されている。
フェラーリ250GTOは、
1962‐1963年、
わずか39台のみが生産されたフェラーリの名車中の名車といわれるモデル。
3.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、
最大出力302psを発生し、
最高速280km/hを誇った。
250GTOは、
FIA GT世界選手権で1962 - 64年、
3年連続優勝を収め、
1963年のルマン24時間耐久レースでは、
総合2位に入賞。
このモータースポーツでの栄光が、
250GTOの名車としての価値を高めている。
今回、
オークションに出品された1台は、
シャシーナンバー「3851GT」。
1962年9月、
19台目の250GTOとして製造された。
クラシックフェラーリの中でも、
とくに希少価値の高いとされる同車の価格は、
瞬く間に上昇。
そして最終的に、
3811万5000ドル(約39億円)で落札された。
この価格は、
2013年に英国で開催されたオークションに出品された
1954年式メルセデスベンツ『W196 R F1』の
2965万ドル(約30億円)を上回り、
自動車のオークション史上最高値を記録している。
栗きんとん・栗柿敬老の日セット
創業百余年の老舗が作る完全手作りの栗きんとんです♪
これがW196Rです。
1954年より活動をレース再開したメルセデスベンツはエンジンが2,5リッターに移行する
1954年からの参戦を目指してF1マシンの開発に着手しました。
これがW196Rです。
RはRennwagen (レーシングカー)の頭文字です。
これと同時に基本コンポーネントを共有するスポーツカーを
並行開発してスポーツカー世界選手権に投入することも計画していました。
こちらはW196Sと名付けられましたが一般的には300SLRの名で知られています。
開発が遅れたため、
W196Rのデビューは1954年の第4戦フランスGPとなりました。
しかし、
完成度は高く予選で1-2位を獲得し、
決勝でもデビューレースをワンツーフィニッシュで飾りました。
この優勝により1950年のF1開始以来続いていたアルファロメオ、
フェラーリ・マセラティによるイタリア車のれん使用がストップすることになりました。
この年は6戦出走してファンジオが4勝を挙げています。
デビュー戦のフランスGP、
ランス公道コースに登場したW196Rはシャーシとタイヤをすっぽりと覆う
滑らかな流線型ボディ(ストリームライん)をまとっていた。
このため W196ストリームライナーとも呼ばれています。
空気抵抗を減らすための物でしたがF1は非常に特異なスタイリングでした。
しかし、
大柄なボディはコーナーの見切りが悪くドライビングしにくいという
欠点があったため第3戦のドイツGPにはオープンホイールのW196を投入しました。
これがW196モノポストと呼ばれるモデルです。
以降はオープンホイールが主戦となり、
ストリームライナーは高速サーキット専用となりました。
M196エンジンは直列4気筒を縦に2基並べて中央から駆動力を取り出す方式で、
垂直方向から53度寝かせてシャーシに搭載された。
ドライブシャフトはコクピットの左側を通り、
ドライバーの着座位置を下げることで低重心化と空気抵抗の削減が見込めた。
これらは戦前のW154で成功した手法の応用でした。
バルブ制御にはコイルスプリング式に代わり、
カムで強制的に開閉するデスモドロミック方式を採用し、
給排気の効率化とエンジンの高回転化を図った。
ほかにも航空機エンジンの技術を応用したボッシュの燃料直噴装置を使用した直噴システム、
ローラーベアリングを使用したクランクシャフトの軸受けなど
当時としては例のない高度なメカニズムが満載でした。
CMCから以前発売された1955年モデルには
ボンネット右上に吸気用のバルジが追加され低真下が、
1954年型にはありません。
その代わりウィンドスクリーン前にエアスクープが付いています・
本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
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