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2014年08月31日

エボラ出血熱 「Zmapp」 の投与を受けたリベリア人医師と助手が30日に退院した

はようございます。
ecarです。

今日は

【エボラ出血熱 未承認薬投与の2人が退院】

をお届けします。



未承認薬投与の2人が退院、
早期の治療が奏功か 
リベリア

リベリア北部ボインジャマ(CNN) 世界保健機関(WHO)によると、
エボラ出血熱に感染して実験段階の治療薬
「Zmapp」
の投与を受けたリベリア人医師と助手が30日に退院した。



2人はリベリアの治療センターに入院していた。
関係者らは、
早期の治療が功を奏したとの見方を示している。



WHOによると、
退院にはリベリアの大統領が立ち会った。
2人はともに職場に復帰する意思を示しているという。



Zmappは、
米企業がエボラ出血熱の治療薬として開発している未承認の薬。
最初に投与された米国人の医師ら2人は回復した。
リベリアでは医療従事者3人が投与を受けたが、
このうち医師1人は24日に死亡していた。



エボラ出血熱の感染は同国とギニア、
シエラレオネ、
ナイジェリアの西アフリカ4カ国に加え、
新たにセネガルにも拡大している。



WHOによると、
今回の流行では疑い例も含めた感染者が3069人に上った。
このうち4割以上は過去3週間に発生している。



開発中のエボラ出血熱の新治療薬
「ZMapp(ジーマップ)」
について、
開発元の米医薬品会社マップ・バイオファーマシューティカルやカナダ公衆衛生局の研究所などのチームがアカゲザルに投与した実験結果を論文にまとめ、
30日、
英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
投与した18匹が全て回復し、
ウイルス感染から5日後の遅い時期に投与され始めたサルも回復した。
 


ジーマップは西アフリカで感染した医師らに投与され、
回復した例もあったが、
症例が少ないため治療効果がはっきりしない。
エボラ熱には有効な治療薬やワクチンがなく感染拡大が深刻化しており、
研究チームは、
まず安全性を確認する臨床試験を早急に行うことを提言している。 
 


ジーマップは、
がんや関節リウマチ、
感染症などに近年使われるようになった
「抗体医薬品」
の一種。
人体の免疫細胞は病原体を特徴付ける抗原たんぱく質に対し、
抗体たんぱく質を生み出して結合させ、
働きを妨げたり別の免疫細胞に退治させたりする。
このため、
この抗体自体が治療薬になる。
 


かつて旧ザイール
(現コンゴ)
で流行したエボラ熱のウイルス株で抗体医薬品の開発が進められており、
ジーマップはその中から最も有効な3種類の抗体を組み合わせたもの。
遺伝子操作実験によく使われるタバコ類植物を利用し、
これらの抗体を生産した。
現在流行中のウイルス株も、
結合対象の抗原に変異はないため、
有効性は変わらないと考えられるという。



世界保健機関(WHO)は28日、
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染拡大を食い止めるためのロードマップ(行程表)を発表した。
WHOはこの中で、
感染者数が、
現在把握されている数の7倍に近い2万人を超える可能性を警告、
収束には今後6〜9カ月かかるとの見通しを示した。

 

WHOが同日発表したまとめ(26日現在)によると、
疑い例を含むエボラ熱の感染者数は
▽ギニア▽リベリア
▽シエラレオネ▽ナイジェリア−−の4カ国で計3000人を超え、
3069人となった。
死者数は1552人に達した。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、
「ごきげんよう!さようなら」

ecar
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