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2014年08月05日

入管「顔認証」実験スタート 20年東京五輪に向け 成田空港など

入管「顔認証」実験スタート
20年東京五輪に向け
成田空港など
 


2020年の東京五輪に向けて出入国審査の迅速化を図ろうと、
法務省入国管理局は4日、
「顔認証」技術を使った審査の実証実験を、
成田、
羽田両空港で開始した。
9月5日までに約2万5000人のデータを集め、
年内にも実際に導入が可能かどうか結論を出す方針。
 


入管は12年にも出入国審査の顔認証実験を行ったが、
必要な成果が得られず、
導入を断念した。
しかし、
この2年間で顔認証技術が急速に進歩し、
東京五輪の開催も決まったことから、
再び実験を行うことにした。
 


前回の実験は、
既に導入済みの
「自動化ゲート」
利用登録者が対象だったが、
今回は06年から発行されている
「IC旅券」
を持つ日本人なら誰でも参加できる。
パスポートの顔写真を読み取らせてその場で撮影した画像と照合し、
本人かどうかを確認する。





ネットで顔写真を大量収集
認証システム開発で
米NSA



米紙ニューヨーク・タイムズは1日付の紙面で、
米国家安全保障局(NSA)が、
テロリストなどの追跡を容易にできるよう
インターネット上で大量の顔写真を集め、
顔認証システムの開発を進めていると報じた。
NSAの機密文書などを基に伝えた。


 
NSAは電子メールやソーシャルメディア、
テレビ電話会議などの傍受を通じて大量の画像を蓄積。
NSAの情報監視活動を暴露した
スノーデン元職員から入手した2011年の内部文書によると、
NSAは1日当たり数百万の画像を傍受し、
このうち約5万5000枚は顔認証向けに使える画像が含まれていた。
集めた顔写真の人数は不明だが、
大半は米国人以外の写真だった可能性があるという。





顔認証、精度99.7%
世界一のソフト発売
NEC



NECは22日、
米国立研究所の競技会で世界一の精度を記録した
プログラムを採用したパソコン向け顔認証ソフト
「ネオフェイス・モニター」
を発売した。
本人認証率99.7%を誇る。
当面は機密情報や個人情報を扱う官公庁や企業に販売するが、
将来は個人向けにも提供したい考えだ。
 


認証ソフトは、
パソコン利用時の本人確認に使用される。
正面のカメラで動画を撮影して、
「鼻の穴のカーブ」など特徴が出やすい点を抽出し、
事前に登録した顔と照合する。
認証は1秒以内に終わる。
顔の痩せや太り、
加齢など経年変化にも対応する。
 


パソコン使用中はカメラで本人確認を続け、
席を離れたり、
顔の登録のない人がのぞき込んだりすると自動的にロックが掛かる。

ecar
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