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2014年08月16日

2020年東京五輪のトライアスロン会場

おはようございます。
ecarです。

今日は

【2020年東京五輪のトライアスロン会場を東京・台場から他地域に移すことが検討されている】

をお届けします。



帰宅困難者問題を聞く記者に「ずーっと同じ質問じゃないですか」「まずは私の視察に付いてきて」
2014.8.16 12:00 (1/8ページ)

記者の質問に答える東京都の舛添要一知事=15日、都庁
 
東京都の舛添要一知事は8月15日の定例会見で、2020年東京五輪のトライアスロン会場を東京・台場から他地域に移すことが検討されていることに地元から移設撤回の要望が出ていることについて問われ、改めて会場上空の航空管制と海の水質汚濁の問題があることを指摘。「この二つの問題を解決しないとできないでしょ、誰が考えても」と撤回には改善策が必要との見方を示した。また、都内での市民団体のアンケートでホームレスの約4割が若者などから襲撃を受けた経験があるとの調査結果が出たことには「決してやってはいけないこと」とした上で、「できれば一日も早くホームレスから脱却を」と生活の改善を求めた。会見の詳報は以下の通り。
 【冒頭発言】
 「猛暑日が続きまして熱中症になる方が多くなっていますので、今日は注意喚起をさせていただきます。今年の23区内の熱中症による死亡者数は7月は15人、うち60歳以上の高齢者は12人、8月1日から14日までは18人、うち高齢者は17人となっております。熱中症を予防するには、暑さを避けることと水分補給は大切であります。熱中症は外にいるときだけなく、室内にいるときも注意が必要であります。継続して同じ部屋にいると、室温の上昇に気付きにくくなりますので、特にご注意いただきたいと思います。高齢者の方や体の具合が悪い方は我慢せずにエアコンを使って室温や湿度の調整をしていただきたいと思います。また、のどが渇く前に、こまめに水分補給をしていただきたいと思います。さらに外出時は直射日光を避け、涼しい服装で出かけてほしいと思います。不要な外出は避けるなど、十分な熱中症対策を取られるようお願い致します」



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【質疑応答】
 −−市民団体の調査で、襲撃された経験があるホームレスが4割いて、若者に襲われた人が多い。都はどういった対応を取るのか
 「誰に対しても暴力というのは決してやってはいけないことだと思いますし、特にホームレスの方々ってのは、ある意味弱い立場の方々に対して暴力をふるうというのは決してやってはいけないと思います。特に若い人たちが加害者になるというのは、これは教育現場の問題でもありますので、教育の現場でも、今までもずっと都の教育委員会を中心にやってきていますが、しっかりと徹底してやりたいと思います。それと、まあいろんな事情があってホームレスになられたんだと思いますけど、できれば一日も早くホームレスから脱却していただきたいということで、都の方は、それぞれの区と一緒になって定期的な巡回活動をして、聞き取りをしたり一時的な宿泊場所の提供とかいろんなことをやっていますので、今後ともこれを継続的にやっていきたいというふうに思っております。今申し上げましたように、直接声をおかけして、例えば新宿、(都庁)隣の中央公園なんかもブルーテントがありますけど、そういうところに直接行って声を掛け、「どうですか」と状況を聞いて、例えば「こういう仕事を探されたらどうですか」と、「こういうところがありますよ」ということをですね、都の職業紹介場所として(ハローワーク)飯田橋のようなところを紹介したり、そういうことをやりたいと思っています。それからやはり、人権週間とかイベントにおいて、こういう啓発活動をやっていきたいと思っています。非常にこういう暴力っていうのは何か陰湿な感じがするし、決してあってはならないので全力を挙げてこういうことがないように、都としてもこれまでもやってきましたが、継続的にやっていきたいと思っています」



