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2014年08月04日

未来の乗り物と考えられていた空飛ぶクルマやホバーボード

未来の乗り物と考えられていた空飛ぶクルマやホバーボードが、
ここ数年の間に実際に誕生し、
話題になり始めている。
今回は、
資金調達サイトKickstarterを使って実機の製作を目指しているホバーバイクをご紹介しよう。



このホバーバイクは、
英ロンドンを活動拠点とするニュージーランド出身のクリス・マロイ氏が設計したもので、
実はプロトタイプが製作されたのは3年前。
オートバイとヘリコプターとを組み合わせたような形をしており、
前後についたローターが水平回転することで揚力を得ている。
以前のプロトタイプでは、
2つのローターとBMW製の1170cc水平対向エンジンを搭載していたが、
設計を見直し、
新バージョンではローターを4つにするという。



販売モデルの生産に至るまで、
道のりはまだまだ険しそうだが、
現在は構想した新デザインで、
電気モーターを搭載する1/3サイズのスケール・モデルを製作し、
リモート操作によるテストを実施している。
見直した設計が技術的に問題ないことを証明し、
販売に乗り出したということだ。
フルサイズのホバーバイクも早く見てみたいが、
このテスト用モデルもかなりクールな出来映え。
マロイ氏は、
このサイズで成功することがフルサイズ製作時の資金調達につながると考えているという。
それでは早速、
1/3サイズのホバークラフトが活躍する様子をビデオでチェックしてみよう。
併せて、Kickstarterの紹介ページもどうぞ。



純粋に「チキチキバンバン」や「007」、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
などに登場する空飛ぶ自動車に憧れる人、
そして交通渋滞に巻き込まれた時に
「空を飛べれば渋滞なんて関係ないのに」
と愚痴りながらハンドルを握った経験を持つ人も多いだろう。
その夢が部分的ではあるが、
かないそうな自動車がどうやら来年末から発売されそうだ。
【Mail Online】によると、
約12万7000ポンド
(米ドルで19万4000ドル、1700万円ほど)
のお値段になるとのこと。



この「空飛ぶ自動車」、
【Terrafugia社】社の
「The Transition」
という名前の車両で、
見た目は空母艦載機のような格好をした飛行機。
自動車として走行する時には羽を折りたたみ、
車輪で走行。
飛行機として飛ぶ時には羽を広げて後部に装備してあるプロペラで飛ぶ。
航続距離は760マイル(740キロ)、
巡航飛行速度は時速約184キロメートル。
大きさは翼を広げた状態で幅が27.5フィート(8.4メートル)、
長さが19フィート(5.8メートル)。
動力はRotax912Sという100馬力・4サイクルエンジン。
通常は翼を折りたたみ、
自動車の車庫にしまっておくことができる。
操縦そのものはハンドルと操縦桿の2系統方式。
後者は自動車として運転する時には邪魔になるのでしまっておけるとのこと。
また運転席から各種ボタン操作などで翼の伸縮が可能だが、
パイロットの免許証を持ってないと当然のことながら飛ぶ事はできない。



残念ながら世間一般にイメージされる
「空飛ぶ自動車」
のように垂直離陸が出来るわけではなく、
The Transitionでは短いながらも滑走路を必要とする。また、
天候不順の時には空を飛ばないようにとも指摘されている。
動画のシーンを見てもらえればお分かりだと思うが、
公式サイトによればこの機体、
元々は
「スポーツ用の軽飛行機が道路も走れるように」
というコンセプトで作られたもので、
「空を飛ぶ自動車」
というよりは
「道路も走れる飛行機」
が考え方としては近いようだ。
だから利用のメインベースは道路ではなく空中と飛行場で、
「乗ったまま自宅まで帰れます」
というのがセールスポイントらしい。
なお現在公式サイトでは1万ドル(90万円)で予約も受け付けている。
冒頭で触れた映画に出てくる
「空飛ぶ自動車」
のように、



「渋滞してるな……

じゃあここから空を飛んで進むか」



との捨て台詞を吐いて、
その場で変形して垂直離陸し、
大空を舞うといった曲芸は残念ながら出来ない。
しかし少なくとも
「空を飛ぶ自動車」
という夢の実現は、
曲がりなりにも果たされそうである。
日本では車検が通りそうにもないので運用は難しいだろうが(笑)。





