SPEED PLAY（スピードプレイ）インプレ: ダウンチューブにヒトメボレ

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2016年03月02日

SPEED PLAY（スピードプレイ）インプレ

シマノSPD→シマノSPD-SLときて、スピードプレイに落ち着いて早1年
5000キロほど使ってみたインプレです

あまり知られていないスピードプレイですが・・・え？本当にしらないｗｗ？

それはエンジョイプレイｗｗｗ

スピードプレイは欧州のプロチームでも積極的に採用されているビンディングペダルの最高峰！
と言っても過言ではないペダルです

そんなスピードプレイを1年使い続けてきたマトメです。

■メリットその1
かかとの振り幅調整が大きい
これをフローディングと言います

各社のビンディングペダルも調整は可能ですが、その差は歴然ですｗｗ
シマノ　赤色0度　青色2度　黄色6度
ルック　黒色0度　灰色4.5度　赤色9度
タイム　10度
スピードプレイ　15度ｗｗｗｗｗ

このフローデイングの違いは膝の故障につながってきますね

長距離回していると、膝の前後や左右が痛くなったりする人いませんか？

実は欧米人の膝と言うのは割とまっすぐなんですが、
日本人とかアジア人はどちらかに曲がってたりする人が多いんだとか

ビンディングは足とペダルを固定するわけなので、膝が曲がっていたりすると
痛みが出やすいそうです。

そんな時に、踵を左右に逃がすことで膝への負担を和らげてくれます
スピードプレイはその可動範囲が15度とかなり大きく調整できます

これは最大のメリットですね

■メリットその2
ダイレクト感がハンパねぇ！！

SPD→SL→スピードプレイと変えてきたトトサマですが、初めてのライド時に
びっくりした位ですｗｗ

パワー伝達においてかなりダイレクト感があります。

シューズの踏み面からペダルの中心までの厚さをスタックハイトと言います
シマノやルック、タイムのハイエンドモデルでも13ミリ前後なのに対して
スピードプレイは11.5ミリｗｗｗ
スピードプレイ専用のシューズだと8.5ミリｗｗｗ

これがどういう感覚かと言うと、親指の第二関節辺りから直接クランクが付いてる感じです。
つまりクランクとの一体感（ダイレクト感）が凄いわけですｗｗ

またクリートとペダルの接地面積が大きいので、パワーの伝達しやすさにも貢献しています。

■メリットその3
超軽いｗｗｗｗ

ロードバイクにおいて軽さは正義ですｗｗ

大切な事なのでもう一度言いますｗｗ

軽さは正義ｗｗｗ

はい。以下の違いです

シマノ　デュラエースPD9000　ペア248g　2万円くらい
ルック　KEOブレード2cr(チタン)　ペア180g　3万5000円くらい
>スピードプレイゼロ(チタン)　ペア164g　4万円くらい
スピードプレイナノグラムゼロ　ペア126g　7万円くらい

圧倒的な軽さｗｗ

もう何も言えないレベルですｗｗ

ですが。。。。
その反面デメリットもあります

■デメリットその1
高い！！！

ペダル自体も高いんですが、クリートも高価です。
しかもカバーも高い！！

シマノ　2000円くらい
ルック　2000円くらい
タイム　2200円くらい
スピードプレイ　5500円くらいｗｗ

そりゃ、財布から諭吉が飛んでいくわけです
ただ、通称コーヒーカップと呼ばれているカバーを付ければ、クリートそのものが削れることは無く
カバー自体も1年そこらでは大丈夫ですね

■デメリットその2
定期的なメンテナンスが必要

グリスアップというやつです

高機能であるからにはやはりデリケートな一面もありますので
定期的なグリスの注入が必要になります

この辺のメンテナンスが面倒な方には向かないかも

目安としては3000～5000キロといった所でしょうか

■デメリットその3
歩きにくい！！！いや歩けない！！！と言うか立ってるのも苦ｗｗｗ

クリートだけなら平気でしょうけど、カバーを付けるとそれなりの厚みになるので
常に踵立ちをしているような姿勢になり、30分も立ってると脛が痛くなりますｗｗ

まぁ、ビンディングシューズで歩くこともないので良いのだけど
ショップとかに行くときは考え物ですね

ツルッとすべるしｗｗ

と、デメリットも書きましたがそれを考慮したとしても
使って損は無いです！！

というか使わないのがもったいないｗｗ

そう思うくらいのペダルが

SPEED PLAYなのです