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たやすそ
札幌に住む、アル中気味のおっさんです。
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2020年08月25日

ドンキーコング

呑気症





amy-reed-XB5E4D-Ipco-unsplash.jpg




呑気症(どんきしょう)ですね。」



ドンキーコングがこっちに向かって樽を投げてくる様子を思い浮かべながら私は先生の話を聞いていた。



二ヶ月に一度、高血圧症の薬をもらいに病院に通っている。



最近胸が苦しくなることがあって、その症状を先生に相談した時に返ってきた答えが、最初に書いた「呑気症」だ。



呑気症とは、大量の空気を飲み込むことにより、胃や食道、腸に空気が溜まり引き起こされる症状だという。



ゲップ、腹部膨満感、ガス、胸焼け、上腹部痛などの症状がみられる。



食べたり、飲んだりする時に、私は普通ではない量の空気を取り込んでいるらしい。



胸が苦しくなるのは、胃に溜まった空気が膨らんでゲップとしても出せなくなっている時の症状だ。



「特に心配することもないので、ストレスを溜めないようにしてリラックスして生活してください。」と、先生。



長い在宅勤務でストレスフリーの生活を送っているが、生活環境が変わったことで気付かないストレスを抱えているのかもしれない。



食べたり・飲んだり、食事の時は気をつけよう。



線路




言われてみると、胃の膨満感がある。



ゲップが出なくて苦しくなる時がある。



腸にガスが溜まっている感じがある。



口から取り込んだ空気は、胃を通ってどんんどん進み、発酵しながら腸に向かう。



食べたものも消化されているから、私の腸の中はDB(大便)とガスが交互に進んでいく。



私の腸は地図の記号でいうと線路のように、白・黒・白・黒・・・、



つまりガス・DB・ガス・DB・・・と詰まっていくのだ。



直腸まできてもかわらずガス・DB・ガス・DB・・・。



発酵によりガスの危険度は高まっている。



朝、何度もトイレに行くことが普通で、気にもしていなかったが、



考えてみれば一度DBとガスを出しても、また時間差でDBとガスが降りてきて、



出すとまた次のが降りてきて・・・、と繰り返していたのである。



最大限に発酵したガスは、破裂しそうなほど腸の中でパンパンになっていて、



肛門付近にセットされたDBを外に出すために爆発するのだ。



危険




Bom!!



放たれた弾(DB)は、便器に静かに溜まっている水面を勢いよく直撃し、



飛び散った水滴が容赦無く私のおしりのほっぺ辺りに跳ね返ってくるのである。



冷たっ。



5〜10分後に次の弾が肛門付近にセットされ、また同じ流れを毎朝何度も繰り返すのだ。



空気は、生きるために最小限とれたらいい。



必要以上にとるものではない。
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