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2014年09月15日

デング熱、10分で判定、千葉市のベンチャー、検査キット開発

おはようございます、ecarです。
今日は【デング熱、10分で判定、千葉市のベンチャー、検査キット開発】 をお届けします。



デング熱10分で判定千葉市のベンチャー、
検査をキット開発しました。
国内でデング熱の感染が拡大するなか、
短時間で感染を判定できる検査キットを医療機具開発のベンチャー企業
「バイオメディカル研究所」(千葉市中央区、宮崎功社長)が開発しました。
来春の販売予定だが、
このところの感染拡大で問い合わせが急増しています。
宮崎社長は
「迅速な検査で感染拡大を防ぐことができる」
と自信をみせています。



デング熱、
住民に動揺広がる



同研究所は2011年1月、
検査キットなど体外診断薬の開発や販売を行うベンチャー企業として設立。
デング熱など熱帯病研究の専門家である宮崎社長自ら、
千葉大学と共同で検査器具の開発を行っています。

 

開発に成功したデング熱判定検査キット
「RapiDeng Ag(ラピデング・エージー)」は、
長さ約10センチの細長い検査紙に抗体を埋め込んだ、
妊娠検査薬などと同じ
「イムノクロマト方式」を採用し、
患者の血液を数滴垂らすと、
陽性の場合約10分ほどで赤いラインが表示されます。
精度はおよそ90%と高いということです。

 

現在、
デング熱の判定検査の主流は、
ウイルスの遺伝子を抽出するPCR方式。
精度はほぼ100%だが、
結果が出るまで数日かかるうえ、
費用も約1万円と高額です。
宮崎社長は
「検査結果が出るころには回復している人が多い。
すぐ結果が出れば、
蚊帳をかけるなど感染拡大を防ぐ対策が取れる」
と指摘しています。

 

また、
病名を正確に把握することは、
患者への適切な処置にもつながるという。
デング熱には、
アスピリン系解熱剤など症状を悪化させる禁忌薬がある。
国内患者数は2〜3人とごく少ないが、
蚊が媒介する熱帯病
「チクングニア熱」
「ZIKA」は、
40度近い高熱と全身痛などの主症状がデング熱と酷似するそうです。

 

価格は1台約千円を予定。
来春にも病院、
保健所などへ発売を開始する予定で準備を進めているが、
このところの国内での感染拡大を受け、
関係機関から問い合わせが急増しているということです。

 

宮崎社長は
「迅速かつ正確な検査を基に正しい治療法を行うことが、
デング熱の感染拡大を防ぐ第一歩」
と話しています。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
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