2014年08月03日
キムタク「HERO」の命運は?「第3話≒平均視聴率」の法則
キムタク「HERO」の命運は?「第3話≒平均視聴率」の法則
SMAP木村拓哉主演のドラマ『HERO』
(フジテレビ系、月曜21時〜)
第2話の視聴率は19.0%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)
と発表されました。
第1話の26.5%から7.5%の下落です。
「今の時代なら合格点」
という意見もあれば、
「1話で早くも飽きられたか」
という声もあります。
どちらが正しいかは、
来週でほぼ判明するといって良いでしょう。
“ドラマは第3話の数字がすべてを決める”のです。
なぜなら、
“第3話のパーセンテージ≒ドラマの平均視聴率”
というデータが存在するからです。
今年4月〜6月期の連続ドラマ平均視聴率ベスト3を例に挙げてみましょう
(※平均視聴率は、小数点第2位以下は四捨五入。以下同)。
第3話 平均視聴率
1位 『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系) 15.4% 16.1%
2位 『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系) 13.7% 14.5%
3位 『続・最後から二番目の恋』 (フジテレビ系) 12.2% 12.9%
2つを比べると、
0.7〜0.8%の差しかありません。
最近のフジテレビ月9ドラマを見てみましょう。
第3話 平均視聴率
2014年4月〜6月期 『極悪がんぼ』 9.1% 10%
2014年1月〜3月期 『失恋ショコラティエ』 13.3% 12.3%
2013年10月〜12月期『海の上の診療所』 11.4% 11.3%
2013年7月〜9月期 『SUMMER NUDE』 10.8% 12.7%
『SUMMER NUDE』 は1.5%と若干、
差が開きましたが、
それ以外は1%以下に留まっています。
もちろん、
例外もあり、
2%以上離れるドラマもなかにはあります。
また、
『半沢直樹』(TBS系)や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
(テレビ朝日系)のように1話から2話にかけて数字を上げたドラマは、
“第3話≒平均視聴率”の関係性は崩れます。
しかし、
今回の『HERO』のように2話で視聴率を落としたドラマには
“第3話≒平均視聴率”
の法則が当てはまる傾向にあります。
昨年、
木村拓哉の主演ドラマ『安堂ロイド』は3話13.2%、
平均視聴率12.8%でした。
『HERO』の
第3話が20%台に乗れば、
今回も大ヒットになる可能性が高まります。
一方で、
もし15%を割るようなことがあれば、
4話以降の逆襲は厳しくなるでしょう。
なるほど、
そんな法則もありますか。
キムタク『HERO』「第4話は視聴率下落、
最終話は24%前後」予想の理由とは
SMAP木村拓哉主演のドラマ『HERO』
(フジテレビ系、月曜21時〜)
第3話の視聴率は20.5%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)
でした。
第1話26.5%から第2話19.0%と下落し、
第3話は再び20.5%と大台に乗せました。
過去の例に照らし合わせれば、
この回復で『HERO』はヒットする可能性が高まりました。
それほど、
第3話は重要なのです。
今年4月〜6月期、
話題のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、
『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)は、
ともに1話から2話にかけて数字を下げましたが、
2話から3話にかけて上げています。
その結果、
クールの平均視聴率で1位、2位を獲得しました。
2つのドラマとも、
今回の『HERO』と同じく、
大ヒットを期待されていました。
『ルーズヴェルト・ゲーム』は池井戸潤原作で、
日曜21時台の放送。
つまり、
『半沢直樹』と同じ条件だったため、
役者陣や制作スタッフは相当なプレッシャーを抱えていたことでしょう。
それにもかかわらず、
第1話14.1%のあとに、
第2話11.8%と1ケタも見えてしまうほどの視聴率を記録してしまいます。
しかし、
第3話で13.7%と盛り返しました。
その後も、
