今年の4/29は、大きな値動きが発生しました。
なんとドル円が一気に160円を突破して、
介入?が入って154円台まで落ちて…
こういった大きな値動きが発生すると、
しばらくは大きな値動きが継続することもあります。
そんな時には果たしてEAを稼働させたほうがいいのか?
というのは皆さん気になるところでしょう。
EA開発者の私としましては、
どういったEAを稼働させるか?稼働を停止させるか?
そういったアイデアを持ち合わせていますので、
今回はそれを解説していきたいと思います。
まず始めにザックリ結論を申し上げますと、
・TP、SL決済が多いEA
・2008年リーマンショック時のバックテストがないEA
・過去の介入と状況が異なる時は全て停止しておく
などのアイデアがあります。
TP、SL決済が多いEAは、
合う相場環境と合わない相場環境がハッキリしがちです。
これは様々なボラティリティの相場環境があるという事で、
例えば10pipsのTPで通用する相場と通用しない相場があるという事です。
EA開発をしていると分かるのですが、
TPを3pipsにしてもキレイな右肩下がりになるロジックも普通にたくさんあります。
このように、
様々なボラティリティがある中で、
テクニカルロジックでもなく、
ほとんどの決済がTP、SLで行われていると、
合う相場環境と合わない相場環境がハッキリしがちです。
次に、
2008年リーマンショック時のバックテストがないEA、
これも注意が必要と思います。
リーマンショックの時期には、
非常に大きな値動きが発生しました。
その時にEAの調子がどうだったか?
というのは気になるところであり、
でもそのデータがないと分かりません。
もしかしたら、
「都合が悪くて掲載できない」
という事も考えられます。
こういったEAは不安になるので、
私なら使いたいとは思えないです。
また、
過去の介入と状況が異なる時は全て停止しておく、
というアイデアもあると思います。
大きなところでは、
「ドル買い介入」なのか「円買い介入」なのか。
複数行の銀行が一斉に介入するのか、
一行ずつ時間差で介入していくのか。
朝方に介入するのか、
仲値前後で介入するのか、
欧米時間で介入するのか。
一気に3円以上落とすのか、
ジワジワと落としていくのか。
断固たる措置を取ると言って介入するのか、
コメントを差し控えながら介入するのか。
介入にも色々なパターンはあると思います。
それら様々なパターンにおいて
どのような値動きになったか?というのを
分析して頭に入れておくのも大切かも知れません。
それでは!
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