「あの日」から始まりました
僕の大切な人の話ですが、それは酷い酷い肩こりに悩まされていた時期がありました。僕は整形外科医でありながら、というか、だからこそ、肩こりには特効薬がないというのは知っていました。
しかし、わらにもすがる気持ちで、「肩こりを治す」という本や教材を片っ端から購入して試しました。残念ながら、一時的には良いモノもありましたが、長い目で見ると変わらない・・・
そうこうしているうちに、実はもっと大きな病気が隠されていたということが、もっと大きなツラい症状とともに明らかになったのです。自分が医師でありながら、大切な人の本質的な、根本的な問題に気づけなかった。このときほど自分を責めたことはありません。
そして、自分を責めると同時に、
「舐めている・・・」と怒りを覚えたのは
この「肩こりを治す」と謳う教材はPDFファイルをダウンロードして、あとは読んでくださいというものでした。実際、そういう教材が多いと思います。それらは文字数換算すると一般の書籍の半分もないことも少なくないんです。そんなものにどれだけの価値があるのでしょうか?
もしくは、「このエクササイズさえやれば大丈夫!」と、医学的に理にかなっていない内容のDVDを送りつけてくる講座も問題です。人それぞれ病態が違うにもかかわらず、その安易な手法で人を救えると思っているのは、医学を舐めているからに他なりません。怒りすら覚えます。
そういったものを購入して、しっかり学び、実践したにも関わらず、改善しない・・・
「ああ、自分には合わなかったかな」
なんて、お人好しなんでしょう。と思っちゃいます。
そういう人は・・・
僕は好きです。
そういう人こそ救いたい!
だから、医師がしっかりと医学的に理にかなった講座を開講する必要があるんです。
他の現役医師がどうして講座で教えないのか?
でも、他の現役医師はこういう講座を開講しません。
整体師さんとか接骨院の先生とか、医師以外の職種の人が出すことが多いです。
そういった先生方を批判するつもりはありませんが、やはり、医師ではないという点は押さえておくべきです。彼らには医療処置はもちろん、診断(病名の確定)すら許されていない時点でベースにある知識と経験において、大きな差があります。
(しかし、その分、医師よりも徒手療法として丁寧に時間をかけて手当てをしてくれたりして、その治療自体の恩恵を受ける人はもちろんたくさんいらっしゃると思います。)
医師がオンライン講座や通信講座、教材を出すということがほとんどない、その理由はそういったもので伝えられることには限界があると考えているからでしょう。もしくは、単に時間がない、熱意がないだけかもしれません。
そして、結局、受診してもらって、注射したり手術するしか方法はないと思っています。
僕も少し前までそう思ってきましたし、だからこそ、本当に遠方からも患者さんがいらっしゃるくらいに質の高い治療、手術などをしてきた自負があります。
しかし・・・
病院での診療には思いっきり限界がある
しかし、それでも満足いく改善に至らない人も時におられます。さらに、他の医師の治療を受けて、満足せずに僕の外来に来られる人は後を絶ちません。
受診してもらって、注射や手術をする。この重要性、効果の高さは否定しませんが、同時に、病院で1人の患者さんにかけられる時間はかなり少ないです。
しっかり、肩について指導することも、治療について指導することも、不十分になっていることは僕自身、日々痛感しています。そういう意味で、いくら名医でも、病院の診療には大きな限界があると言えます。
それは実際にデータでも表れています。
患者さんも不満なんですよね。特に診療時間。
そして、質が良い治療をする評判の医師になればなるほど、逆にこの診療時間は短くなるというジレンマがあります。僕自身、ありがたいことに年々患者さんが増えておりますが、年々、診療時間は短くなっていっています。
だからこそ、医学の難しさ、身体の精巧さ、精密さを日々実感している肩の専門医である僕が動画を中心としたオンライン講座で伝えられる限界を越えてやる!と意気込みました。
病院に何回も通うことなく、自宅で治療習慣を作り上げることで、肩の痛みと動きの悪さを根本改善することができる講座を創り上げる!と熱意と時間をかけて完成したのがこの講座です。
KATA【オンライン肩治療講座】限定価格
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