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2014年04月24日

日本の最高成功者?長友特集ヽ(・∀・)ノ

「日の丸を背負ってキャプテンでプレーするっていうのは、誰がやっても誇りに思うし、感動するだろうし。キャプテンマークを巻くか巻かないかは別にして、チームを引っ張る気持ちは常に持っているので、それを強く出していければと思います。この試合を本当のワールドカップ(W杯)だと思って戦いたいです」

 日本時間2日早朝に行われたセリエA第26節のローマ戦でスコアレスドロー劇を演じた1日後。長友佑都は日本に戻り、2014年ブラジルW杯イヤー初戦となる5日のニュージーランド戦に向け、自分自身を鼓舞していた。ザックジャパン不動のキャプテン・長谷部誠が目下、右ヒザ負傷で長期離脱しており、6月の本大会に間に合うかどうかも定かではない。これまで長谷部が出場しない時はチーム最年長の遠藤保仁がゲームキャプテンを務めていた。昨年12月22日に行われたミランとのミラノダービー途中にインテルで初めて主将を任され、2月2日のユベントスとのイタリアダービーでもキャプテンマークを担ったことで、長友の中では「自らが新たなリーダーになる」という強い意欲が芽生えていた。

 迎えた試合当日。雨上がりの聖地・国立競技場のピッチに、左腕に黄色のキャプテンマークを巻いた背番号5が現れた。

「もちろん長谷部さんがいれば長谷部さんですけど、今回に関しては、僕が監督と遠藤さんと川島(永嗣)さんに『キャプテンをやらせてほしい』と言いました」と本人も打ち明けたように、彼は直訴する形で、現国立競技場改修前最後の代表戦という歴史的一戦のゲームキャプテンに名乗りを上げた。世界トップをともに目指して戦ってきた同い年の盟友・本田圭佑には、あらかじめその意思を伝えていたという。

「佑都から直接、僕にも話はあったんですけど、佑都にはそういう自覚が数年前からあった。ピッチ上だけじゃなくて、食事会場や他の選手と話してるときにもそういうコメントが多くなってきてますから。彼自身もそれ(キャプテンマーク)を巻いて責任を背負うことで、何か違う景色を見たいんじゃないかな。もっと伸びようとしてるんじゃないですかね」と本田は長友の熱い胸の内を代弁した。


次回記事へ続く・・・
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