金融危機がもたらした「飛行機の墓場」



「100年に一度」とすら表現されている昨今の金融危機
(「金融工学危機」)
はさまざまな方面で需要の縮小を招いている。
ローン会社や銀行はローン設定を厳しくし、
貸しはがしは各所で行われ、
消費者は消費を抑えるようになる。
当然、
娯楽に費やされるお金は激減し、
欧米であっても旅客機が使われる機会は少なくなる。
ただでさえ燃料費が不安定な状態であるのに、
航空会社にとってはこの上お客まで減ってしまったのではたまったものではない。
経営体質を守りモードに突入させ、
嵐が過ぎ去るのを待つしかない。
拡張路線などもってのほか。
このような状況だから、
旅客機においても新規機体の発注キャンセルやリースの
注文待ちで待機しているジェット機の増加傾向が見られるという。
そのような航空業界の現状を如実に表している写真が
【Mail Online】
に掲載されていた。
原タイトルにいわく
「金融危機が原因で予算削減に追い込まれた航空会社による、
使われなくなった飛行機たちの墓場」。
まるで子どもが捨て散らかしたおもちゃのようだ、
という表現も使われているが、
言い得て妙な気もする。



旅客機は全部で26機。
未使用のものもあれば新品同様のものもある。
9月に経営が立ち行かなくなり閉鎖されてしまったXL航空の
イギリス部門の旅客機にはいまだに「XL」の名前が描かれており、
物悲しさを演出。
これらの機体は誰かに買い取られるか、
あるいはスクラップにされるまでこの場でその姿をさらし続けることになる。
もったいなくもあるが、
仕方がない。



実際にGoogleMapで該当する場所を表示。
撮影時間が異なるので同じ情景ではないが、
似たような機体を複数見つけることができる。
ここは半世紀以上もの歴史を持つ航空機のメンテナンス企業
【ATC Lasham】
の整備飛行工場。
他にもかつてはスコットランド方面ではメジャーだった
Futura International Airways社
(9月に破たん)
の機体も見える。
残りの機体のうち11機もまた、
「金融危機」の被害者(被害飛行機?)ともいえる。
なぜならそれらの機体はリース会社の所有で、
現在新しい貸し先を探している最中だというのだ。
しかし航空会社はどこもかしこも不景気で、
さらに借りてもお客を埋めることはできず、
新たな機体をリースで借りる余裕すらないのこと。
結局駅前のタクシー広場でお客を待つタクシーの行列が出来るがごとく、
注文待ちのリース会社の機体がずらりと並ぶことになる。



元記事にある、機体の説明一覧……
なのだが、
拡大しても文字が潰れているため判別は難しい
元記事にはほとんどの機体の解説があるが、
拡大しても文字がつぶれているものが多く、
解読は難しい。
ただ、
上記のXL航空の機体がボーイング737-900で1機あたり5600万ポンド(86億円)、
そのすぐそばにある緑色の期待はS7 Airlinesという
ロシア最大の国際航空会社のボーイング737型機で1機35万ポンド(54億円)など、
有名どころの会社の所有だった機体が並ぶ。
中には会社のマークすら見えない737型機もちらほらと見受けられる。
すでに買い取り先が現れてカラーリングをしなおしている最中なのか、
それとも建造途中で発注元がキャンセル、
あるいは破たんして引き受け先がなくなった機体なのかは分からない。



冒頭の説明以外に
【新規航空機、発注キャンセル インド航空各社 信用収縮影響(FUji Sankei Business i)】
でも伝えられているように、
需要の縮小に伴い世界中の航空会社で機体のキャンセルやミニサイズ化が続いている。
さらに仮に大型機の購入を検討しても、
金融危機によって金融信用が極端に縮小しているため、
大型機を買い受けるような巨額の資金調達が事実上困難なのも、
ジャンボジェット機へのニーズ縮小の一因
(現金で一括払いが出来れば話は別だが、
それが可能な財務状態の航空会社は皆無)。
【ANAが三菱重工の国産ジェット機MRJの25機購入正式決定】
でも触れているが、
景気が本格的に回復するまでは、
中型機で燃費が極めてよい機体に人気が集まり、
燃料を浪費する大型機は敬遠される傾向にある。
今後ATCの待機所に置かれる機体の数は増えるだろうし、
ATC以外にも世界各地で似たような情景を見つけることになるに違いない。

ecar
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