安定した数字を残し、
最終回で17.6%と全話で最高の数字を出します。
平均視聴率は14.5%で、
大ヒットとはならなかったものの、
及第点と言えるでしょう。
『花咲舞が黙ってない』も池井戸潤原作で、
NHK連続小説『ごちそうさん』で数字を残した杏が主演し、
「ヒットして当たり前」の空気が漂っていました。
第1話17.2%のあと、
第2話で14.7%と視聴率を落としましたが、
第3話で15.4%と回復。
最終回は、
同ドラマ最高となる18.3%でフィニッシュし、
平均視聴率は16.1%になりました。
昨年10月〜12月期には、
『半沢直樹』を終えたばかりの堺雅人主演の
『リーガルハイ』(フジテレビ系)が放送。
第1話21.2%の後、
第2話16.8%となり、
4.4%も下がりました。
しかし、
第3話で18.5%と逆襲を果たし、
クール2位となる平均視聴率18.4%と結果を残しました。
最終回は18.9%と初回に次ぐ数字でした。
いずれも、
今回の『HERO』と同じく、
第3話で持ち直し、
上下動を繰り返しながら、
最終回で高視聴率をマークしています。
『HERO』第3話前日、
SMAP司会の『27時間テレビ』が放送されたことも、
数字を押し上げる要因になったでしょう。
そのため、
通常の連ドラ第3話と『HERO』第3話の視聴率は、
性質が違うという見方もあります。
しかし、
どんな条件下であれ、
3話連続で19%以上獲得したドラマが急激に落ち込むことは考えづらいと言えます。
ただし、
4話は、
若干数字が落ちるでしょう。
なぜなら、
日本テレビが『うわっ!ダマされた大賞2014夏3時間SP』を、
TBSが石井ふく子プロデューサーの
『ドラマ特別企画 居酒屋もへじ3〜嵐の恋〜』
を同時間帯にぶつけてくるからです。
『ダマされた大賞』
は昨年12月29日放送分で18.3%、
『居酒屋もへじ』
は昨年8月5日放送分で13.5%を獲得しています。
いずれも、
前番組から5%以上も上昇させており、
『ダマされた大賞』
『居酒屋もへじ』
自体が数字を持っている証拠です。
今後、
『HERO』の視聴率は、
第3話の20.5%を基準に、
若干の上げ下げを繰り返しながら、
最終回で初回に次ぐ数字(24%前後)を残すと思われます。
ecar
SMAP木村拓哉主演のドラマ『HERO』
(フジテレビ系、月曜21時〜)
第2話の視聴率は19.0%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)
と発表されました。
第1話の26.5%から7.5%の下落です。
「今の時代なら合格点」
という意見もあれば、
「1話で早くも飽きられたか」
という声もあります。
どちらが正しいかは、
来週でほぼ判明するといって良いでしょう。
“ドラマは第3話の数字がすべてを決める”のです。
なぜなら、
“第3話のパーセンテージ≒ドラマの平均視聴率”
というデータが存在するからです。
今年4月〜6月期の連続ドラマ平均視聴率ベスト3を例に挙げてみましょう
(※平均視聴率は、小数点第2位以下は四捨五入。以下同)。
第3話 平均視聴率
1位 『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系) 15.4% 16.1%
2位 『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系) 13.7% 14.5%
3位 『続・最後から二番目の恋』 (フジテレビ系) 12.2% 12.9%
2つを比べると、
0.7〜0.8%の差しかありません。
最近のフジテレビ月9ドラマを見てみましょう。
第3話 平均視聴率
2014年4月〜6月期 『極悪がんぼ』 9.1% 10%
2014年1月〜3月期 『失恋ショコラティエ』 13.3% 12.3%
2013年10月〜12月期『海の上の診療所』 11.4% 11.3%
2013年7月〜9月期 『SUMMER NUDE』 10.8% 12.7%
『SUMMER NUDE』 は1.5%と若干、
差が開きましたが、
それ以外は1%以下に留まっています。
もちろん、
例外もあり、
2%以上離れるドラマもなかにはあります。
また、
『半沢直樹』(TBS系)や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
(テレビ朝日系)のように1話から2話にかけて数字を上げたドラマは、
“第3話≒平均視聴率”の関係性は崩れます。