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−−トライアスロンの競技会場見直しについて、地元から計画通り東京・台場地区での開催を求めて要望書が知事宛に提出されたが目を通したか
 「まだ私自身のところには届いていません。事務方のところで止まっているのでしょうけども、私の所には届いていません」
 −−要望書を読んだとして、どのような検討をしていきたいと思っているか
 「都民の税金を使って行う以上、都民が納得するものじゃないといけませんよと。じゃあどういうことになれば納得しますかというと、よく駒沢公園の例を挙げるんですけども、50年後もレガシー(遺産)として、「東京オリンピックをやってくれたので、こんなにスポーツを楽しめていいなあ」と、そういう形で残さなければなりませんと。そうならないことが分かっていれば、それは見直した方がいいですよと。それから東北の復興もありますから、人材も機材も高騰しております。そういう中で、うなぎ上りで、天井知らずでコストをかけていいんですか、だから既存の競技場があって、そこを改修して使えるというならそうした方がいいでしょう。もちろん招致のときにはいろいろありますけども、この前申し上げた航空管制の話は、あなたがおっしゃったんですかね、すでに16年(2016年五輪招致)のときから分かっていた話だとおっしゃったようですけど、私の情報だと分かっていなかったようです。



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ですから従って、分かっていたら、そこできないと分かってて手を上げないはずなんですけど、わかりやすい例で言ってトライアスロンで、大腸菌の問題と航空管制の問題ありますねと、私はその既存の施設を壊すためにというか、既存の…既存というか失礼しました、もういっぺん言い方を変えます。すでに招致計画で決まっているところがだめだとか、これをよそに移したいということで言っているわけではなくて、必要な情報はできるだけオープンで、みんなで考えた方がよろしいということですから、秘密主義じゃなくて、私も知らなかったんだから、(上空を)飛行機が飛ぶ、それ危ないねと、じゃあそれどうするんですかと言った方がいいでしょう。都民が考えるために。大腸菌うようよというなら、それは汚い海でやるより、きれいな海でやる方がいいに決まっているので、それは言っただけですよ。それを勘案して分かりましたと、じゃあ(会場上空の管制対象空域で)空撮はしませんっていえば問題ないじゃない、飛行機。大腸菌については、それは全力を挙げて、まだ6年ありますから、きれいな海にしますといったらそこでやれるじゃないですか。だけどもわかりやすい例で2つ言ったんです。この2つの問題を解決しないとできないでしょ、誰が考えても。私がそれが分かった段階で、ずっと半年も1年も黙っていてやるよりは、私は自分が分かったら皆さん方に知らせて、みんなで考えましょうと、そういう立場で、そのために視察しているわけですから、そのために外国の方々と直接お会いして情報を得ているわけですから。



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だから招致段階で分からなかったというのは、それは反省せんといかんですねえと。しかし、例えば機材が高騰するとかいう招致段階では分からなかったこともたくさんあると思いますよ。だからそれは招致の段階のことが全て間違っているとは申し上げませんけれども、新しい情報があって、新しい条件が出てくれば、それは皆さんにお知らせして、しっかりと考えてもらった方がいいということですから、まあ私は要望書を見ていないので何のコメントもできませんですけれども、今の私の質問にきちんとお答えできていれば読む価値あると思います」
 −−帰宅困難者問題について。避難場所の一番最適な場所として今考えられるのは(新宿の)超高層ビル街と考えているが、知事は緊急に避難場所として確保するべきだとの認識があるのか
 「あの、いつものご質問なんですけど、私の方からまずお願いしたいことは、私の視察に付いてきてくれませんか。何度も帰宅困難者問題が扱われるところに行ってますよ。あなたは新宿にしか興味がないのかもしれませんけども、東京全体のことを考えてくれませんか。日本橋のときに(あなたに視察に行くことを)知らせてないんですか、知らせてるでしょう。他の記者の方もみんな来るわけですよ。何で日本橋に私が見に行ったとき、付いてこないんですか。そこで全部言っているじゃないですか。日本橋のコレド(商業施設)のあの地下を見てきてください。見たことありますか。あなたが言っていることを全部言っていますよ。ですからあの地下のスペースを全部使って、備蓄もちゃんとやって、ちゃんとやっている民間もあるんです。ですから記者の皆さんも見てきてるでしょ。見てきてどうだったと分かっている。何度も言っているでしょ。だから私は行動する知事なんですから、記者も行動してくださいよ。全然動かないで、ずーっと同じ質問じゃないですか。



