2020年08月15日
かにめし
おしゃまんべ
長万部。
みんな、読めるかな。
おしゃまんべ。
北海道の地名は、馴染みのない人には読めないものが多い。
その多くが、アイヌの地名に漢字を当てはめたものだからだ。
例えば、長万部は、アイヌ語で「オ・シャマム・ぺツ(川尻が横になっている川)」からきているとされている。
札幌もそうだ。
乾いた大きな川を意味する、「サッ・ポロ・ペツ」 からきていると言われている。
他にも、稚内(冷たい飲み水の川を意味するヤム・ワッカ・ナイ)や、
釧路(温泉水を意味するクスリ)、留辺蘂(通り道を意味するルベシベ)、
神居古潭(神の住む場所のカムイコタン)など色々ある。
今日は、札幌から南へ約170km、道南の長万部町に行ってきた。
人口約5,000人の小さな町だ。
この町には母方のお墓があり、年に一度必ずこの時期お参りに来ている。
今年はコロナの影響でどうしようか迷ったが、誰にも合わずお墓参りだけして帰るなら問題ないだろうということでやってきた。
日頃の行いが良いからか、眩しいくらいの良い天気で、
助手席のカミさんは袖のところまでくる長い手袋をはめて、
首にマフラー(マフラーではないらしい)を巻いている。
日焼けしないためらしい。
女子は大変だ。
本日のルート
札幌から、おれの小樽(by石原裕次郎)を通って、余市町(ニッカウヰスキー発祥の地)を進む。
小樽は言うまでもなく、ノスタルジックでお洒落な街。
余市町にはニッカウヰスキー余市蒸留所があり、
ブラックニッカでハイボールでも飲みたかったが、
「またいつでも来られる」と自分に言い聞かせて素通りする。
ここまでだって十分過ぎるくらいのドライブコースだけど、今日はさらに南へ進む。
ドライブのお供
BGMはカミさん推しのBTS。
最近ファンクラブに入会し、会員番号は530,000台らしい。(どうでもいい。)
ちょうどお昼に長万部に着き、まずはお墓をお参りして、ご先祖様に感謝の祈りを捧げる。
私が今ここにいるのはご先祖様がいたからだ。
「お守りいただいて、健康に楽しく幸せに過ごしています。いつもありがとうございます。」
と、祈りを捧げる。
時間はもう13時を回っていて、私もカミさんもお腹がすいていた。
かにめし本舗かなや
長万部に来たら必ず寄るお店がある。
かにめし本舗かなや。
長万部名物のかにめしを販売しているお店だ。
駅弁の全国大会で優勝したこともある、かにめし。
これが、旨い。
ダイエット中のカミさんは、平日ご飯はたべられない。
ごめんね、一人だけ食べて。
えっ?
今日は特別?
今日は特別にご飯を食べるらしい。
なにしろ今日食べないと次の「かにめし」は一年後だ。
そうだよね。
二人で食べた方が美味しいに決まっている。
今日は特別な日ということで、二人で美味しくいただいた。
やっぱり、旨い。
幸せだ。
これも、ご先祖様のおかげだ。
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