しかし、
今回の『HERO』のように2話で視聴率を落としたドラマには
“第3話≒平均視聴率”
の法則が当てはまる傾向にあります。
昨年、
木村拓哉の主演ドラマ『安堂ロイド』は3話13.2%、
平均視聴率12.8%でした。
『HERO』の
第3話が20%台に乗れば、
今回も大ヒットになる可能性が高まります。
一方で、
もし15%を割るようなことがあれば、
4話以降の逆襲は厳しくなるでしょう。
なるほど、
そんな法則もありますか。
キムタク『HERO』「第4話は視聴率下落、
最終話は24%前後」予想の理由とは
SMAP木村拓哉主演のドラマ『HERO』
(フジテレビ系、月曜21時〜)
第3話の視聴率は20.5%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)
でした。
第1話26.5%から第2話19.0%と下落し、
第3話は再び20.5%と大台に乗せました。
過去の例に照らし合わせれば、
この回復で『HERO』はヒットする可能性が高まりました。
それほど、
第3話は重要なのです。
今年4月〜6月期、
話題のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、
『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)は、
ともに1話から2話にかけて数字を下げましたが、
2話から3話にかけて上げています。
その結果、
クールの平均視聴率で1位、2位を獲得しました。
2つのドラマとも、
今回の『HERO』と同じく、
大ヒットを期待されていました。
『ルーズヴェルト・ゲーム』は池井戸潤原作で、
日曜21時台の放送。
つまり、
『半沢直樹』と同じ条件だったため、
役者陣や制作スタッフは相当なプレッシャーを抱えていたことでしょう。
それにもかかわらず、
第1話14.1%のあとに、
第2話11.8%と1ケタも見えてしまうほどの視聴率を記録してしまいます。
しかし、
第3話で13.7%と盛り返しました。
その後も、
安定した数字を残し、
最終回で17.6%と全話で最高の数字を出します。
平均視聴率は14.5%で、
大ヒットとはならなかったものの、
及第点と言えるでしょう。
『花咲舞が黙ってない』も池井戸潤原作で、
NHK連続小説『ごちそうさん』で数字を残した杏が主演し、
「ヒットして当たり前」の空気が漂っていました。
第1話17.2%のあと、
第2話で14.7%と視聴率を落としましたが、
第3話で15.4%と回復。
最終回は、
同ドラマ最高となる18.3%でフィニッシュし、
平均視聴率は16.1%になりました。
昨年10月〜12月期には、
『半沢直樹』を終えたばかりの堺雅人主演の
『リーガルハイ』(フジテレビ系)が放送。
第1話21.2%の後、
第2話16.8%となり、
4.4%も下がりました。
しかし、
第3話で18.5%と逆襲を果たし、
クール2位となる平均視聴率18.4%と結果を残しました。
最終回は18.9%と初回に次ぐ数字でした。
いずれも、
今回の『HERO』と同じく、
第3話で持ち直し、
上下動を繰り返しながら、
最終回で高視聴率をマークしています。
『HERO』第3話前日、
SMAP司会の『27時間テレビ』が放送されたことも、
数字を押し上げる要因になったでしょう。
そのため、
通常の連ドラ第3話と『HERO』第3話の視聴率は、
性質が違うという見方もあります。
しかし、
どんな条件下であれ、
3話連続で19%以上獲得したドラマが急激に落ち込むことは考えづらいと言えます。
ただし、
4話は、
若干数字が落ちるでしょう。
なぜなら、
日本テレビが『うわっ!ダマされた大賞2014夏3時間SP』を、
TBSが石井ふく子プロデューサーの
『ドラマ特別企画 居酒屋もへじ3〜嵐の恋〜』
を同時間帯にぶつけてくるからです。
『ダマされた大賞』
は昨年12月29日放送分で18.3%、
『居酒屋もへじ』
は昨年8月5日放送分で13.5%を獲得しています。
いずれも、
前番組から5%以上も上昇させており、
『ダマされた大賞』
『居酒屋もへじ』
自体が数字を持っている証拠です。
今後、
『HERO』の視聴率は、
第3話の20.5%を基準に、
若干の上げ下げを繰り返しながら、
最終回で初回に次ぐ数字(24%前後)を残すと思われます。
ecar
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