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−−はい、…(何か言おうとする)
 「ちょっと待って、ちょっと待って、最後まで言わせてくださいよ。何で古屋(圭司)大臣(防災担当相)と私がこの問題をやったときに、あなたは付いてこないんですか。そこでやったじゃないですか。じゃあ帰宅困難者の問題、聞きますよ、今度は。新宿の高層ビル、あなたがビルのオーナーだったときにOKしますか(帰宅困難者を受け入れますか)。OKしたら困る問題は何かありますか
 −−私がもしオーナーであれば、必要なことだと思って(ビルを)開放します
 「それぐらいの答えしかできないってのは、東京都知事が防災対策を担当する国の大臣と協定を結んだんですよ、知っていますか、記事に書きましたか、それを。だから今日は(質問には)答えません。そのときの古屋大臣と私の協定の中に答えが書いてありますから。それを読んで、それから質問してください」
 −−(開放した施設内で避難者がけがをした場合、施設側に責任を問わない)免責のことなんでしょうか
 「そういうことも含めて全部読みましたか、読みましたか。協定を結んでますよ。何で来ないんですか。だからそれはね、私は記者っていうのはね、自分の足で歩いて、自分でちゃんと取材をしてやるものなんですよ。他の方みんな来てますよ、炎天下であったって。だからそれは記者のABC(基本)だと思いますよ。私もジャーナリストやっていましたので、全部どんな危険なところでも行きましたよ。そして自分の目で見て判断して、大本営発表と違うものをきちんと報告しましたよ。ですから前から私が申し上げているんで、私がお願いしていることを一つでもやってくださいよ。その上でご質問ください」



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−−はい、それならばですね、この東京のですね、一番乗降客の多い新宿駅ですね、360万人といわれています。ここの場所においての避難場所というものは、どういう風に考えればいいのでしょうか
 「ですから、そういうことを含めて全体的な計画を防災計画の中に立てているわけですよ。民間の方々のご協力を得なければなりません。備蓄だって各企業どれぐらいやっていますか。こちらだって補助をしていますよ。だけど備蓄の食料だって定期的に新しいものに替えないとならない。誰がコストを払うんですか。6分の5まで(費用を)都が出してやっていますよ、そういうこと。しかしそれでもやらないって方がおられる。だからさっき言った免責のことを法律化しようとしてやっているわけです。だからね、今日はここで止めてください。そして次回以降、できれば、いろいろなご予定もあると思いますけども、(視察や面談の)テーマを見れば分かりますよ、明確に分かりますよ。あなたが一番興味を持って聞いている、ずーっと質問している内容について、古屋防災担当大臣と都知事が会うというときに、何で付いてきて取材をしないんですか、知らせてないなら別ですよ。私はね、たまにはあなた方にこういうことを言ってもいいと思いますよ。私もそのジャーナリストをやりましたから、ジャーナリズムの現場がどうなっているかということを申し上げたいと思います。今日はもうそこまでで終わります」



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−−どういうふうにこの新宿においてはですね、その避難場所っていうのは確保される見通しになっているのか
 「だからまずは私の視察に付いてきてください。一度でも付いてきてください。一度も付いてきていません、あなたは。一回付いてきてください。現場を見てください、一緒に。で、考えましょう。いいですか、それでやりましょう。そうしないと他の方もまだ質問したいと思いますけども。よくそういうことをお互いにメディアの方も努力していただかないといけない。持論を言うのは結構ですよ。そのあなたの理論で何もかもいくなら結構だけども、いろんな問題があるから、その問題を現場に行って、暑くても何でも行ってみているんだから。ほかの記者さん全部来ていますよ。そのことだけ申し上げまして、ちょっと酷でも今日は打ち切ります」



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar
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